「孤城閉」55話56話57話58話ネタバレあらすじ&視聴感想

作品概要/キャスト

北宋第4代皇帝・仁宗の功績を描いた歴史超大作

北宋の皇帝・趙禎(仁宗)は太后が生みの親ではなく生母は李蘭恵だと知る。李家への恩返しから愛娘・徽柔を李家の子孫・李瑋に嫁がせる。朝廷では大臣たちが激しく対立し趙禎はその狭間で公正中立を旨に各派の調整を図りながら治世に努める。徽柔が前代未聞の大事件を起こすと社会規範を犯す大罪だけでは収まらず仁宗の国政を揺るがす一大騒動に発展してしまう。風雲急を告げる天下の行方、そして徽柔が辿った壮絶な運命とは・・・

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趙禎/仁宗(ワン・カイ)曹丹姝(ジャン・シューイン)趙徽柔(レン・ミン)梁懐吉(ビエン・チェン)張妼晗(ワン・チューラン)苗心禾(シュー・リンユエ)など

 

中国時代劇「孤城閉~仁宗、その愛と大義」全69話あらすじ一覧

 

全69話で紹介

 

ネタバレ感想/孤城閉

 

55話・張妼晗の最期

趙禎は伐採禁止令を摘発し荒地の開墾を進め土地不足を解消した韓琦を呼び戻します。

徽柔は梁懐吉と音楽を楽しんでいると素晴らしい合奏だと曹評がやってきます。柔徽は背中に隠れ伝言を託すと梁懐吉は公子とは親戚で幼いころ共に遊んだが今は成長し男女の別もあるので礼儀にそぐう行動を取るべきと言います。

徽柔は「公主は教坊の女子とは違う」と何で言わなかったのかと責めると忘れていたと謝罪されるが嫉妬に駆られた姿が見苦しいと思ったのでしょうと涙ぐみます。

 

趙禎は宮中の宴で張妼晗が禁じた灯籠錦の豪華な衣装で現れたので贅沢すぎるから最後にせよと告げます。

徽柔は父上が健康かつ長生きで穏やかに暮らせることを祈り奏でるが婚約者である李瑋の母から皆の前で嫁のように扱われたうえに張妼晗に婚儀はいつかと聞かれ着替えてくると逃げるようにその場を去ります。

曹評から己の心まで野暮な男に縛られる気かと訴えられ無礼者と言い放ち去るが雨の中入り口で彼が笛を吹いていたので李瑋に嫁がなければならない不満な感情が再び湧き出てきて傘を届けるよう指示します。

 

張妼晗は大雨のなか輿から降りて踊るがそのまま倒れ31歳で逝去します。趙禎は悼み朝議を七日休止し皇后の礼で埋葬しました。徽柔は皇后の礼で埋葬することに最後まで納得できませんでした。

(張妼晗31歳で亡くなったのか、はやいなぁ・・・にしても最初から最後まで性格悪かった。柔徽が嫌がってるのを分かってて婚儀の話をわざわざ持ち出していたし・・・趙禎は徽柔が嫌がってるの)

 

56話・傘に込められた想い

皇后・曹丹姝は陛下に謁見を求め座り込む臣下に張妼晗に対する皇后への追贈に異議はないと告げます。

徽柔は曹評から傘を返されるが自分に相手にされず悲しんでいる詩が書かれていました。父さえも私情を捨てられずにいる中、野暮な人に捧げなければならないのかと矛盾を感じます。

徽柔は詩を書いて傘とともに梁懐吉に見せると涙をこぼし始めたので怒っているのだと思い曹評を想わないように頑張ると言います。梁懐吉は何があっても公主の味方だと言い己の気持ちを封じ込めます。

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徽柔は趙禎が国子監で講義を聞きに行くと知り同行する許可を得るがそれは曹評に会うためでした。梁懐吉は逢引を目撃してしまい引きさがろうとすると趙禎がいたので跪き、物音に気付いた二人も驚いて跪きます。

趙禎は皇城司を呼べと命じると公主の名節を汚すことになると梁懐吉に言われ禁足を命じます。梁懐吉は陛下に報告しなかったのは公主が曹評のことを好いてるので少しの間でも幸せでいてほしかったからだと言います。

