作品情報/キャスト
リー・イートン、シュー・カイ共演・唐の建国に貢献した大将軍の息子と刺繍職人の娘が陰謀や権力闘争に巻き込まれながら成長していく人間ドラマ
平穏に包まれる唐建国後、時の大将軍・盛驍靖の長男、盛楚慕は母親から溺愛されて育ち長安城界隈では有名な放蕩息子でした。遠征先で偶然に出会った商人の娘で才色兼備の傅柔と出会い自分に振り向かせるため改心し文武両道男になろうと修行に出る。傳柔も裁縫の才を認められ後宮に登用されるが権力闘争や陰謀に巻き込まれていく
全55話で紹介
ネタバレ感想/大唐流流
第48話
太子妃を死に追いやった罪で韓王は謹慎処分とされてしまいます。
所管する諸事は周王に引き継がれ設立した文学館は閉鎖されます。
尚礼局に押し掛けてきた歆楠公主から責められる傳柔は太子と韓王は宮中での暗闘が原因で互いに猜疑心を抱くようになり双方が破滅したんだと言います。
「君主を欺かず親王の殺意を暴いたことは偽善なのか?太子妃が妹の死を利用するほど冷酷になったのは最初の過ちを改めなかったからだ。韓王の罪を隠蔽すれば太子妃のように繰り返す」
陛下の前で韓王を擁護しなかったのは真実と法を尊重したからだと告げると歆楠公主は何も言わず帰って行きました。
盛楚慕と厳子方は謀反阻止の功績、密書を届けた馬海虎、忠誠心を示した傳柔は皇帝から褒美が贈られます。
太子が弟を戒めることに執着し、韓王が王妃の名誉挽回に執着したなか周王は天下の民を案じ農業を推進した事で最も皇帝から称えられます。
それにより周王が優勢となると妃嬪たちはこれからは顔妃が権勢を得ると思い集まりだします。
皇帝が二人の息子に頭を悩ませるなか珍妃が懐妊したと報告を受け喜ぶが、今度は顔妃が倒れたと報告を受けます。
顔妃の意識が戻らないので皇帝は「顔妃を治した者には千金を与えたうえ太医署に入れ相応の俸禄を与える」と告げます。
周王が連れてきた民間の医師の中に覆水がいて鍼治療で目覚めさせます。
第49話
傳柔は実家に帰る途中に盈盈に呼び止められ驚きます。
梁王は捕えられ同罪だから逃げた方がいいと告げると妻として苦しみを分かち合いたいと言われます。謀反のことを知らなかったのだから自分を大切にするよう説得し実家に連れて行くと長いこと行方不明だった傳音が戻っていると知ります。
傅涛が拾った子を養子に取り育てていると説明され、妹と涙の再会を果たします。
しかし傳音は盈盈の姿を目にして驚き、母親の復讐を果たすために陸家に潜り込んだと真実を話します。陸漢星を殺したのを認めるが陸琪の妾となり善を産んだのは愛させて生き地獄をあじあわせるためかと聞かれ言葉に詰まります。
傳柔は拾ってきた子ではなく傳音の子なんだと把握し盈盈は復讐は愚かな行為だと訴えます。
傳柔は牢獄されている梁王に会いに行き彼女から託された腕輪を届けるが叩き壊されます。盈盈を裏切ったと恨んでいたので自分は今までどれだけ多くの女を裏切って葬ってきたんだと責めます。
虐げられていたのに盈盈は梁王を心配して戻ろうとしており梁王府にいなかったのは騙されて連れて行かれたんだと教えるが胸に届きません。
怜燕児は馬海虎に嫁ぐと告げ魯国公府の間者はもう嫌だと厳子方に告げます。覆水がやってきて盛楚慕に尾行されていたせいで盛楚俊を仲間だと信じてしまったんだと責められ毒を飲まされてしまいます。
厳子方は長安から追放するだけの約束だと覆水を責めると、また盛楚慕に利用されるかも知れないから口を封じておいた方がいいと言われます。
第50話
梁王が毒を賜ったと知る盈盈はショックを受けると義母に楯突き妻の本分を怠った罪で王妃の資格を剥奪され宮廷から追放されます。
梁王が残した遺書には義母に逆らった事が書かれており自分を恨んで逝ったのだと盈盈は落ち込むが傳柔から謀反に関わっていない事を知らせて命を助けたのだと言われます。
傳柔は寛大な処分に感謝すると皇帝は最期にようやく己を犠牲にして愛する女子を守ったなとつぶやきます。
覆水に燕児が殺されてしまった事を知る厳子方は盛楚慕の独占力が強くてお前に迷惑が掛からないように長安を去ったようだと馬海虎に告げます。
盛楚慕は馬海虎から襲撃を受けるが彼の妹・海娘から前もって知らされていたので簡単に返り討ちにして剣を突き付け帰らせます。
王太妃の誕生日が迫り皇帝は福安宮に縁起の良い装飾を施すよう命じます。珍妃が名乗り出ると受け入れられるが王太妃から金が掛かるのはダメだと言われ頭を悩ませます。
内侍から古物庫の品は顔妃の管轄外だと言われ再利用することにします。
福安宮で落雷が起こると王太妃が天を怒らせたと噂が広まります。しかし襲われた秦王を捜しに行っていた傳柔は木の下にいるところを助けたが救出した途端に落雷が起こったので誰かが場所を予想して秦王を置き去りにしたはずだと皇帝に訴えます。
顔妃の計画通り王太妃はひとまず清修観へ移され後宮の管理を任され、傳柔は補佐を命じられます。
傳柔は真鍮の竿に木に見えるよう顔料が塗られている事に気付き雷を起こして天意ではないと証明します。これにより宮殿を飾った珍妃が疑われてしまったので彼女にそんな力はないと察知する傳柔は懐妊中だから罰するとしても出産した後だと訴えます。
そして王太妃が亡くなってしまったため、珍妃を清修観へ行かせれば供養になるうえ安全に出産できると進言すると皇帝は受け入れます。
第51話
覆水は牢獄されている元太子に毒を混入させた魚を食べさせます。
「祖父は反乱軍の首領・楊元であり一族は唐軍に滅ぼされたから復讐にきたんだ、友ではない」
燕児の行方を捜査するなかで屋敷に押し入る盛楚慕は全員が自死し武器まで隠されていたことでただの賊ではないと分かるが女の屍を発見したと報告を受け簪を目にし燕児だと気付きます。
玉合から「済んだか」と聞かれた覆水は口を開こうとすると太子を助けたとして陛下から褒美が届きます。ひっぱたかれた覆水は太子は窮地に陥ったのだから殺す必要はないと訴えます。
皇帝は火鉢を蹴って暴れている韓王を改悛の情がみえないとして元太子がいる同じ牢に入れます。
傳柔は珍妃を清修観に送るついでに秦王を慈恩寺に送り届けることになるが賊に襲われます。珍妃が乗る馬車を先に行かせて逃がすと馬車が横転してしまい走って逃げるが包囲されてしまいます。
独孤将軍が返り討ちにして珍王や珍妃を守り、窮地に陥っていた傳柔は駆け付けた盛楚慕に救われます。
毒を染み込ませた剣で盛楚慕が斬られていたので傳柔は丹薬を飲ませ珍妃の元に戻り、盛楚慕も警備として同行します。
皇帝は勉強熱心な周王を称えるが「皇位は簡単になれるものじゃない。例えちがう人を太子にしたとしてもお前のことは愛している」と告げます。
そして顔妃を呼び争いを防ぐために周王を長安から出すと告げるが倒れてしまいます