作品情報・キャスト
チャオ・ルース、ディン・ユーシー共演の中国ラブコメ時代劇
時代劇ドラマの脚本を書き上げた新人脚本家のチェン・シアオチエンは目を覚ますと自分の書いた物語の中にいて脇役悪女キャラの陳芊芊となっていました。
芊芊は花垣城の三郡主で対立する玄虎城の若君・韓爍に第3話で殺される予定であり現実世界に戻るためには最終話まで生き延びるしかないと気付く。筋書き通りにドラマのヒロインである二郡主の陳楚楚と韓爍をくっつけようと奮闘するが元許婚の裴恒も加わり恋のトライアングルが発生してしまう。
予測不能な恋模様、後半には住む世界が違う2人の切ない展開、最高に笑って泣けるラブコメ時代劇。
全28話(テレビ放送はおそらく24話ぐらい)で紹介します
ネタバレあらすじ/花の都に虎われて
第8話・奇跡の大逆転
林家の鉱山が落雷で崩れ鉱員が閉じ込められる事件が発生します。
民たちは龍骨を失った天罰だと怒り芊芊の命を捧げて天の怒りを鎮めるべきだと請願書を花垣城主に差し出すと大臣らも賛成します。
城主は娘を殺せというのかと激怒すると韓爍から芊芊だけは守るよう言われ間者として潜入していた楊司戸は「それよりも今は福脈を守りつつ民を救う手を考えるべき」と言います。
兵の遅れを理由に崩落するまで待ち、表向きは責任者を処分し被害者の家族に補償すれば銀子はいくらかで事足ります。陳楚楚は罪人が逃亡しないよう監視すると告げて許しを貰い芊芊を守ろうとします。
民が怒りを陳芊芊にぶつけるのも脚本を書いたシアオチエンは理解出来るが鉱員たちを救う方法はないのかと考えます。
福脈を爆破できるのは自分しかいないと思い出て行こうとすると楚楚に止められたので若城主に相応しい彼女に手柄をあげようとすると「同じ立場に私を追い詰める気か」と言われてしまいます。
民心が大事なのは分かっているが楚楚は城主は自分に無関心だと感じているので母上から反感を買うことはできないのです。龍骨をもし盗んだのが自分だったら命はなかったと言います。
韓爍は他の人を使えばいいと告げるが楚楚が裴恒を呼んだので自分は頼りにされてないのだろうかと困惑します。
芊芊は裴恒の使用人に扮して月璃府を抜け出すことに成功すると感謝して馬車から降り鉱山に向かいます。城主に逃げられてしまったと謝罪する楚楚は叱咤され、母上が鉱山に向かったので全軍鉱山に行くよう命じます。
また福脈爆破は危険なので韓爍は芊芊を尾行すると爆薬も何にもないのでどうやって爆破させるんだと喚いていました。いつまで経っても自分を思い出してくれないので人名が優先だから爆薬は既に仕掛けておいたと韓爍は姿を見せます。
芊芊は韓爍と共に爆破させようとすると林七に裴恒、陳楚楚に花垣城主がやってきます。白笈が誤って爆破させてしまった穴から鉱員を助けることができたので芊芊は民心を得ます。
また福脈を爆破させたことで偶然にも価値がある猛火油が発見され、韓爍は「三公主の勇敢な行いが先祖を感動させ黒水を掘り当てさせたんだ」と告げると城主は笑みを浮かべます。
第9話・身分回復
民の信頼を獲得し龍骨以上の価値がある黒水まで掘り当てた陳芊芊は功績が認められ郡主の身分に戻されます。
芊芊は楚楚がやれば次期城主が決定的だったのにと思うが楚楚の方は花垣城主が芊芊の学問を監督するよう裴恒に命じていたので警戒心、不安を募らせていました。
芊芊は選抜試験なんてやりたくないが裴恒、そして韓爍が首席を取らせようと必死なので戸惑います。
学問なんてやってられないと街に繰り出すと茶館で誰が城主になるか賭け事が行なわれていたので芊芊は財産をすべて楚楚に賭けます。
