中国ドラマ「馭鮫記」前編
ディリラバ&アレン・レン共演、
禁じられし切ない愛を壮大な映像美で魅せるファンタジーラブ史劇
あらすじ
万花谷に住む御霊師の紀雲禾は谷主・林滄瀾の息子・林昊青と肩を並べる実力の持ち主だが支配される生活に苦しみ万花谷から逃れることを夢見ていました。
ある日、紀雲禾は順徳仙姫・汝菱が捕らえた東海の鮫人を御する役目を引き受けると長意と名乗る気高く純真な魂を持った鮫人に心ならずも惹かれていく。
天仙と地仙の恋はご法度だが紀雲禾は長意を救い出し一緒に逃げようとするも・・・
キャスト/ディリラバ&アレン・レン共演
1992年6月3日誕生、「夢幻の桃花」「長歌行」など
長意(アレン・レン)
1989年4月11日誕生、「花様衛士」「美人骨」など
林昊青(シャオ・シュンヤオ)
順徳仙姫(グオ・シャオティン)
雪三月(ファン・ジェン)
離殊(ツーシャー)など
ネタバレ感想/馭鮫記(前編)
1話・天仙と地仙
九重の天の上、仙界に天仙と地仙が誕生し、天仙は厳格に秩序を守り地仙はたまに禁を犯します。天仙の世界では地仙との恋は御法度であり、中でも南方の万花谷では禁令が重要視されています。
万花谷の御霊師(掟を破るものたちを教化する天仙の精鋭)である紀雲禾は雛のために祝余仙草を盗みに来た姑獲鳥を追い詰めます。
雛を盗んで亡くした我が子・阿音への愛を注ぐとは何事だと叱責し、阿音は上仙に助けられ人間界に転生していることを司命星君から借りてきた物で見せてあげます。霊丹を出し仙師府で罪を償えば再起できると告げると反省して涙を流す姑獲鳥は素直に従いました。
紀雲禾は灌灌鳥の羽毛は極上品だと張仙使に雛を奪われます。罪がないから返せと訴えると希少な禁言の符を渡されるが我々は御霊師で順徳仙姫のしもべではないと符を飲ませ雛を取り返します。
雛を故郷に送り届けてと暁星に渡すと、順徳仙姫は天君の姉で仙師の寵を受ける直弟子だし張仙使は順徳仙姫の側近だから恨みを買うぞと言われます。
万花谷の谷主・林滄瀾に姑獲鳥の仙丹を届けると張仙使を傷付けたらしいが御霊師に命を下す権利を持つ順徳仙姫の怒りを買ったらどうするんだと谷主の子・林昊青に責められます。
しかし、殺して暴れ犀の霊丹を手にした林昊青に万花谷は仙師府の命は絶対であり罰を犯した者は仙師府で裁かれるのは決まり、罪に問われるのはどっちかなと問いかけます。
勝負にまたしても勝利した紀雲禾は護法の座を得るが技を伝授される日だなと谷主に言われ動揺します。谷主に罰を受け痛めつけられる紀雲禾は張仙使に刃向かったのは林昊青を思ってのことだと訴えます。
紀雲禾は心配してくれる親友の仙侍・洛錦桑に気が熟すまで待つ、自分は大丈夫だと告げます。
張仙使に呼ばれた紀雲禾は順徳仙姫が万花谷に押送した狂暴な者(東海の鮫人・長意)が閉じ込められている箱を開けるよう言われます。怒りや呪詛を込めた仙師府の金符で体の自由と法力を封じられており紀雲禾はやるしかないと箱を開けます。
暴れる長意を押さえつけると、仙侍にしたいからしっかり調教するよう順徳仙姫が現れます。
2話・鮫人を教化
紀雲禾は順徳仙姫は真の忠誠を使う侍者を望んでいるのだと察し自分が教化を行うと名乗りでると、林昊青と競い合い望みを叶えた方に褒美を与えると言われます。
洛錦桑から鮫人は深海の主で服従させた者はいないのに何で名乗り出たのかと責められます。仙姫に認められ林昊青が谷主の座を継いだらその後の自分はどうなると思うかと考えさせると「仙島に超すまで死ねない、紀雲禾の御霊術と私の知恵で鮫人ぐらい攻略してみせる」と洛錦桑は言います。
