作品情報・キャスト
チャオ・ルース、ディン・ユーシー共演の中国ラブコメ時代劇
時代劇ドラマの脚本を書き上げた新人脚本家のチェン・シアオチエンは目を覚ますと自分の書いた物語の中にいて脇役悪女キャラの陳芊芊となっていました。
芊芊は花垣城の三郡主で対立する玄虎城の若君・韓爍に第3話で殺される予定であり現実世界に戻るためには最終話まで生き延びるしかないと気付く。筋書き通りにドラマのヒロインである二郡主の陳楚楚と韓爍をくっつけようと奮闘するが元許婚の裴恒も加わり恋のトライアングルが発生してしまう。
予測不能な恋模様、後半には住む世界が違う2人の切ない展開、最高に笑って泣けるラブコメ時代劇。
全28話(テレビ放送はおそらく24話ぐらい)で紹介します
ネタバレあらすじ/花の都に虎われて
第4話・楽師を自由に
陳楚楚は密偵を捕らえるつもりが空振りに終わり「功を焦るあまり判断力を鈍らせた。病気持ちの韓爍を送り込んできたのは必ず理由があるはず」と花垣城主から軽く叱責を受けます。
末っ子・芊芊は出来損ないで長女・沅沅は病気持ちなので楚楚にはしっかりしてもらわないと花垣城主は困るのです。
常に遺書を書き変える陳沅沅は「芊芊が宗学堂に来るから裴恒に休むよう伝えて。母上からは忘れられ妹からは姉とも思われていない」と告げます。
独りで籠もるよりみんなと接した方が体にも良いと言われ渋々向かいます。
陳芊芊は一番前の席に座ると「裴恒に近くためか、韓爍がいるんだから慎め」と林七に因縁をつけられ、韓爍によって後ろの席に戻されます。
郡主各位は若城主選抜があり、大臣の娘達は成績により職務が決まることを裴恒は告げます。精進していると芊芊が褒められた事で嫉妬から林七は苛立ちます。
陳芊芊は贈ったものを返され蘇沐がイジメを受けたので教坊司を訪ね蘇沐を身請けすると告げます。
「韓爍だけでは物足りないのか」と林七から挑発されるが「蘇沐を解放して自由を与えるため、無関係な韓爍を侮辱するな」と言い放ちます。
会話を聞いていた韓爍は病気のフリして花垣城主を訪ね「教坊司の楽師をすべて月璃府へ」と願い出ます。陳芊芊は全員移ってきたのでこんなに大勢をどうすればいいのかと悩むと韓爍から陳楚楚に送ればいいと言われ引き取ってもらいます。
陳芊芊は蘇沐を置いて欲しいと裴恒にお願いし琴を贈ります。
第5話・密書の黒幕
韓爍は陳楚楚に送り込んだ密偵から報告したいことがあると連絡を受け招くと楚楚は花垣城主の実の子ではないと知ります。
「長女が病気なので次期城主である陳芊芊に毒を盛れば城主は龍骨を持ち出すはず、奪って一気に花垣城を攻め落とす好機」と白芨に言われるが気が進まず焦りは禁物だと告げます。
陳芊芊は韓爍の誕生日のために買物に行くが街中の人が店を閉め出したので誰かやってくるのだろうかと困惑するが日頃の自分の行いのせいだと言われます。
「その場で金は払う」と叫ぶと急に賑やかになっていきました。
韓爍は衣と豪華な食事で誕生日を祝ってもらい部屋に侵入したのは靴のサイズを測ること、絞め殺そうとしたと疑っていたことはサイズを測ろうとしただけなんだと気付きます。
自分の脚本なので韓爍のことをよく知る陳芊芊は「病気が発覚してから人が変り生きるためなら何でもしたいのよね。だけど必ず病気は治るはず、最後まで諦めてはダメよ」と告げます。
陳楚楚と一緒に弓矢の練習をする林七は最近の陳芊芊は何故か弱くなったように感じていたので若城主選抜に武術試験をしたらどうかと意見を述べると城主は受け入れます。