楚楚に会いに行き「全財産賭けたから絶対に勝ってね、母上も望んでいるし」と伝え裴恒や韓爍が作った問題集をあげます。そして古い問題集を楚楚から貰い自分が解いたことにします。
芊芊は「筆記試験で勝っても武術が出来ないのだから恥をかくだけ、どんなに努力しても無用の長物だ、世間の笑いものになるだけ」と韓爍を説得するが、その話を聞いていた沅沅は「無用の長物には試験を受ける資格もない、筆記や策論ができても運命は変らない」と思います。
第10話・選抜試験
陳芊芊は自分の話を沅沅に聞かれていたと蘇沐から知らされます。
会いに行くと選抜試験の棄権申請を書いていたので諦めないでと止め、回復術の本を差し出します。私より医学に詳しいわけ?と言われるが回復術を試した事もないと知っているので「治らないのが怖いから治す努力をしようともしないのでしょう」と訴えます。
林七が試験管を買収し対決する気だと韓爍に言われた芊芊は再び沅沅に会いに行き武術試験で必ず勝って運命を変えられることを証明するから回復術を試してみてと告げます。
武術大会で勝つ気でいる芊芊は筆記試験を適当に書いて終えるが若主にしたい韓爍が間者を使って答案を入れ替えていました。
そうとも知らない芊芊は武術大会では白芨が手配した者と林七の手の者だったので林七と対戦するまで何もしなくても勝ち進みます。
決勝では小細工で時間を稼ぐが実力の差は埋められず林七の鞭に打たれ壇上に倒れてしまいます。韓爍は勝てる秘訣を教えていたが裴恒がこのままでは命が危ないと思い・・・・
第11話・私が若城主?
林七の鞭に打たれ倒れる陳芊芊を見て我慢できなくなった裴淮は家族の者しか鳴らしてはいけない棄権の銅鑼と打ちます。
しかし陳沅沅のためにも勝たなければいけない芊芊は家族でないのだから無効だと立ち上がります。傷だらけになっても妹が戦っていると報告を受けた蘇沐は沅沅の車イスを押して向かいます。
沅沅の姿を目にした芊芊は再び立ち上がり林七を掴んでそのまま一緒に城外に転落しました。韓爍は負傷した妻の代わりに報復するため大嫌いな鼠を大量に放った部屋に閉じ込めます。
策論の試験で芊芊は筆記試験と同様に楚楚を若城主にするためわざと異議が出るような解答をし不合格は間違いないと確信します。
策論では楚楚が首位となり、筆記試験で絵を描いて提出していた芊芊は準備していたお祝いの品を楚楚に見せます。全財産を賭けていたのでこれで大亀持ちだと喜ぶが若城主に選ばれたのが自分だったため耳を疑います。
そんなわけないと訴えるが楚楚は妹を補佐すると花垣城主に告げ怒って去ってしまいます。
第12話・山賊討伐に向けて
韓爍が手を回して試験の答案を細工したことが分かり若城主になりたくなかった芊芊は怒ります。
「若城主が護城軍を率いて威猛山で隊商を襲う山賊を討伐する」
公文書が届きこれはなんだと芊芊が聞くと若城主としての政務だと言われ嫌がります。政務が山積みであり法律を学ぶ芊芊は「男女平等にするべき、裴恒のように能力あるなら重臣の座を与えるべき」と言います。
裴恒はコネでなっただけだと言うので「自身の実力でなったはず、男前だしまるでアイドルね」と褒めるがアイドルって何だと聞かれます。
「触れてみたいと思わせる人、見ただけで思わず好きになってしまうような・・・」とアイドルを説明するが勘違いした裴恒から「ありがとう。お前の気持ちは分かった」と言われてしまいます。
山賊討伐の命令が下ってしまった芊芊はこの際に筋書き通りに戻すため楚楚にも同行をお願いし韓爍と結ばせようと企てます。
裴恒は気配りが行き届く蘇子嬰の同行を願い出ると芊芊は脚本が行き詰まった時に投入した人物だと思いだし受け入れます。