作品情報・キャスト
逆境を乗り越えていくヒロインと記憶を失った溺愛殿下の一途な愛を描くロマンス時代劇
織物業を営む謝家の娘・謝小霓は宮中に生地や衣類を納める商家を決める錦繍大会が開かれると知って張り切が陥れられ家も家族もなくなってしまう。家族の恨みを晴らし商売を再開させようと決意する彼女は霓裳という偽名で技術を学ぶと昔助けた皇子・歐陽子虞と再会する。大ヒット作「花不棄」の制作会社が贈る勇敢なヒロインシリーズ第二弾!!
全40話で紹介します
ネタバレ感想/霓裳
第8話・乗り越えるべき試練
顔文秀は洛王(歐陽子虞)に食事に招待されたために奇麗に着飾りデートだと浮かれるが全員が招待されていたために逆に1人浮いた形になってしまいます。
知ってたんだろうと八つ当たりされた霓裳(謝小霓)は小路に招待されて行っただけだと教えてやるがますます恨まれてしまいます。
二人一組で互いの衣装を作ることになり霓裳は顔文秀と組まされてしまいます。二人とも見事な衣装を作り上げ雲娘に完璧だと褒められます。
顔文秀は形がとても良いと褒められるが発想と技は霓裳の方が上だと言われます。霓裳を褒めてその場を後にすると悔しそうねという元香の声が耳に届きます。
倒れてしまった顔文秀の体に湿疹が見られたことで生地を染色した霓裳が疑われてしまいます。身の潔白を訴える霓裳は師匠に許されるが三日以内に市で銀10両を稼がなければ退学だと言われます。
承天や元香は顔文秀の籠からえんじゅを発見するが、霓裳はどうせ認めるはずないし師匠を悩ませてしまうから言わなくていいと止めます。
霓裳はなんとか場所を確保するが雲娘の弟子がこんなところで売っているわけないと信じてもらえません。元香と承天が協力してくれる学院生を連れてきて通行人の役に衣を買うフリや値段交渉をして客を引き付けます。
うまくいっていたが洛王が「この者たちはサクラだ」とやってきます。良心が痛まないのかと訴えられた霓裳はサクラだと認めるが雲娘の弟子であると伝えどこか詐欺なのかと衣を見せて訴え客を呼び戻します。
第9話・卒業試験
雲娘から言い渡された条件をクリアし銀10両を稼いで戻った霓裳だが値段を上げて売った事で顔文秀から雲錦荘は低価格を貫いてきたと文句を言われます。
固定客を得るためには値段ではなく品質を重視するべきと霓裳は訴えると値段は決めていないからと雲娘から合格を貰えます。
顔文秀以外のみんなが喜びお祝いしてくれたので感謝して楽しむ霓裳だが「品質と評判に自信を持っていたのなら売れと言っただけで相手は制限していないのだから常連客のところへ行けばよかっただけ」と洛王(歐陽子虞)に言われます。
名誉を考えなかったのかと言われ、亡き父・謝林甫を思い出して涙ぐみ反省します。
霓裳ら雲錦荘の弟子たちは繍女の称号が与えられる卒業試験に臨むことになり洛王と趙通紳が審査します。
霓裳はみんなを連れて市に出かけ衣装をいくつかに分類して設計した本を渡し、この世の大部分は体を張って働く人々だからその人たちが本当の顧客だと告げます。
一方、顔文秀は市なんかで売れるわけないといつもの金持ちを相手に営業をしていました。
目の前の利益ではなく将来を見据えるすばらしい知恵だと称賛された霓裳は主席繍女に選ばれます。
洛王は皇帝への献上品を入手するためすぐに発つことになり手付金として渡すから戻ったら帰してくれと霓裳に玉佩を渡します。
第10話・思いがけない悲劇
首席繍女となった霓裳は師匠・雲娘にだけ身の上を打ち明けるとしっかり生きるのが親孝行だと言われます。
復讐するなという意味かと聞くと女子が生きて行くだけでも大変なんだから平穏無事に暮らせればきっと喜ぶはずと言われます。しかし家族を目の前で殺されたので謝家の潔白を証明し家業を再興したいのだと想いをぶつけると涙があふれ師匠に抱きしめられます。