武芸ができない陳芊芊は韓爍に助けを求めようとするが発作を起こし倒れていたので薬を噛み砕いて口移しで飲ませます。
しかし、密書の黒幕が自分だとバレていたので「あなたに私を見直してほしくて、危険な状況で助ければ私に対する味方も変るはずと思ったの」と正直に話します。
第6話・龍骨の在処
脚本では陳楚楚が龍骨を贈ることになっているので陳芊芊は自分が龍骨を贈れば韓爍は許してくれるはずと思います。
龍骨の在処は花垣城主と若城主だけが知っている事になっているが脚本を自分で書いたので宗祠堂にある事は分かります。どんな形が忘れてしまったが管理者の表情を見ながら持ち出すと報告を受けた城主は怒って月璃府へ向かいます。
韓爍から宴に誘われ向かう陳芊芊は体調悪いから酒は飲みたくないと一応告げると勧められたので毒酒だと思います。
「龍骨は手に入れた、今煮込んでいるから見てきたら」
韓爍は見に行くと強烈な匂いだったために困惑するが毒酒を置いて来てしまった事に気付き急いで戻ります。陳芊芊は韓爍が戻ってきたのでわざと毒に犯されたフリをします。
梓鋭は完成させたので合図である花火を打ち上げるが密偵を捕らえるために花火を合図にしていた陳楚楚は大変な目に遭います。
怒って月璃府に押しかける城主だが芊芊が毒に犯されたと知り驚きます。龍骨が運ばれてくると韓爍は自分のために盗んだのだと分かり飲ませようとすると一口飲んだ芊芊に突き放されます。
「私は大丈夫だから飲んで、私が命懸けで盗んだのはあなたの病気を治すためだから飲んで」と訴えると城主も許可を出します。芊芊がまだ生娘のママだと気付く城主は、韓爍が芊芊を利用して龍骨を盗ませたのだと疑います。
花垣城に潜入している間者・楊司戸が現われ「花火のおかげで楚楚たちに包囲されていることが分かりました」と感謝される韓爍はなんのことだか分かりません。龍骨を飲んだことは玄虎城には報告されており痕は軍を南下させて攻め込むだけだと言われます。
陳芊芊は毒を飲んでから武術が出来なくなったと嘆きます。自分が毒を盛ったせいだと己を責める韓爍に「もう自分は役立たずだから離縁して楚楚のもとに行くべき」と訴えるが別れないと言われてしまいます。
第7話・郡主の位を捨てて
城主令が月璃府に届き、韓爍が陳芊芊を誘惑し龍骨を盗み出させたとして連行されてしまいます。
「このままでは民も文武百官も納得しない、三公主の身を守るための策だ」
韓爍が肋骨を抜かれると知り、自分のせいなのに韓爍が罰を受けるのは納得出来ないので陳芊芊は自分が勝手にやった事だと駆け付け盾となって必死に守ります。
「回復した私の力を見たくないか」と韓爍に耳元で言われ離れると怪力で拘束を解きました。陳芊芊は郡主の座を廃して責任を取ると告げました。
花垣城主はこのまま追求したら娘が追い込まれると思い提案を受け入れました。
陳芊芊が庶民に落とされたことで民たちは城主を評価します。それにより今まで鬱憤がたまっていた者を引きつれ林七が押しかけてきました。
付けは全部払うと告げると家財が全てなくなってしまいます。虐げられる芊芊だが「母親は城主で姉は次期城主、韓爍の妻であり私の許嫁だ。今でも花垣城の高貴な女子なのだ」と裴恒が現われました。
嫉妬から林七は突き飛ばすが武術をまったくできない芊芊は吹っ飛び大きなツボの中に落下してしまいます。軽く触っただけなのに自分を陥れようとしているんだと林七は訴えるが裴恒に睨まれ何も言えなくなってしまいます。
家財をすべて持って行かれる芊芊だが資産を持つ韓爍との生活には何の不自由もしませんでした。