作品情報/キャスト
陳情令の監督と半妖の司籐姫の原作者が壮大なスケールで放つ、チャン・イーシャン&グアンホンのW主演のファンタジック・ラブロマンス
神仙、幽族、人間、3つの種族が存在する世界。
明国の都・啓封府の捕吏長・展顔たちは奇妙な事件を捜査する中で天上界からの使者・端木翠と出会い幽族の仕業だと教えられる。
種族を越えた愛と友情、異世界をも巻き込んだ陰謀と戦いを描き壮大なスケールで展開していく。
全52話で紹介します
ネタバレ感想/玉昭令
9話・姻縁簿
私の願いは人間界の平和を守ることだと端木翠は話すといきなり女子たちが展顔のもとに押し掛けてきたのではじき出されます。
司法星君・楊鑑に端木翠の監視を命じられた小天だったが人間の衣を盗んで着ていたために投獄されそうになります。
蓬莱が誇る神獣の麒麟を盗人呼ばわりしやがってと頭に来た小天は姻縁糸を使っていたずらを仕掛け鶏を放ち張瓏と趙武を事故チューさせます。
端木翠は小天の悪戯だと分かり捕まえると楊鑑の命だと知り、怒らせるとどっちが怖いか知っているだろうと詰め寄ります。
展顔には手を出すな、大人しく蓬莱に帰れと訴えると小天は大人しく従います。
楊鑑は姻縁簿に手を加えろと要求するが天が定めるものだと月老に拒否されます。天とは我ら神仙のことだと訴え展顔に良縁を与えぬのなら西王母の酒を盗んだことを報告すると脅します。
展顔は暴走する馬車を止め錦繍布荘の李瓊香を助けます。上官策が女子の姿絵を大量に持っていたので声をかけると奇妙なことに妙齢の令嬢との縁談が展顔に続々と持ち込まれていると知らされます。
端木翠は展顔の結婚相手を選ぶなら見定めなければと思い向かうと誰にも興味ないから助けてくれと頼まれ結婚に不向きな者ばかりだと江夫人に告げます。
端木翠は月老が酔った勢いで展顔に悪縁を結ぶかもしれないと思い会いに行きます。姻縁簿を見ると李瓊香の名が記されており姻縁糸を結んだのかと訴えると逃げられてしまいます。
10話・嫉妬の炎
忙しくて会う暇などないと不貞腐れる端木翠だが展顔が気になり彼がいる甘味処へ向かいます。
姿を消してそばに座るが展顔は人形が不自然に動くを見て端木翠がいるのを察知します。気付かれているのも知らず巡回に付いていくと縁談相手の李瓊香に出くわし、展顔はきっぱりと断っていたが彼女は本当に彼に惚れているようだと分かります。
人間界では李瓊香みたいな令嬢が好まれるのだと知り振る舞いを学んでいると「真似などよせ、だれよりもすばらしい」と温孤に言われます。
蓬莱図の断片を手にする幽族の使者は錦繍布荘に行くと反応するので越龍門に報告すると別の断片があるはずと言われます。
端木翠は令嬢の真似して展顔に会いに行くが李瓊香の手巾を使わないからと渡されると幽族の匂いを感じ取ります。錦繍布荘を訪ねると李瓊香が馴れ馴れしく展顔に接近するので気に食わず自分の方が勝っていると思います。
その夜、展顔は端木翠が怪しんでいたので巡回しに出かけると錦繍布荘が火事だと知らされ急いで向かいます。
錦繍布荘の火事で侍女が命を落としたと知り、きっと展顔は李瓊香を慰めるはずだと端木翠は不貞腐れます。しかし幽族の匂いがしたので李瓊香が幽族だったら始末するべきだと思い向かいます。
2人が接近するのを阻止するために間に入って邪魔しながら掃除していると凌霄紅が勝手に動き出し程なくして気を失ったと李瓊香が思い出します。すると二人が店を見てくるといなくなってしまったので追いかけます。
凌霄紅を持ってくる李瓊香に殺意がある事を感じ取った展顔から協力を頼まれ、端木翠と温孤は鑑賞会に向かうが李松柏が絞殺されます。
11話・夫の敵討ち
