中国時代劇「萌医甜妻」
人気のベストセラー恋愛小説「陛下請自重」をドラマ化した中国ラブコメ時代劇
あらすじ
新米医師の田七は太医署から節度使である紀邸へ嫁入りする郡主のおかかえ医師として派遣されるが郡主が毒殺されてしまう。
実は田七は男装しており八年前に紀家に仕えていた医師の沈青雲夫婦が殺され、かろうじて生き残った娘の沈昭児だったのです。紀家の若き主人・紀衡は田七の節度のないふるまいに怒りを覚えつつも何故か興味を抱く。また紀衡の母親違いの弟・阿征は女性に戻った昭児とすれ違い彼女に一目惚れします。
田七は郡主殺害の犯人と疑われ気難しい紀衡に追い出されないように機嫌を取ると紀衡も幼い頃にともに遊び行方不明となっていた沈昭児を思いだし心を許しはじめる。
女だとバレないで紀家の医師として両親の仇を探し出すことが出来るのか、そして恋の行方は?
キャスト
田七/沈昭児(スン・チエン)
1997年4月18日誕生、「兄に付ける薬はない」「お嬢さま飄々拳」など
紀衡(ホワン・ジュンジェ)
1998年7月9日誕生、「夢幻の桃花」「斛珠夫人」など
紀征/阿征(チャ・ジエ)
1994年4月11日誕生、「刺客列伝」「チェンジ」など
康寧児(ホン・シャーシャー)など
ネタバレ感想/萌医甜妻
第1話・医師への道
田七は皇族専用太医署から派遣され安東軍節度使の紀邸に仕えていました。
自分の患者だった郡主が亡くなり葬儀で泣きじゃくるがそれは節度使の奥様の専属医師になるため賄賂に大金を使い借金だらけになってしまったからです。
泣きじゃくっていた田七はいつの間にか紀家の若き主人・紀衡の衣で涙を拭いており撃沈します。
2年前、太医署にいた田七は数多くの新薬を発明し多くの治療法も生み出していることから陛下専属の侍医に昇進するが自分は不運の星に生まれ近場の者は命を落としているので陛下のためにも辞退させてほしいと願います。
そして師匠に紀邸に連れて行ってほしいと願い200貫用意して紀邸へ嫁入りする郡主のおかかえ医師として同行しました。
戦から戻った紀衡は宴の席で郡主に隣に来るよう言い田七も彼女の側に寄り添います。しかし刺客が現れると捕らえる事に成功はするが郡主が吐血して倒れてしまいます。
なんとか紀邸に潜入できたのに郡主が亡くなり借金を抱えてしまったので1人ずっと泣きじゃくりながら弔っていると紀衡に逆に怪しいと疑われます。
しかし田七の目的はただ紀邸に潜入するだけでなく事件の真相を明らかにすることでした。
紀衡の母親違いの弟・阿征は兄の結婚式のため帰還すると万紅楼に行く途中の沈昭児とすれ違います。
第2話・郡主の死因
紀衡の弟・阿征は兄の結婚式のため街に戻ると万紅楼に行く途中の沈昭児とすれ違い一目惚れします。
沈昭児は万紅楼の女将・紅姨と聞かれ、当時まだ幼った沈昭児は刺客の手首にかみついたが痕跡がある者と出くわしたことはありませんでした。
また潔児が接客した男が紀邸の令牌を持っていたので怪しんでいたがその者が持っていた腕輪も見覚えのある人はいませんでした。父親も紀邸の侍医だったので沈昭児は必ず手がかりはあると信じていました。
紀邸に戻った田七はなぜか皆に避けられるので女だとバレたのだろうかと思うが太医署で不運な星の子に生まれたと発言してしまったことで流言が広まっているのだと分かります。
師匠が50回の杖刑を受けていたので噂のせいだろうと謝罪すると、郡主は毒殺だと知らされます。
いつも郡主のそばにいたことで田七は紀衡から犯人だと疑われ20回の杖刑を受けます。再び紀衡の尋問を受け、なぜ郡主の御霊前で号泣していたのか正直に話さないと舌をぬくと脅されお金の件であることを正直に伝えました。
「鉢植えのツツジの世話をさせてやるから散るまでに犯人を突き止めろ、無理なら天国へ送ってやる」
第3話・良薬傷に痛し
「ツツジの花が散るのを決めるのは私だ」と紀衡は花をちぎり取ります。
田七は毒殺だという事は犯人しか知らないので自分に捜査を任せて犯人を誘寄せようとしているのだと分かり命だけは勘弁してと嘆きます。
花をどんどん掴み取っていくので囮になることを受け入れやめさせます。
宦官らが上奏して犯人究明を求め陛下がお困りだと知らされた紀衡は一カ月以内に犯人を必ず突き止めると約束します。
淑夫人から紀衡を慕っていたから都合がいいのではと言われた康寧児(紀衡の従妹)は怒って席を立ちます。悪気はなかったという淑夫人に康寧児の兄は「ご主人は子種も残さず急に亡くなったのに平然とされる心持を伝授していただきたい」と告げます。
紀衡は手を負傷して田七を呼ぶと沈昭児のことを思い出し笑みを浮かべてしまうが我に返り手を振り払います。
なぜか沈昭児の面影を見てしまうと困惑する紀衡は駆け付けたら沈家が滅ぼされていた当時の悲惨な光景を思い出し魘されます。
女官の春花が男どもに虐げられそうになっていたので田七は自分は太医の丁志だと名乗り紀衡が見初めた女だと止めに入ります。
春花に惚れたのは前だろうとバレてしまうが、しばらく遠くから様子を伺っていた紀衡によって助けられます。
田七は万紅楼の女将・紅姨に会いに行くが着替えた服から毒薬の匂いがすると言われ驚きます。確認してもらうと帯に寸断という毒薬が隠されていました。
第4話・添い寝の命令
田七の帯に毒薬が入っていると密書を受け取った紀衡はようやく犯人が動いてくれたと思います。
濡れ衣を着せられないように帯を確認して回収しようとしたが田七は既に紅姨に忠告されて処分していました。
犯人を突き止めるためにも重要人物なのでお付きの太医としてそばにいるよう命じます。田七は自分に罪を着せようとしたのは誰だと考えると自分の衣を贈ったのは師匠の丁志だと思い出します。
しかし、いつもオドオドしているし人を殺せるような人じゃないので正直に伝えます。
花火祭になると紀衡はいつも連れて行ってほしいせがんできた沈昭児の事を思い出します。何があってもそばにいて守ると誓っていたが彼女に名前を告げていないので生きていても忘れているはずと阿征に話します。
田七は紀衡のために墨をすっていると墨の目利きは誰に教わったのかと聞かれ父親だと伝えます。すると「字を習う前に墨を見分けよ、私の師匠が言っていた。沈青云を知っているか」と聞かれいきなり父親の名前が出てきたので激しく動揺します。
田七が団扇をあおいで紀衡が居眠りしているのを目にした盛安壊は驚き、田七がいれば不眠症が治るのではないかと思います。
添い寝を命じられた田七は尊厳を守ると言い放つと誤解だと分かり、追い出されないためにも喜んで団扇をあおぎます。
全28話あらすじ一覧
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25話~28話(最終話)