作品情報/キャスト
美形男子アラン・ユーと4000年に1人の美少女と称される元SNH48のジュー・ジンイが共演した中国ラブ史劇。中国古代から伝わる民話「白蛇伝」を基に制作。
千年に及ぶ修練を経て白蛇の妖怪は白素貞(人間女性)に姿を変え臨安の町で修行を積むと出会った医者の許仙と惹かれ合い夫婦の契りを交わす。端午の節句祝いで雄黄酒を飲んでしまい正体をあらわにすると許仙はショックで意識を失ってしまうが彼女を守るために邪薬を飲んで妖怪に姿を変えたことで金山寺に連行され彼の子を産んだ白素貞も幽閉されてしまう。愛し合う人間と妖怪に危機が訪れる!
ネタバレあらすじ/新・白蛇伝
第21話・忘れえぬ君
白素貞は許仙の体内に自分の妖丹があるため心の血液を議性にします。
小青は自分のことを忘れてしまった人のために犠牲になることはないと心配し心を痛めます。
如意は愛する許仙が白素貞の事を忘れている事をいいことにここぞとばかり懸命に看病するが想い出は残っているようなので不安を抱えます。
白素貞は自分の名前を聞いただけで許仙が頭痛に苦しむので姣容からお願いされたように距離を置いた方がいいと決意し別れの手紙を書きます。
白素貞は妻なのだから距離をおく事ないと反対する李公甫は如意が看病するのはおかしいから金邸に帰るよう告げるが彼女は自分が世話をするのだと言い張りそんな彼女を姣容も後押しします。
白素貞は自分の記憶が戻っても白蛇の姿を思いだし愛する人から恐れられるなら忘れられた方がましだと思い離縁状を姣容に渡します。
「許仙がどれだけ彼女を愛しているか知っているだろう、今は記憶がないだけで離縁なんてとんでもない」と李公甫は訴えるが「弟が捨てたんじゃなくて彼女が出て行くんだ」と姣容は言います。
そして如意はここぞとばかり許仙の世話を一生するから嫁がせてほしいと跪いて涙を流し許可を得ると許仙に薬を飲ませ目覚めさせます。
許仙は姉から縁談話を聞かされるが妹としか思っていない如意は娶れないと告げ出て行った白素貞を探しに行きます。
如意が数珠で白素貞を弱らせ許仙を脅かしたのだと知る小青は「けなげな態度で手柄を奪うあくどい女だ」と思い懲らしめようとするが法海に捕まってしまい写経をしろと閉じ込められてしまいます。
第22話・再びの絆
許仙に呼び止められた白素貞だが彼を苦しめたくないので「覚えていないなら聞かせても本当かどうか分からない。過去を忘れ別々の道を行きましょう」と告げます。
写経を終わらせ出て行く小青は一晩法海が見張りをしていたのだと分かり「くそ坊主おぼえとけ、妖怪のままでいいし神仙などになりたくない」と言い放つと「悟りを開かせているだけ、仙縁のある身では許されない」と言われます。
許仙は屋敷に戻ると如意と姣容が婚礼の準備をしていたので男女の情はないし娶るつもりはないと告げます。
如意は聞き入れず首飾りを買いに行くが小青に見付かって追いかけられます。許仙と出くわした白素貞だが逃げてくる如意が白蛇の妖怪だとバラしそうになったので妖術で話せなくさせて彼女を連れていきます。
「鎮妖符で私たちを離れさせたり摂魂散で旦那様を病にした、私が黙って見ているとでも思っているのか。これ以上なにかしたら殺す」と妖術を使ってしっかり脅します。
姣容が強引に続行させた婚礼を邪魔するため小青は妖術で天候を悪化させるがまたもや法海の邪魔が入ります。
娶るつもりは絶対にない許仙は招待客に説明するため出て行くと輿に乗る如意の姿を見て白素貞を思いだします。
「よければもう一度僕の妻になって欲しい」と皆の前でプロポーズし彼が記憶を取り戻したのなら話は別だと白素貞も二度と離れないと決心します。
恥をかきたくない如意は許嫁が戻ってきたのなら自分は側室で良いと強がるが許仙に「側室はいらないし愛情はすべて白素貞に捧げる」と言われます。邪魔だと彼女にナイフを突き刺そうとすると間に入った許仙を刺してしまいます。
許仙はこの傷をもってすべてを忘れるよう如意に要求しました。
第23話・最愛の妻
許仙が記憶を取り戻し一生離れないと決意した白素貞は再び幸せな生活を取り戻します。
彼の仕事を手伝うと蛇類の薬剤を使わなくなった事に気付きます。相談を受けた小青はちょうど張玉堂が蛇を売りつけに来たので様子を伺うと許仙は購入したものの蛇を逃がしました。
白素貞は自分が白蛇の妖怪だと気付いているのではないかと不安になります。
許仙は妖怪にも善と悪がおりどちらかを重要視する必要はなく共存するべきだと法海に話し勝てるはずだった囲碁の勝負をわざと引き分けます。
人間も妖怪も平等だと言いたいのだと察知した法海は「白素貞を追わないと約束する、なるべく協力しよう」と言いました。
白素貞は自分は峨眉山の白蛇で俗世で道を探るため蜀から臨安に来て出会ったのだと許仙に告げます。
「妖毒は人間にとって毒なので観音様に方法を求め許仙の毒を抑えた、しかし雄黄酒で本来の姿を現してしまい結果苦しみを与えてしまった」
許仙は「妖怪であっても愛する妻を怖がるはずない。出会ってすぐに人間の習慣を知らなかったので頭の片隅に妖怪かもと思っていたけど愛したんだ」と告げ、白素貞は知らないフリをしてくれていたんだと喜びます。
第24話・夜空の下で
白素貞は妖術を使って許仙を峨眉山に連れて行きます。
景松に挨拶しようとする許仙は彼が金鼠の妖怪で仙草を盗むのを手伝って魂を散らしたと知り感謝します。
景松の魂が天上界に戻り再び仙身が与えられるよう白素貞は願います。
2人が仲良く出掛け留守番する小青は自分は誰にも愛されたことがないと思います。
張玉堂は青蛇を捕まえたが殺さないと許仙と約束したので安全なところで逃がしてやろうと思います。見直した小青はいたずらで妖術を使って雨を降らすがそれにより風邪をひいた彼がやってきます。
本を読みながら頑張るが薬の作り方を間違えたので病は治らないと告げるとそこに戻ってきた白素貞からこっぴどく叱られます。
許仙は張玉堂を診察し生姜湯を飲めば治るが本気で完治させたいなら狩りを止めて山へは入らないよう告げます。狩りをしなければ生活が出来ないと言われ許仙は保和堂で働かないかと誘います。
その頃、白素貞を憎み許仙に嫁ぎたい如意は「白蛇の妖怪に青蛇の補佐があったら勝てない」と王道陵に言われ、こちらも補佐役がいればいいのだと思い姣容を味方に付けようと企てます。
如意は姣容に接近し何かが取り憑いて自分が抑えられず許仙を刺してしまったが許家に妖魔が取り憑いている可能性があるからと訴え神仙の呂祖のもとに連れて行きます。