作品情報/キャスト
美形男子アラン・ユーと4000年に1人の美少女と称される元SNH48のジュー・ジンイが共演した中国ラブ史劇。中国古代から伝わる民話「白蛇伝」を基に制作。
千年に及ぶ修練を経て白蛇の妖怪は白素貞(人間女性)に姿を変え臨安の町で修行を積むと出会った医者の許仙と惹かれ合い夫婦の契りを交わす。端午の節句祝いで雄黄酒を飲んでしまい正体をあらわにすると許仙はショックで意識を失ってしまうが彼女を守るために邪薬を飲んで妖怪に姿を変えたことで金山寺に連行され彼の子を産んだ白素貞も幽閉されてしまう。愛し合う人間と妖怪に危機が訪れる!
ネタバレあらすじ/新・白蛇伝
第13話・来世も共に
白素貞は妖丹で許仙の命を救います。
夢でしか会えないと嘆く許仙はこれが現実だと知り彼女に助けてもらったのだと把握します。何度生まれ変わっても許家に嫁いでほしいとお願いされた白素貞は笑顔で頷きます。
姣容は弟の回復に驚き喜ぶと李公甫は妖怪ではないかと疑っているので質問責めするが許仙が彼女を娶るつもりだと知ります。
婚姻はめでたいが白素貞が身元不明なのがどうも気になる李公甫は法海を訪ね訳を話して連れて戻ります。法海は許仙の体内から千年の妖丹を感じ取り調べさせてくれとと迫るが変な僧侶は帰れと姣容は追い出します。
白邸に案内する白素貞は小青たちの力を借り太鼓達が親戚に化けて信じ込ませます。
夫婦になれると喜び許仙たちを見送ると景松がやってきて「一緒に峨眉山に帰るなら許仙を殺さないでやろう」と言われます。
「絶対に帰らない、邪魔するなら容赦はしない」
やりあうが白素貞の能力が弱いことに気付いた景松は妖丹を授けたのだと気付きなんて愚かな事をしたのだと嘆きます。
「許仙と一緒にいる日々は峨眉での千年に勝る」
第14話・西湖の夫婦
許仙は如意を探していると金邸で男と一緒にいたと小青に教えてもらい向かいます。
如意は街中で偶然会った王道陵と一緒におり許仙の嫉妬を期待したが「大切にしてくれる人がいて良かった。僕と白素貞の婚礼があるから一緒に来るといい」と言われショックを受けます。
如意は「私も医者の王道陵に嫁ぎ金邸の事も任せるつもり」と強がるが王道陵がその気になっていたので「あなたが私に嫁ぐなんて冗談でしょ、鏡で自分の顔を見たら」と言い放ちます。
翌日、白素貞と許仙の婚儀が行なわれ如意は花嫁が自分だと想像してなんとか笑顔を作って見届けます。
初夜を迎え許仙は夢では一度娶っているがやはり夢より美しいと愛の言葉を投げかけ、小青はめでたいと月を見ながら深酔いします。
法海は「千年の妖丹を与えた妖怪はそれでも妖なのか、また千年の妖丹を得た人間は人間のままなのか」と悩み金山寺に向かうと「水に映る月は月なのか、妖怪と人間は注意して見分けねばならない」と師匠に言われます。
金邸に戻った如意は許仙がいないと患者すら来ないので何もすることがありませんでした。
白素貞は弁当を渡すのを忘れたので小青と一緒に訪ねると退職金はすべて払ったからもう来ないと如意に言われ驚きます。
許仙は雇い先を探すが済世堂で7年学び師匠に秘伝を授るも真義に背き如意を娶らなかった事が噂されていると知らされます。しかし隠れみの術で探っていた白素貞は丞相が裏で手を回していると知ります。
白素貞は夫婦は一つだと思い家財を売って銀子を貯めるが許仙は妻に迷惑はかけられないと買い戻してしまいふて腐れます。
しかし西湖の舟を乗ると貧乏な老人が盲目の妻の願いでもある舟に乗せてあげるため食事を摂るフリをしてお金を貯めていたと知り許仙は自分が間違っていたと謝罪します。
