作品情報・キャスト
人気のベストセラー恋愛小説「陛下請自重」をドラマ化した中国ラブコメ時代劇
幼いころに両親を殺された沈昭児は男装して新米医師の田七と名乗る。太医署から節度使である紀邸へ嫁入りする郡主のおかかえ医師として派遣されるが郡主が毒殺され犯人だと疑われてしまう。紀家の若き主人・紀衡は田七の節度のないふるまいに怒りを覚えつつも何故か興味を抱き紀衡の母親違いの弟・阿征は女性姿の沈昭児に一目ぼれする。女だとバレないで紀家の医師として両親の仇を探し出すことが出来るのか、そして恋の行方は?
全28話で紹介
ネタバレ感想/萌医甜妻
第17話・端午の節句
紀衡から罰を与えたお詫びに銀子を贈られた田七だったが「復讐のために来たのであって恋愛などしてる場合ではない」と心で葛藤しており受け取らずに引きさがります。
しかし「後悔している」と書かれた凧が飛んできたので、
自分を罰したことを後悔しているのだと嬉しくなり凧を持って紀衡のもとに駆け付けます。
凧あげをして楽しむ田七は沈昭児(本来の女性の姿)は紀衡に惚れたんだと確信します。
紀衡はどこにも行かないから優秀な人材である田七を自分に仕えさせてほしいと阿征から頼まれ品格がない者と一緒にいるとお前まで野蛮になると断ります。
すると美形の太医を手放そうとしないなら誤解を招くと言われ、祠堂に連行して罰を与えろと盛安懐に命じます。
紀衡は田七と離れるならなかったことにしてやると告げるが考えは変わらないと言われ鞭を手にします。すると罰なら自分が受けると田七が駆け込んできて何か言いたそうだったので全員を外に出し言いたいことは何だと聞きます。
「あなたが好きです」と言われた紀衡は動揺し、田七は何を言っているんだとパニックになり崇拝している意味だと誤魔化し金を貰えるから阿征と遊びに出かけただけだと弁明します。
紀夫人が孫娘を欲しがっていると如意から知らされた田七は如意を女装させて紀夫人を喜ばせます。
喜ぶ夫人から褒美を届けさせると言われ、自分の望みはずっと紀邸にいることだと伝えます。満足して出て行くが紀衡と出くわしてしまい如意を使って金儲けとは何事だと叱咤されます。
そんなに女装したいなら自分がやれと命じられてしまった田七は仕方なく本来の姿になるが髭をかいて誤魔化します。
第18話・放先は畑
紀衡の側にいたいのに遠く離れた生薬畑に左遷された田七は俺まで巻き添えになったと師匠の丁志に責められます。
力仕事を頑張る田七だが暑さと疲労で気を失い倒れてしまいます。
田七がいなくなってから以前のように眠れなくなってしまった紀衡は呆然とすることが多くなってしまいます。
紀衡は田七の夢を見て飛び起きると康寧児がいたので何をしているんだと聞きます。
不眠症と知って心配で寄り添っていた康寧児は田七の代わりにお仕えしたいとお願いしたが叱責を受けることになってしまいます。
自分なんかより紀衡の心には田七がいるようだと兄に訴えるととにかく紀衡には優しく接し田七の方は任せろと言われます。
回復した田七は美容膏を開発するがまったく売れずにいました。紀衡が寝ないから仕える方も寝れず大変なんだと盛安懐が訪ねてきたので作ったばかりの枕を渡します。
田七がすっかり瘦せてしまい気の毒だと盛安懐に言われた紀衡は迎えに行くが元気に美容膏を売ろうとする姿を目にし引き返します。
田七が作った美容膏は急に売れ始め、丁志は紀邸に戻れるように美容膏を康家に贈ります。
第19話・田七の御泥坊
丁志から渡された美容膏に毒を混入し康兄妹は紀夫人に贈ります。
康寧児は心配すると発疹が出る程度だから問題ないと兄に言われます。田七と丁志は徳児に捕らえられ毒物を混入した容疑で杖刑を命じられるが「お前が何で紀邸を仕切るんだ」と駆け込んできた阿征に助けられます。
連行される田七は濡れ衣だと訴えると嵌められたのだろうと言われ紀衡のもとに一緒に行くが庇ってくれなかったのでショックを受けます。
陳無庸は孫従瑞に謁見し、紀衡に捨てられた田七の命をお預けするので自分を重視してほしいと挨拶します。
阿征は田七がそばにいるから紀衡に近付けないと妬む康兄妹の仕業ではないかと告げます。また孫藩が疫病を終息したと偽り救済金を着服したようだと報告します。
決議を待っていた田七は康兄妹の仕業で間違いない、この耳で聞いたと春花から知らされます。何者かが入ってきたので隠れさせると刺客に手刀をくらい拉致されてしまいます。
田七は目を覚ますと拘束されておりそこにやってきた孫藩に鞭で暴行を受けます。春花から知らされた阿征は紀衡に伝えます。田七に恨みを持つものは孫藩しかいないと察知し紀衡は軍を率いて押し掛け救出します。
孫藩に鞭を討ち田七に一歩でも触れたら殺すと剣を突き付けると気を失います。孫藩だけでなく孫従瑞も捕らえ、被災者にけがを負わせ救済金を横領したことを陛下が許すと思っているのかと言い放ちます。
第20話・媚薬を飲んだ夜
都に連行される孫親子に民たちから馬婧が飛び交います。阿征に連れられその様子を伺う田七は沈家を売った罰だと睨みつけ次は沈無庸の犯行動機を調査して冤罪を晴らすと心に誓います。
美容膏に毒を混入したのがバレたらどうしようと悩む康寧児は証拠はないから大丈夫だと兄に言われ媚薬を渡されます。
盗み聞きしていた春花だったがお盆を落としてしまいバレてしまいます。
田七は春花が納屋に閉じ込められたと女官たちの話が耳に届き助けに行くが自分も閉じ込められてしまいます。
康兄妹の罠であったが紀衡は春花に内通の罪だと言い放つと田七が命の恩人だから許してほしいと訴えてきたために結婚を命じます。
田七は結婚なんてかわいそうだと内心思うが春花は田七が好きだったので内心感謝していました。結婚したあと紀邸から出て行けと言われ何で急に突き放すか聞くと「もう必要ないからだ」と言われ涙を流し別れを告げます。
紀衡は康寧児に媚薬を盛られるが意識朦朧となるのを何とか振り切り田七の住処に行きます。ちょうど髪をほどいていた田七はあわてて髪を束ねると紀衡はもしかしてと思うが解毒を頼んで気を失います。
ちょうど訪ねてきた阿征に理由を話して助けてもらいます。翌朝、紀衡は髪の長い田七をうっすら見た記憶があり考えこむと春花と結婚の日だとしらされすぐに取りやめるよう命じます。