林昊青は長意に雷刑を下して傲岸さを削り落とせと命じます。紀雲禾は万花谷より過酷な仙師府の刑に耐えたのだから口を開くはずないと思い鮫人について勉強します。
紀雲禾は1人で会いに行き、苦しめるつもりはないから落ち着くよう優しく語り掛け傷の手当てをします。林昊青が矢に術を施していると分かりこれ以上傷付かないよう仙印で封じ、力を利用しやみくもに逆らっては駄目だと忠告します。
長意は紀雲禾にアドバイスを受けると雷の力を利用して刺さっていた矢を林昊青に放ちます。
紀雲禾は仙師府で仙姫に逆らい大勢の弟子を傷つけたそうだが一体何があったのかと長意に聞きます。無理に聞こうとはせず水を持ってこようとすると長意は御水術で水分を集め吸収していきました。
紀雲禾は林滄瀾に呼ばれると邪心を抱いてはいけない、寒霜の解毒薬が得られなければどうするんだと叱責を受けます。
長意に会いに行くと護法の座である令牌を掴まれるが、名誉と地位の印じゃないし自ら望んだものでもない、できる事なら逃げ出したい訴えます。
仙印で矢から守り薬や食事を届けたせいで移住の夢も潰えそうだ、友になりたかっただけなのに信用してくれないのかと訴え出て行きます。
3話・掟破り
「漁師に助けられた鮫人は鮫珠で恩を返した、鮫人は情に厚く必ず恩に報いる」
紀雲禾は林昊青が熱で鮫人を追い込んでいると暁星から報告を受け非情な仕打ちに苦しむ鮫人を助ければいいと思います。
林昊青は見張りを下げらせろと命じると仙侍・思語から牢破りの幇助は重罪ですからこれで敵はいなくなりますねと言われます。
紀雲禾は林昊青の罠だと洛錦桑に止められるが警戒心を解いてもらいたいし死なせたくないのだと告げます。暁星が洛錦桑を負ぶってわざと逃げるように出て行き、引き付けてもらっている間に長意を連れて帰ります。
林昊青が訪ねてきたので出て行こうとすると「紀雲禾、危険だ」と初めて長意が口を利いたので喜びます。
対峙していると思語の暗器で首に傷を負ってしまうが卿舒が匿っているのは本当かとやってきたので「林昊青に殺されかけたので仕方なかった、長意が話をしたと谷主に伝えてください」と告げます。
林滄瀾は口を開かせたのが本当なら紀雲禾の望み通り拷問を禁止し彼女に任せようと思います。林昊青はどうせ紀雲禾は明日までにもたないと言われたので暗器に毒を染み込ませたのだと分かり首を締め上げ解毒剤を出させます。
紀雲禾は毒が回り倒れてしまうが長意の鱗によって助けられます。林滄瀾が確かめに来た時、猛牛の霊が暴れ出し紀雲禾と長意は戦うと万花谷戦部の統領・雪三月が現れ一発で仕留めました。
長意が口を開かないので紀雲禾は功を焦りすぎたと謝罪すると教化から外すべきだと林昊青は進言します。雪山月は教化の期間を三日ずつとしそれ以外の手出しを禁じてはどうかと告げると監督を負かされます。
紀雲禾は匿っているのが誤解であっても掟に反したのは事実なので三日間の謹慎処分を受けます。そこに教化は自分に任せればいいと林昊青がやってくるが「紀雲禾を襲った悪霊を放ったのはお前だろう、悪霊を操ることは掟に反するから三日間謹慎せよ」と雪三月は命じます。
長意は思過窟に戻されてしまい紀雲禾は外に出るが雪山月と仙侍・離殊(山猫族の王子)の二人を目にし関係性を疑います。
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