作品情報/キャスト
リー・イートン、シュー・カイ共演・唐の建国に貢献した大将軍の息子と刺繍職人の娘が陰謀や権力闘争に巻き込まれながら成長していく人間ドラマ
平穏に包まれる唐建国後、時の大将軍・盛驍靖の長男、盛楚慕は母親から溺愛されて育ち長安城界隈では有名な放蕩息子でした。遠征先で偶然に出会った商人の娘で才色兼備の傅柔と出会い自分に振り向かせるため改心し文武両道男になろうと修行に出る。傳柔も裁縫の才を認められ後宮に登用されるが権力闘争や陰謀に巻き込まれていく
全55話で紹介
ネタバレ感想/大唐流流
第36話・
陸琪が西門から盛楚慕が東門から趙州城を攻めることにし韓王は必ず趙王を捕らえるよう送り出します。
西門を一気に破壊され弓の雨が降る趙王はとてもじゃないが勝てないと思い東門に回ると盛楚慕が駐屯し呑気に寛いでいました。
どら息子で有名な憶病者だから弓を放って東門から追い出せと命じるが盛楚慕は射程距離を計算して届かない場所にいました。
矢が届かないのはお互い様と士気をあげようとするが盛楚慕は道具を使って矢を放ち、武器ではなく白布を手に城を出れば被害は加えない矢文で知らせます。
民は殻倉から食糧を奪って投降していると報告を受けた趙王は部下達が門を開けて投降しているのを目し愕然とします。
盈盈が梁王から下女扱いされているのを知る厳子方は原因が純潔ではなかった事がわかり責任を感じます。
西門を攻めていた陸琪は東門が開門したと報告を受け馬鹿な趙王であっても陛下の息子なので殺してしまえば悪評が広まるから任せようと思います。そして太子の文が見付かるとヤバいので探して処分するよう傅涛に命じます。
盛楚慕は自害しようとする趙王に母親と一族が殉葬されるのが望みなら止めはしないと告げおとなしく投降させます。
安心するのも束の間、退路を切り開くために韓王がいる本陣が攻め込まれていると察知した盛楚慕は急いで戻ると共に窮地に陥るが陸琪が駆け付けた事で助かります。
趙王を生け捕りにして平定して帰還した韓王は「賢」を授与され、陸琪に続き盛楚慕も報酬を得るが辺境に戻ると告げると玄武門を守れと命じられます。
盛楚慕が玄武将軍に封じられたと周王から聞かされた傳柔だが目の前を盛楚慕に素通りされます。
皇帝は母親・西妃のために趙王を流刑にして命を助けたが死士と通じ脱出をくらんだ事が分かり激怒します。密書には「死士は太子に従え」とあったが太子は信用することにし逆賊を育てた西妃の罪は重いと口にします。傳柔は皇帝が死罪を命じそうだったために「子を教えざるは乳の過ち、趙王が悪く、父親は悪くないのなら母親も悪くないはず」と訴えます。
第37話・
盛楚慕に冷たい態度を取られた傳柔は死を恐れず皇帝に進言すると一介も女官が楯突くのかと激怒されます。
父親失格だとい避難するのかと皇后が責められたので太子は母上は西妃を死罪にしたくないだけだと訴えます。傳柔は太子妃の出産で功を成したため褒美をもらい、その時に陛下は直言を許されたはずだと周王は訴えます。
傳柔は陛下が西妃を罰し、いつか後悔される時が来ると心配だったから進言したと弁明すると皇帝は西妃を嬪に降格すると命じ去って行きました。
傳音は無事に出産すると文を処分したのは自分なのに侍女・茉莉が連行されたために殺されたのではないかと不安になるが許されていたので安堵します。
急に侍女が変わったので陸琪に訴えると金を渡して去ってもらったと言われるが処刑したにちがいないと疑い「産まなければ良かった」と言い放ちます。
しかし馬に乗せられると帰路に付く茉莉に追いつきます。陸琪が言っていたのは本当だったのかと驚くが本当に産みたくなかったのかと聞かれ頷きます。