許家で野菜ばかり食わされる小青は芸を見せて民達から金をもらうが偶然通りかかった如意が詐欺師だと喚きます。そこに騒動に気付いた白素貞と許仙もやってきます。
第15話・美酒と運命の出会い
白素貞が家財を売ったり小青が芸を披露して銀子を稼ごうとしていたので許仙は自分が情けないと思うが医師は人を救うのが仕事だと励まされ医学に励みます。
許仙の両親の墓参りを終えると丞相と出くわし「すぐにお前も両親の元へ逝かせてやる」と言われるが白素貞は許仙の衣を掴んで止め妖術を使って転倒させました。
丞相が朝廷を堕落させたことで多くの悲劇を生んでいると許仙が嘆いていたので資金を稼いでいた白素貞は開業する診療所の名前は「保和堂」にしようと告げます。
「貧富の差なく治療し人々の和を保つ場所」という意味だと知り許仙はいい名前だと受け入れます。
保和堂を開業させると、その事を知った丞相はどこの診療所からも断られる魔風の患者をおくります。
許仙は魔風は治るが強い薬で毒でもある鶴頂紅を使う必要があると説明すると老婆は受け入れるが前に西湖で出会った時はなんともなかったのに何で数日で魔風を患ったのか疑問に思います。
後日、老婆が亡くなった事で殺人と疑われて許仙は連行され保和堂は閉鎖されてしまいます。
白素貞と小青は老婆の夫に会いに行くと無実だと確信し連れて行きます。老婆の夫も魔風であり老婆は盲目であるが夫のために薬を隠し使っていなかったのです。しかも丞相の部下にむりやり何か食べさせられているのを目撃しており手にひっかき傷があった事から丞相は何も言えなくなります。
許仙は医師としての評判が広がり保和堂には患者が集まるようになります。久しぶりの給料に喜ぶ小青は酒を飲みに行くと偶然であった張玉堂と意気投合し一緒に飲みます。
後日、保和堂に薬剤を持ってきた者が張玉堂だったので小青は喜ぶが蛇を殺して肝を取っていたので怒りを覚えます。
第16話・王道陵のもくろみ
小青(青蛇の妖怪)は蛇を殺して薬剤を持ってきた張玉堂を最低だと言い放つと声を聞いた許仙がやってきます。
品質が良いので許仙は買うと告げるが小青の態度にきた張玉堂は売る相手は選ぶと出て行ってしまいます。
小青は狩りをする張玉堂を懲らしめようと妖術を使って霧の中に誘い込むが彼が崖から転落したので慌てて救います。意気投合した2人だったが小青は下女だと勘違いされ銀子3両を持って張玉堂が訪ねてきたので激怒します。
白素貞は一応相場よりは高いのだからと小青を慰め、許仙は妻の妹だと張玉堂に教えてあげます。
疫病が広がりどんどん保和堂に患者が運ばれてきます。済世堂にある霊薬なら聞くらしいがあまりに高いため払えないものが多く押しかけてきていると知った許仙は如意が連れてきた王道陵は腕があるんだと驚きます。
臨安の民が助かるならいいと思うが話を聞くとあまりに高いため許仙は済世堂を訪ね「師匠は財を愛したが人道には背かなかった」と告げます。民を救うために処方箋を教えてくれと頼むと白素貞と離縁すればいいと言われ見損ない出て行きます。
白素貞は許仙が疫病にかかって帰ってきたので急いで如意を訪ねると高値でも売らないと言われるが許仙が明日まで持つかどうかと訴えると霊薬を渡してくれます。
疫病なら段階的に良くなっていくが飲んですぐ治った事で解毒剤ではないかと許仙は疑います。
白素貞と小青は疫病が人災によるものではないかと疑い様子を伺うと王道陵が井戸に毒をまいていました。
尾行するとヒキガエルの妖怪だと分かり洞窟の中で霊薬を作っていたので没収し人々の前で正体がさらされるように一計を企てます。