作品情報・キャスト
逆境を乗り越えていくヒロインと記憶を失った溺愛殿下の一途な愛を描くロマンス時代劇
織物業を営む謝家の娘・謝小霓は宮中に生地や衣類を納める商家を決める錦繍大会が開かれると知って張り切が陥れられ家も家族もなくなってしまう。家族の恨みを晴らし商売を再開させようと決意する彼女は霓裳という偽名で技術を学ぶと昔助けた皇子・歐陽子虞と再会する。大ヒット作「花不棄」の制作会社が贈る勇敢なヒロインシリーズ第二弾!!
全40話で紹介します
ネタバレ感想/霓裳
第21話・名医との出会い
女刺客に襲われた霓裳(謝小霓)と承天は駆け付けた洛王(歐陽子虞)に助けられ一緒に西州に向かいます。
霓裳はぶつかったときに衣が濡れてしまい、接触した阿蘇娜から我家で着替えてくださいと香草堂に招かれます。
店を営んでいる阿蘇娜の夫で元医者・江平川は霓裳が面紗で顔を隠しているのを目にし刀傷は早く治さねば傷が残ってしまうと治療を申し出ます。
洛王からは反対されたが10日あれば治せると言われ名医を信じて霓裳は受け入れます。
霓裳が死んでも方氏仕立店は邪魔だと思う顔文秀は看板を破壊しに行くがいきなり兵士が押し寄せ「今日からここは洛王の私財だ、洛王を敵に回すつもりか」と小琴が現れます。
元香たちは霓裳と承天が生きていると知り涙を流し喜びます。
霓裳の傷が順調に完治に向かうなかコオロギを目にした洛王が頭痛を引き起こし倒れてしまいます。江平川はコオロギと記憶喪失に何らかの関係があると思い鍼治療を行う洛王はパオズと呼ばれ謝家で過ごしていたことを想いだし、霓裳と手を取り合い子供のようにはしゃぎます。
両親と兄が汚名を着たまま殺されたと知り、生きていれば真相究明も名誉回復もできるはずと励まします。
霓裳は面紗を外すと傷が奇麗に消えており拷問を受けた出来た手の傷も回復します。
霓裳は江平川に変わり中原に美術顔を伝え香草堂を発展させたいからと弟子入りを願い出ます。失った母親の形見に似ている刺繍入りの香袋を贈ると感謝されます。
第22話・たゆまぬ向上心
江平川に弟子入りした霓裳は香草堂で薬草や美顔術について学んでいきます。弟だと思う承天に元香が好きならちゃんと素直に受け入れてあげてと告げると洛王は妓楼に通っているが大丈夫なのかと聞かれます。
歌姫の艾塔に夢中だと知り不貞腐れるが洛王は左右の手で違う柄の刺繍ができる彼女の腕を見せたいだけでした。霓裳は神業の手ほどきを受け懸命に練習します。
引きこもって酒に溺れる蘇文宇は城南の店を任された顔文秀が化粧品の店を開くと知ります。
よそ者に家業を渡すなと蘇功銘に言い放つと、さっさと娶っていれば今頃普通に協力してやっていたはずだと言われます。顔文秀は絶対に娶らないと言い放つとだったらよそ者で構わないと言われます。
蘇文宇は淮州に帰れと訴えるが顔文秀が従わないので手刀で眠らせ棚に閉じ込めます。翌朝、淮州に送り届けようとしたが酔っ払っていたために覚えておらず、顔文秀は未婚の身なのに一夜を過ごすとは恥ずかしくて世間に顔向けできないと訴えます。
顔家に結納の品を贈れと蘇功銘が命じていたので私を追い詰めれば悪事を暴くことになると蘇文宇は言い放ちます。
第23話・負けられない対決
霓裳と承天は都に戻り元香たちと喜びの再会を果たします。
江平川から夢を託された霓裳は方氏仕立店の営業を組合から禁じられているので化粧品を主力にした香草堂を新規開店します。
蘇家と組合が霓裳たちの悪口を言いふらしていたので客は集まっても店に入ってきませんでした。霓裳は野次をとばす女性を10歳若返らせ奇麗にメイクし営業すると息を吹き返し客が戻ってきます。
客が減ってきていることを顔文秀はあまり気にせずにいたが西州から戻ってきた霓裳の品の方が素晴らしいと客の声を耳にし動揺します。
蘇功銘は雇った女刺客を探すが家がもぬけの殻となっており、探りを入れた顔文秀は何か察しているようだと感じます。化粧品の店を開いたら霓裳が都に戻ってきたので明らかに蘇家を挑発していると敵対心を燃やします。
霓裳は訪ねてきた洛王に謝家の事件の発端は幻彩羅の原料の真珠粉が家にあったことであり宮市局の誰かの仕業だと告げます。
宮市に出店できれば何か探れるかもしれないと告げると洛王は何とかする協力を買って出ます。
洛王は宮市の店は玉石混交だと陛下に上奏し資質の劣る店を排除させます。
第24話・甘い愛の口づけ
洛王府で香草堂の開店祝いの宴が開かれ霓裳たちは宮市に入れると知って喜びます。
霓裳と洛王は二人きりで甘い時間を過ごし口づけを交わし、承天から簪を贈られた元香は奇麗だと言われ目を閉じるが「簪が」と言われいつものように追いかけます。
蘇功銘は蘇家の化粧品店の出店を願うがいつものように上納金を払えと高璇に言われます。受け入れるがいつまで経っても搾取するだけの宮市局を心では恨んでおり蓄えも底をつくので打開するには蘇文宇と顔文秀の婚姻が必要だと思います。
宮市局の袁道成は不正を正そうとする洛王に敵意を募らせて出店を願い出る商人たちを洛王府に行かせます。
宮市の何者かの仕業だろうと察する洛王は宮市局に出向き出店には役所が許可した経営権と商品産地の報告が要り虚偽の申請は許されないと商人に説明し袁道成と高璇に処理を任せると告げます。
自暴自棄になっていた蘇文宇は霓裳が生きていると知って香草堂に駆け付けるが命を狙ったものが何の用だと承天から激怒され、どうしたら償えるのかと頭を悩ませます。
宮市局出店一覧に香草堂がなかったので洛王は蘇家の仕業だと思います。霓裳は奥様がお呼びだと言われ足を運ぶが蘇家だったので引き返そうとすると囲まれてしまいます。