魯国公府では盛夫人が盛楚慕の嫁捜しをしており手伝えと言われた盛楚俊は霊薇の肖像画があったのでダメだと奪い取り彼女の寝室に侵入し結婚を申し込みます。
太子が趙王へ出した文を傅涛は見付けたが陸琪ではなく盛楚慕に渡すよう杜寧に託します。
見回りをしていた盛楚慕は逆賊の季孫辰辛を目撃すると太子と出くわします。韓王府を訪ねる太子に韓王は鞍を贈るが刺繍がほどけていたので急いで治すよう夏寒に命じます。
梁王や厳子方たちが韓王府に集合し狩りに出掛けると太子はわざと盛楚慕から離れ1人行動を取るが夏寒が刺繍に細工していた事で馬が暴れ出し落馬して頭を強打し気を失います。
覆水は近付いていくが盛楚慕の呼ぶ声が聞え離れます。盛楚慕は太子を介抱して連れて帰り近くで薬草取りをしていたという覆水を捕らえます。
第38話・
皇后や傳柔は太子が目覚めるよう祈ると必ず目覚めるはずと皇帝もやってきます。
太子妃は太子が目を開けたので涙をこぼし安堵します。皇帝は太子が乗っていた鞍に毒が仕込んであり、それが原因で馬が暴走したと報告を受けます。
韓王府の刺繍係・夏寒が最後に触った者であり容疑者として捕らえ拷問を加えるが口を開くことはありません。
傳柔はかつて韓王府にいたので皇后の許可を得て面会に行きます。熊鋭のために高貴な太子に復讐するんだと言われ太子は陳吉の死を望まず、ましてや熊鋭の存在すら知らないと告げます。
代価を払ったのは夏寒自身であり、こんな事をしても熊鋭は戻らないし太子は無事だと告げると韓王に指示されたと言われます。しかし、絶対にあり得ないと確信する傳柔は誰に命じられたんだと訴えると自死されてしまいます。
傳柔はありのままを皇后に告げるが兄弟の離間を狙った言葉だと進言します。
夏寒の最期の言葉を知った陸雲戟から韓王の仕業だと報告を受けた太子は動揺します。太子妃はお見舞いに向かうと罪人は怪しい死を遂げる前に韓王に指示されたと口にしたと太子妃に言われ、誰に吹き込まれたんだと叱咤します。
太子妃の頬を打つよう命じると陸雲戟が口を出してきたので皇家の事情に口出しするのかと叱責します。
盛楚慕は太子の護衛を疎かにした罪で杖刑100回を科し百騎将軍に降格と勅命を受けます。歆楠公主と密会した盛楚令は太子妃(東宮)が訴えた事で兄上が杖刑を受けたのだと知ります。
太子妃の妹・霊薇と恋仲の盛楚俊は母と俊から反対され困惑します。
第39話・
足に後遺症が残ってしまった太子は苛立つようになり太子妃は手におえず困惑します。
陳吉と似ている考えを持つ駆け付けた覆水の言葉で癒やされた太子だが文学館の者は時流に疎く韓王しか眼中にないと唆され文学館の経費を減らすべきと奏書を提出します。
温泉に休養にでる皇帝は太子を監国に任じます。韓王は文学館の文人を率いて地誌を調べ各州郡の情報を紐付け編纂を終えたと告げると褒美を与えると言われ、盛楚慕の謹慎を解くよう願い出ました。
盛楚慕に女が出来たようだと周王に聞かされた傳柔は嘘だと思いながら魯国公府を覗きに行きます。盛楚慕が女と出てきたので傳柔は接近して誰なのか聞くと「君に関係あるか」と盛楚慕は怜燕児の肩を抱き寄せました。
分かったと返事して立ち去る傳柔は迎えに来た周王の馬に乗って帰り、それを盛楚慕は目撃します。
詹軒知が訪ねてきて、せっかく陛下に国を任されたのに公私混同するとは欲に心を奪われたのかと進言された太子は無礼だと怒ります。
権力を使い当たり散らすのは太子の将来に支障を来すと思った傳柔は皇帝が留守なので叱責できるのは皇后だけだと進言します。皇后に叱られ苛立つ太子を目にした太子妃は傳柔が口出ししたと知り逆恨みします。
詹軒知が温泉宮に行ったようだと覆水から聞かされた太子は動揺し抑えなければと思います。詹軒知は刺客に遭って命を落とします。