作品情報キャストの紹介
ジェン・イェチョンとチャオ・ルースー共演の中国ラブ史劇ファンタジー
驪国の皇女・燕燕は幸せに暮らしていたが諸国を制圧した天原国の兵を妖魔に寝返った丞相が招いてしまったため襲撃を受けます。家族を殺され愛する左紫辰の目を傷付けて逃げのびた燕燕は亡くなってしまった侍女・阿満に姿を変え名前を覃川とし妖魔の霊力を封じることが出来る霊灯を探すため香取山に潜入する。命と引き換えの決死の策であり覃川は決意するが実は彼女を密かに逃がしていたのは千年も彼女を愛する美しき仙人・傅九雲だった。徐々に惹かれていく彼女は「復讐」、「愛」どちらを選ぶのか
ネタバレあらすじ/三千鴉の恋歌
第24話・不穏な前触れ
香取山主の体を乗っ取った靂渊は中秋節を楽しむ傅九雲と覃川を監視します。
その頃、驪国では毎年皇帝陛下が先祖代々の魂を祭っていたので民を鼓舞するためにも祭天を執り行った方が良いと左相国に言われた玄珠は重責に戸惑います。
村で妖魔が暴れて子供が襲われたと白公子から報告を受けた傅九雲は急いで向かうと精気を奪われていたので仙術で助けます。
村へ駆け付けると報告を受けた玄珠や左紫辰たちが民を逃がしていました。
玄珠たちに協力するよう白公子に伝えた傅九雲は妖魔を追うと予想通り香取山主(体を借りた靂渊)がいました。
「能力を失った善良な蛇だったのに民を襲うとは許せぬ」
攻撃を仕掛けると命乞いする山主から「清瑩石の在りかを知っている」と言われます。
生きて帰れる保証はない火山の噴火口にあると知り覃川や驪国の民たちを置いて旅に出ることに思い悩みます。
霊灯を手に入れた妖王がいずれ襲ってくると予想出来る傅九雲は覃川の運命を変えてしまった責任をとるため命を差し出す覚悟を決めます。
気持ちよく送り出してくれと眉山に伝えるが襖越しに会話を聞いていた白公子は「なぜ覃川に何も言わないで行く、僕にも隠していた」と怒ります。
傅九雲は覃川を守るようお願いし火山に向かいます。
傅九雲と結ばれ一夜を共にした覃川は翌朝目覚めると傅九雲の姿はなく、どこへ行ったのか白公子に訪ねると「出掛けた、どこに行ったか分からない」と言われ不安が押し寄せます。
第25話・皇女の務め
公主として頑張ろうと思っていた玄珠だが左紫辰が「驪国復興のためには必要だ」と覃川に話しているのを見て考えが変わります。
復興の祭典が始まると集まった人々の皇女の位牌を掲げ覃川が驪国皇女だと暴露します。
何で逃げていたんだと民から怒号が飛び交い覃川は戸惑っていると左紫辰に連れ出されるが玄珠のもとに行くよう告げます。
玄珠は山を下ると香取山主の姿の靂渊が一緒の行こうと現れます。
無視して行こうとすると「我が妃よ、再会が嬉しくないのか」と言われ首根っこを掴まれます。後を追っていた左紫辰は亭渊と出会い玄珠が靂渊に連れ去られたと知らされます。
その頃、覃川は左相国を訪ねると「本当に燕燕なのか」と聞かれます。欺いていた事を謝罪しこれまでの経緯を伝えた後「驪国への想いは変わらないしお会いできて嬉しい」と告げます。
霊灯は危険だから止めるよう言われるが覃川はひれ伏して復興を託し出て行こうとすると民たちが集まっていたので動揺します。
どうしたらいいのか酒を手にして悩む覃川だったが愛する傅九雲が妖王を倒すために清瑩石を探しに危険な地へ行ったと白公子に知らされます。
その頃、傅九雲は火山で妖王と出会い激しい戦闘を繰り広げていました。
覃川は傅九雲を探しに行くと玄珠が現われるがそれどころではないので「修行がんばって」と伝えて立ち去ろうとすると「似ていなかったか」と呼び止められます。
意識が戻った覃川は目を開けると妖王が靂渊の魂を本物の体に移そうとしていたが「もともと私が与えた能力だから返してくれ」と魂を掴んで吸い込んでいました。
第26話・愛する人のため
妖王と対峙する覃川は霊灯の灯心が傅九雲だと知らされ膝から崩れ落ちます。
「お前の心を踏みにじったのだ。霊灯から遠ざけるためには嘘も付くだろう」と妖王は笑います。
その頃、亭渊と左紫辰は香取山主の姿をした靂渊を追ってきており女性の悲鳴を耳にしていました。
亭渊は覃川のもとに駆け付け、左紫辰は結界に封じられている玄珠を発見し何とか救おうと拳で何度も殴り付けます。
覃川は会わせてほしいと妖王に頼み傷だらけの傅九雲に灯心なのかと尋ねると授けると約束した日に灯心となって燃えようと決心したと言われます。
白紙仙術で傅九雲を火山口から救い出すと妖王は傅九雲にあの世へ送ろうと攻撃を仕掛けてきます。
覃川は彼を守るため身を捧げて白紙仙術の虎を出現させるがあっさり返り討ちに遭ってしまいます。二人は共に逝く覚悟を決めるが妖王と攻撃を突如現われた白公子(白月星雲鏡)は跳ね返し、妖王を倒した白公子は粉々になってしまいました。
山を降りた傅九雲は眉山に頼んで覃川の治療をお願いします。
「未来の災いは抑えられないから今後は妖王に近付くな」と師匠の遺言を思い出す傅九雲は何のことなのか考え、妖王が簡単に消えるわけないので何か目的があるはずだと思います。
玄珠を救い出した左紫辰も亭渊の鯪魚城に迎えられ無事に戻ってきます。
第27話・よみがえる妖魔
妖神に祈りを捧げる妖王は「100年間待ち続けていた日がまもなく訪れる」と高笑いします。
亭渊は自分が12歳の時に驪国の皇女が嫁ぐ予定だったと左紫辰に教え「少年時代に戻って彼女を迎えに行きたい」と伝えると「今の覃川が好きなのだろう」と言われます。
自分はどうなのか問うと左紫辰は「自分は皇女に未練はない、愛するのは玄珠だ」と言いました。
覃川と傅九雲は店を開き仲良くやっていたが北の果てからの旅人から氷原の火山が噴火したと知らされ妖王の仕業ではないかと警戒します。
傅九雲は香取山主がいる事に気付き彼女を先に帰らせ声をかけます。
力を手に入れるために多くの罪を犯してきたことを反省する山主はこれから修行に励む事を誓い清瑩石の本当の在りかを教えます。
南彊海底と教えられた傅九雲は先に火山を見に行くと妖王でなく妖神の存在を察知します。
部屋に戻ると白月星雲鏡(白公子)が偽物だと気付いた覃川にどこへ行ったのか聞かれ「我々を守るために犠牲になった」と伝えます。
泣いて落ち込む彼女を傅九雲は優しく抱き締め慰めます。
覃川と傅九雲は南彊海底の最深部にたどり着きます。
清瑩石を探しに行くと何故か貝に付けられており覃川は手に取るとパカッと開き清瑩石が姿を現しました。
自ら主を選ぶと山主から言われた事を傅九雲は思いだします。