作品情報/キャスト
リー・イートン、シュー・カイ共演・唐の建国に貢献した大将軍の息子と刺繍職人の娘が陰謀や権力闘争に巻き込まれながら成長していく人間ドラマ
平穏に包まれる唐建国後、時の大将軍・盛驍靖の長男、盛楚慕は母親から溺愛されて育ち長安城界隈では有名な放蕩息子でした。遠征先で偶然に出会った商人の娘で才色兼備の傅柔と出会い自分に振り向かせるため改心し文武両道男になろうと修行に出る。傳柔も裁縫の才を認められ後宮に登用されるが権力闘争や陰謀に巻き込まれていく
全55話で紹介
ネタバレ感想/大唐流流
第28話/片想い
陸琪が意識不明の重体で戻ってきたので傳音はため息をつきながら看病します。少し目を離して戻ると陸漢星が息の根を止めようとしていたので何をしているんだと声をかけ「卑劣な仕打ちと玲瓏の死は忘れない。静養の邪魔だから消えて」と言い放ちます。
陸漢星は婚姻の準備が進んでいると知り陸琪があんな状態の時に結婚は出来ないと訴えるが慶事で厄払いしてくれと陸雲戟に言われてしまいます。
厳子方に救われた傳柔だが軟禁され帰らせてもらえず困惑します。ずっと閉じ込めておくつもりかと訴えると「陰謀に満ちた宮廷に戻りたいとは心変わりしたんだな」と言われます。
これまでの想いをぶつけられた傳柔は許嫁とされたのは10歳の時でよく分からず婚約を解消したとも父に言われているのだから兄としか見れないと訴えるが聞く耳を持って貰えず再び閉じ込められます。
虎の足跡と傳柔の血染めの衣が落ちていたので周王は捜索を止めようと訴えるが盛楚慕は絶対に生きているからと諦めません。
厳子方が好きな盈盈は尾行しており傳柔と衣をとっかえて彼女を逃がします。酔っ払って帰ってきた厳子方は傳柔と勘違いし盈盈と一夜をともにします。
傳柔は自分を探す盛楚慕と再会します。どうやって生き延びたのか聞かれるが盈盈から厳子方に監禁されたことは言わないでとお願いされていたので誤魔化します。
宮廷では太上皇と皇后を救出した盛楚慕をいかに賞すべきか話し合いが行なわれ魯国公は人名救出は当然の事だと訴え、それよりも危険に陥れた者を厳罰に処すべきを訴えます。陸雲戟は弁明しようとすると梁王が現われ、副将に甘んじることが面白くなかった曹元が職務を疎かにしたせいだと訴えます。
皇帝が周王と梁王に調査を命じるなか傳柔と盛楚慕は広州に到着します。
第29話/敵の敵は味方?
広州にやってきた盛楚慕は金を稼ぐために働くが客と喧嘩してクビになってしまい傳柔から当然だと言われてしまいます。
傳柔が刺繍で稼ぐと言いだしたので未来の妻に働かせたくないと告げ、山で獲物を捕らえて肉を食べさせます。すると出会った老人と孫から獅子山には盗賊がいて食料を奪っていくと聞かされます。
希望があるとしたら盛驍靖(魯国公)のような英雄が救ってくれるのを待つだけだと言われた盛楚慕は夢で魘されるようになります。
傳音の必死な看病で陸琪が目覚めると傳音は安心して貧血を起こしてしまうが懐妊している事が判明します。
喜ばしい事だが陸琪は長安への順路を洪義徳に密告したのは漢星だと陸雲戟に告げます。陸雲戟は激怒して責め立てるが義姉の陸夫人がやってきたので閉じ込めておくよう命じます。
傅涛は報告のため陸琪を訪ねるが傳音が彼の側室になっていたので驚きます。親の仇相手なのにどうゆう事だと責め立てるが物置から抜け出した漢星が聞いていました。
敵の敵は味方だと漢星が姿を現したので傳音は母親を殺したのはこいつだと教えます。傅涛は短剣を手に襲うが「おまえの母親が陸家の隠し持つ財産を目撃したから狙われたんだ。火を放つよう命じたのは陸琪だ」と言われ驚きます。
傳音は嘘だと取り乱し傅涛の短剣を何度もぶっさし殺害しました。そして傅涛を逃がしいきなり襲ってきたのだと訴えると陸琪はお腹の子を守るために自分が殺したんだと陸雲戟に言いました。
盛楚慕と傳柔は狩猟税を納めたのかと呼び止められ天子の名を借りて民を思うまま苛めているのだと知ります。傳柔はこのままだとひっそり生きなければならず家族に迷惑がかかるので帰りましょうと誘います。
第30話/初夜
宿に部屋を取ると盛楚慕は宿泊代を稼ぐために薪割りを行ないます。傳柔は手伝おうとすると拒まれてしまうが自分の手が汚れてしまわないように想ってくれているのだと分かり、しょぼいが婚礼を挙げて初夜を捧げます。
その頃、盛楚慕の弟・盛楚令は歆楠公主と密会していたが侍衛がきたと知り慌てて逃げるがその先に顔妃がいて関係がバレてしまうが見逃してもらい感謝します。
陸雲戟は漢星が殺されたので息子の帰りを待つ陸夫人に辺境まで書状を届けに行ったから戻ってくるのに三ヶ月かかると告げ時間稼ぎします。
傳柔は盛楚慕が洪魏徳の一派だと前に名乗ってしまったことで逆賊で追われていることを知ります。姉である県令夫人の声が聞えると徐県令が逆賊と結託した罪で刑が執行されそうになっていたので止めに入ります。
皇后から授った免罪符を使おうとすると周王が現われ助けられます。感謝しようとするが傳柔が死んだことになっており皇后が悼んでいるからずぐに長安へ帰れるよう手配されてしまいます。
傳音は漢星を殺してしまったと酔っている盈盈に告げてしまいます。出て行かれたので後を追うと梁王の進行を妨げてしまい連行されそうになるが盈盈が戻ってきて助けてくれます。
梁王が盈盈を気に入ったと知る陸琪は結婚は親が決めるので道理に反すると告げます。
第31話/皇太孫
梁王が盈盈を好んでいると知った陸琪はすでに父上によって嫁ぎ先が決まっていると告げると激怒されます。
報告すると大蒼山の件を調査しているから怒らせたらやっかいだと父・陸雲戟に言われるが女を粗末に扱う梁王に妹を嫁がせるなんてできないと告げます。
傳柔は長安に戻り皇后に謁見すると食事に招待されるが広州で見付けたころ盛楚慕も失踪していたと言われます。盛楚慕は関係ないと訴えると1ヶ月に1度だけ後宮を出入りできる令牌を贈られ何を聞かれても同じように返答しろと言われ笑みを見せます。
覆水から洪義徳の身柄を渡された厳子方はこれで陸雲戟の命を奪えると思うが間者が潜り込んでいたために陸家に文が届けられます。しかし急用の印を目にする傳音が迷いながらも燃やしたために陸家に知られることはありませんでした。
厳子方は陸雲戟と洪義徳は結託しており財宝と引き換えに逃がしたために青蒼山での出来事が起こってしまったと皇帝に告げます。陸雲戟からの贈り物を受け取り庇ってしまった皇太子は詹軒智から叱責され気分を害します。
すると皇太子妃が産気付いて危険な状態となるが傳柔の知恵で母子ともに健康で皇太孫が誕生しました。
祝いの宴の席で褒美は何がいいかと聞かれた傳柔は獅子山で盗賊が跋扈し民を困らせているので討伐してくださいと願います。