雲娘の誕生祝いに特別な思いを込めた物を弟子たちは贈ります。霓裳は師匠がいつも梨園を眺めていたので梨の花が入った香袋を贈ると母が植えた梨園であり母の香りだと雲娘は涙を流します。
香り袋を贈っていた顔文秀はなにもやっても霓裳に勝てないことに苛立ち誕生祝いの宴の後に酔ってフラフラする霓裳を厨房の物置に閉じ込めます。
しかし出て行くときにうっかり灯火を倒してしまったことが原因で厨房が火事となってしまいます。
報告を受けた雲娘は霓裳がいないことに気付き承天と共に火の中に飛び込みます。承天が霓裳を背負って出て行くが雲娘は倒れてきた柱の下敷きになり命を落としてしまいます。
雲娘を弔う承天と弟子たちは悲しみに包まれるなか、火を起こした顔文秀は救おうとして師匠は命を落としたんだと霓裳を責めます。
黙っていた霓裳はゆっくり立ち上がり物置に私を閉じ込めたのは誰の仕業だと詰め寄り、師匠を殺した者は絶対に許さないと言い放ちます。
物置に閉じ込められた時にどこにいたかを話し合うと証人もいないし何も話したくないと激怒する顔文秀は八つ当たりをしてくるが霓裳は手を掴み殴ります。
蘇文宇が迎えに来たことで顔文秀は通夜にも出ないで去っていき、霓裳と承天と元香は三人で助け合って生きて行こうと誓い合います。
洛王は火災により雲娘が亡くなり弟子たちはみんな去って行ったと趙夫人に聞かされます。霓裳はどこへ行ったのか聞くと親がいないので元香に誘われ承天と三人で都に行ったと知ります。
雲娘のお墓に行くと「弟子・謝小霓」と書かれているのを目にします。
第11話・仕立店での再出発
霓裳、承天、元香の3人は協力して生きていくことを誓い都にやってきます。元香の叔父・方衡の小さな仕立店に押し掛け置いてもらえることになるが二人で食うに困っているのにどうするんだと方衡は妻・明月から責められます。
養う余裕はないからしっかり働けと言われた3人は受け入れ店を繁盛させようと張り切ります。
方衡が諦めているので霓裳は衣を原価で売り儲けなくても品質で固定客を獲得するべきと進言します。
お店の宣伝のために出かけると華麗な花嫁衣装を求めていても蘇家の店が売る高額商品に手が届かず嘆いている客を目にします。3分の1の値段で模倣品を作ることに挑戦すると安値で素晴らしい衣装を作ると口コミで一気に広がり客が押し寄せるようになります。
第12話・待ち望んでいた再会
蘇文宇は他の店の様式を盗んで低品質のもので客を騙すのかと押し掛け承天と口論となります。
騒ぎを聞きつけた霓裳は出て行くが「謝小霓じゃないか」と言い寄られたので人違いだと誤魔化すが流刑囚だとバラされないか不安になります。
顔文秀が蘇家に嫁ぐと思われているので蘇文宇は病気に伏せる父・蘇功権に叔父・蘇功銘を何とかしてくれと頼むが蘇家のためだと言われてしまいます。
叔父の言いなりにはならないし顔文秀は好きじゃないから娶らないと言い放ち出て行きます。
霓裳は老舗の衣を模範するのはそろそろ止めようと告げると蘇文宇は何者なのかと聞かれ蘇家の跡継ぎだと教えます。
蘇文宇がやたら諦めずにやってくるため理由を聞かれる霓裳は困惑し、かつての友人に似ているらしいと告げます。
都に戻ってからずっと霓裳を探していた洛王(歐陽子虞)は侍女の小琴の衣装を褒めると小さな店だが霓裳の腕が良くてと言われ驚きます。
方氏仕立て店を訪ねると承天と元香から霓裳は花摘みに山へ行ったと聞かされ会いに行きます。喜びの再会を果たすと霓裳が人手不足なのに客は増える一方だと悩んでいたので作業の一部を同業者に任せれば利益を生むので嫉妬されずに済むと知恵を与えます。