李松柏が絞殺されるが痕跡から犯人は指が6本ある者と分かり李瓊香ではない事が分かります。
展顔は桂花蛋の店の女主人・鄭巧児が指が6本あることを思い出すが端木翠は小柄な女性が大男を絞め殺せるだろうかと疑問に思います。
2人は取り調べに向かい一人残る温孤は死体に付着していた髪の毛から幽族の匂いを感じ取ります。怪しい人影が目にし追いかけて立ち塞がると黒衣の者は胸をおさえて苦しみだし父である幽王が用いた噬心咒だと気付きます。
噬心咒を使って幽族を操る者がいるのかと訴えるが発作を見てすぐ分かってしまったので龍族の者だとバレてしまい、躊躇してる間に逃げられてしまいます。
幽族の使者は蚕の精の敵討ちを助け蓬莱図の断片を手に入れると越龍門に告げます。それを目にしていた温孤は「来てやったぞ」と越龍門に呼びかけ、手を貸すつもりはないし端木翠を狙えばただでは済まないと言い放ちます。
端木翠と展顔は鄭巧児を捕らえて啓封府に連行します。李家に恨みがあり動機はあったが乳母がやってきて犯人ではないと訴えます。15年前、鄭巧児の父・鄭万里が殺され借金のカタにされた凌霄紅は鄭巧児の母・劉喜妹と共に消えていた事が分かり錦繍布荘が危険だと思い向かいます。
劉喜妹は修練のすべてを費やし凌霄紅を織ると李松柏に殺されました。凌霄紅は法力を失いほどけて赤い絹糸になったので劉喜妹は絹糸に憑き、凌霄紅が織り上げられた時に肉体を持って李松柏を殺し夫の敵をうったのです。
凌霄紅は人間では織り上げられないので残りの法力を李瓊香に授け織らしていました。
端木翠は錦繍布荘の様子を見に行った展顔は消えたと報告を受け向かうと彼の剣・巨闕が落ちていました。劉喜妹は凌霄紅の中にいると推理すると展顔に巻き付いていたので救出します。
逃げた劉喜妹を追いかけると李松柏いがい誰も傷付けたくないから追うなと言われるが鄭巧児を連れてこさせます。上官策は啓封府が事件を再捜査して真実を白日の下にさらす、李瓊香も事情を知り儲けを全額鄭巧児に渡すそうだから暮らし向きに心配はないと劉喜妹に告げます。
子供の代にまで恨みを残したくないと劉喜妹は蚕の精となり鄭巧児は15年来の恨みから解き放たれたので安心して眠ってと涙を流します。
12話・気を引かせるために
李瓊香はもう嫁ぐ気はないようだが江文卿が仲を取り持とうとします。
憤る端木翠だが月老が結んだ展顔と李瓊香の姻縁糸が切れないののは姻縁が本物だからかと思います。
しかし喪が明けるまで展顔が3年も待たなければならないのは気に食わないので月老廟を訪れるが無視するので悪戯書きします。
人間界で千年も敬われてきた人気者も月老は義妹を何とかしろと楊鑑を責めます。
神仙には姻縁はないのに端木翠は相談するとみんなから恋だと言われます。まさかと思い紅鸞のアドバイス通りしばらく展顔に会わないと決めるが自分からは何にも連絡してこないのかと苛立ちます。
一日会わないだけで気になりウロウロすると温孤に展顔を訪ねるのかと話しかけられたので幽族がいないか見回りだと告げます。
しかし李瓊香が啓封府を訪ねて行くのを見て我慢ならず後を追うが悲鳴が聞こえたので急ぐと展顔が蚕の精の繭となっていました。
情債箱の鎖が切れたと小天から聞かされた楊鑑は展顔の姻縁糸を結ぶ約束だろうと月老を責めると無理を言うから姻縁糸が大混線しているんだと言われます。
端木翠は救出した展顔から殺意はなく記憶を探られた気がする、繭に絡まるときに江文卿から巨闕を託された場面が浮かんだと言われます。
展顔が好きなのか、まさか人間を好きなるとはと思う端木翠だが男から好きになるべきだとあの手この手で好かれようとします。