作品情報とキャスト
秘密を抱える皇帝・皇子・将軍の3人が記憶を失う姫を愛し、隠された真実が明らかとなると感動が押し寄せる中国ラブ史劇
すべての記憶を失った容楽は西啓の長公主だと皇帝・容斉に知らされます。北臨の皇子・無憂と政略結婚することになるが密命により宮中では仮面で顔を隠し町では茶楼の女主人・漫夭として二重生活を送り始めます。無憂は結婚を拒んでいたが漫夭の正体を気付かずに愛するようになり容楽も彼の性格に心惹かれるようになるがそんな姿を見て苦悩する容斉。そして無憂のライバルである北臨の将軍・傅筹は陰謀のために容楽に接近するが彼女を愛してしまう。それぞれの秘密が複雑に絡み合うなかで真実が明らかになったとき、かつてない感動が押し寄せる。
ネタバレあらすじ/白華の姫
第9話/密室探し
蕭煞は侍女・蓮心が出て行くのを尾行すると男と密会していました。容楽(漫夭)は妹みたいな者だから正直に言えば助けると訴えると手渡したのは想い人への文だと言われるが蕭煞が水につけると新たな文字が浮かび上がってきました。
逢引に協力していた侍女の泠月は信じていたのに情報を外に漏らしていたのかと驚きます。箱の中身を容楽が入れ替えていたので外に情報が漏れる事はなかったが敵との接触は死罪に値します。
最後まで罪を認めず何も知らないと訴えるので容楽は命を奪うことはせず愛する男に嫁ぎ北臨から離れるよう命じました。
李志遠が持っていた筆ペンから質札を発見した無憂は店を調べろ命じると余世海から誕生日の招待状が届きます。また容楽(漫夭)の方にも宴で舞を披露して欲しいと招待状が届きます。
皇帝(允赫)や皇太子(筱仁)から祝いの品が届き喜ぶ余世海と余文杰、その頃、沈魚を連れて尚書府を捜索していた容楽は彼女と離れ密室を捜すが仕掛けにはまり閉じ込められてしまいます。
沈魚は容楽がいない事を気にしながら琴を奏でるが宴の途中で無憂が席を立ち官職売買に関わる者の名簿を差し出し剣を突き付けます。
すると容楽が人質となっている事を知らされ「見逃してくれれば水に流し女子を返します」と脅されます。無憂の護衛・冷炎はすぐに探しに行くと何者(項影)かとすれ違った際に地図を渡され救出します。
救出された事を知った無憂は余文杰を斬り付けると「官位と財産を没収し余家親子を大理寺へ送れ、屋敷は黎王が処置せよ」と皇帝の命が届きます。陳王(無郁)は無事に釈放され無憂に感謝します。
皇太子は口封じのために天仇門を刺客として送り余家親子を始末しました。
容楽(漫夭)は攏月と共に無憂(黎王)が管理するようになった余家に侵入して密室を探すが仕掛けにより攏月が負傷してしまいます。
護衛にも見付かってしまうが容楽は幼い頃に余家にいた事があるのかはっきりとは分からないが体感的に覚えていて逃走する事が出来ました。容楽はお茶を届けに行き無憂に屋敷を案内させてもらうと所々の仕掛けに気付きます。
無憂に惹かれる容楽だがキスされそうになり自分の立場や密命を考え拒否して帰ります。
第10話/危機一髪
無憂(黎王)は攏月楼に行くと漫夭(容楽)が傅筹の接客中だと言われ偶然そこに居合わせた孫雅璃と共に同席します。
気まずい会話に孫雅璃は席を立つと傅筹も後から出てきたので2年前に南境で助けられた事と感謝を伝えます。
意図が知れぬ男に近付くなと言われる漫夭は「意図が知れぬのは殿下です」と返すがそこに公主府に訪れていた陳応(無郁)と昭蕓が仮面を付ける泠月を連れてきたので驚きます。
無憂から目で合図を送られた陳応は躓いた泠月を助けるフリをして仮面の紐を解くがギリギリのところで仮面をおさえ容楽が後ろから紐を結びます。
無憂は容楽公主と漫夭は同一人物だと疑っていたが「傲慢で気が強い公主と愛想が良く物わかりが良い漫夭が同じなわけがない」と無郁は言います。
その頃、兄で西啓の皇帝・容斉が北臨を訪ねると知り容楽は喜びます。あまりの喜びようにそんなに兄妹は仲良いものなのかと昭蕓は言います。
宴を終えた容斉が公主府を訪ね、容楽は喜びを全面に出して抱き締めます。翌日、西啓が北臨皇帝(允赫)たちと狩りに出掛けている間に容楽は余家に侵入しようと計画を立てていたが結盟に反対する北臨の勢力から狙われていると情報を入り自ら助けに向かいます。
第11話/花灯祭への誘い
北臨を訪問した容斉(西啓皇帝)が危険だと知り容楽(漫夭)は駆け付けるがこれは無憂(黎王)が西啓の間者かどうか見極めるための誘き寄せる策でした。
罠にかかってしまった容楽は「住む世界が違うと言ったはず、それぞれの責任もある」と伝えるが「いかなる代償を払っても手放したくはない、そばにいてくれ」と想いを伝えられます。
公主府に戻り思い悩む容楽は同盟を結盟させて戻ってきた容斉から「腹黒く公主との婚儀を拒み狩り場で侮辱してくるような奴の餌食にはさせない」と言われます。
一方、公主の嫁ぎ先を決めなければ同盟は紙切れも同然だと思う皇帝(允赫)は今までは大目に見ていたが国の存続が懸かっているため無憂が想いを寄せる茶楼の女主人に狙いを付けます。
無憂から花灯祭への誘いを意味する灯籠を贈られた容楽(漫夭)は山河志を手に入れるため攏月と共に屋敷に侵入します。
前に無憂に案内された時に気付いた仕掛けを動かすと密室の扉が開きました。掛け軸を目にした容楽は幼い頃に確かにこの場所で遊んでいたことを思いだし詩集を探して山河志を手に入れました。
第12話/替え玉公主の婿選び
山河志を手に入れた容楽(漫夭)は花灯祭に向かうと来るのを待っていた無憂は喜びます。
心で無憂に別れを告げる容楽は西啓に戻る事を決心し攏月や沈魚にも別れを告げるが禁衛軍が押し入ってきて捕らわれてしまいます。
皇帝(允赫)から黎王とはどのような関係だと聞かれた漫夭は何もないと答えるが報告を受けた無憂が慌てて駆け込んで来ました。すぐに駆け付けてきた事が何よりの証拠であり「無辜の女子の命を奪おうとしたが公主と婚礼を挙げれば側室として迎える事を許してやる」と脅迫された無憂は半年以内に山河志を見付ければ婚姻と養民変法を許すと約束したはずだと言い放ちます。
そして脅されるのが最も嫌いだと無憂は言い放つと容楽公主が謁見を申し出てきたので容楽は驚きます。
蕭煞が公主を連れて入ってくるが容楽は泠月ではないと気付きます。帰国前に婚礼を挙げたいと要求する西啓皇帝の容斉は替玉公主(痕香)を用意させると傅筹が自ら名乗り出ました。
公主府に戻る容楽は傅筹将軍に嫁がせるために容斉が偽物を用意したことを知り西啓に帰れるのだと喜ぶが「漫夭さんとの婚儀の後もお力添えを頼みます」と傅筹の言葉を耳にし身分を知っていたのかと驚きます。
三日後の婚儀は替玉ではなく自分が結婚させられるのだと知った容楽はどうゆう事なのかと容斉を問い詰めます。