皇后は皇城司が私服で取り囲んでいると報告を受け、大臣らが曹家の女子を娶った宗実を皇子にと催促するなかで唯一の公主を唆したので曹家に疑念を抱いているのだと気付きます。

 

先帝を祀るため囚人の刑を軽くし奉先寺を参拝するのは温成皇后を供養するための口実ではないかと欧陽修に言われ、亡き者だし国や民に悪影響も与えないのに何で見逃してくれないのかと言います。

側室が何の過ちもない正室をしのいでいいのかと言われ、参拝はするものの温成廟の中には入りませんでした。

(曹丹姝は何とも思っていないけども皇后に失礼よね。欧陽修に諫言されるまで気付かなかったわけ?そして徽柔があんなに苦しんでいたのに幸せだと思ってたんかい。柔徽は公主だから大丈夫でしょう)

 

57話・逃げ出す想人

曹家に疑念を抱く趙禎は監視を続け、皇后は太子を立てよと論す奏状で心労が重なる陛下を心配します。

結託したと疑っているなら私と曹氏一族殺せばいいが娘は信じられるはずだと告げます。

趙禎は禁足する徽柔に会いに行くと李家には嫁がないと言われます。説得を試みるが張妼晗は皇后様よりも聡明で母上よりも優しく温厚だったかと聞かれます。

宦官に反対されても張妼晗を寵愛したくせに何で曹評との仲を阻むのだと訴えられ趙禎は一度だけ曹評に機会をやることにします。

しかし公主を娶る条件すら聞かず曹評は自分には釣り合わない、若気の至りで身の程知らずなことをしたと謝罪します。

 

曹評が都から出て行くと知った徽柔は負けたけど勝たせもしないと言い曹評を潰したら自分の命はないと告げます。

趙禎は倒れてしまい、そのことを知らない徽柔は自殺未遂騒動を起こし梁懐吉に慰められ徐々に変気を取り戻していきます。

趙禎は朝議でも倒れてしまい意識が戻るものの精神を病み、病に乗じて張茂則を呼び寄せ新帝を立てようとしたのかと皇后に言い放ちます。

(めんどくさい設定だな、張茂則は自分で呼んだんでしょうよ。一番見方でいてくれる皇后が謀反を起こしたなんて・・やれやれ。それにしても曹評怖気づいたな、逆にそれこそ趙禎は怒るところなんじゃないの?嫁ぐ気もない公主を唆したのですよ)

 

58話・皇后の孤独感

張茂則は趙禎のそばで方時も離れずにお仕えするよう命じられます。宰相にすべて一任する皇后は趙禎の言葉に傷付きいつまで経っても孤独から脱せないと思います。

そして回復を祈りつつ看病は任せて距離を置きます。趙禎は狄青を弾劾する上奏が届くが狄青が病を理由に離京を願い出たので侍医を派遣し治療させます。

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徽柔は父上が皇后に会いたがっていると知り曹丹姝を訪ね説得します。もうすぐ王宮を出なくちゃならないのにこのままでは出られないと言われ皇后は仕方ないなと笑みを見せ従います。

徽柔は二人が庭園で和やかに過ごすのを眺めながら父上は皇后様を愛しているのだろうかと梁懐吉に問います。曹評が家族に累が及ぶのを恐れて二度と近付かないと誓うのを聞いた時に自分は曹評を愛していないことに気付いたと告げます。

同情するし大切にしたいが心のすべてをくれない人は愛せないし、この世で決して自分を見捨てない人はただ一人だと告げると梁懐吉は公主の影でいられることが幸せだと言います。

 

趙禎は狄青の病状が重いのなら同中書門下平章事に任命して陳州に送ることにし韓琦を枢密院に迎え史料と文書の整理に当たらせることにします。

立太子を迫られる趙禎はそれより早く朕が死ぬとでも思っているのかと黙らせるが皇后には胸の内を話します。

(趙禎と皇后の心の距離は少し近付いたかな、まだまだ言葉が足らんけどねぇ。柔徽の考えはいいけどもすべてをくれても己の気持ちはどうなのさ。このまま奴と婚礼を挙げることになってしまうのだろうか・・・)

59話からのネタバレ

 

 

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