浮図縁~乱世に咲く真実の愛~
「蒼蘭訣」のワン・ホーディー&「霜花の姫」のチェン・ユーチー共演、弟の敵討ちを胸に秘める男と殉葬を強いられた女の禁断の中国ラブストーリー。
見所キャスト、全話あらすじ一覧、最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
身分を偽り宮廷に入り込み権力を握るようになっていた肖宮廷の政務を仕切る官吏・肖鐸は福王と宮中の反乱を計画する。
崩御された皇帝への貢物として葬られるはずだった才人・歩音楼は、福王に気に入られ肖鐸に助けられる。
2人は肖府で過ごし想いを寄せていくが想いを胸に秘めなければならない。肖鐸は外国との絹の貿易を監督するために江南に行き音楼は彼に同行して江南の親戚を訪ねる。
福王が帝位につき皇帝の想いを知りながらも2人は恋に落ちる。肖鐸の正体、南苑王の脅威、宮中の皇帝の弾圧など、前途多難な状況であった。2人の恋の行方は?
ネタバレ感想|浮図縁
29話・真犯人を救え
糸飾りは母が作って父に贈った物だと気付く歩音楼は歩馭魯を呼びだします。
6年前に如意港で殺された若者が握っていた物だと訴えると、見てはならぬものを見てしまったからだと言われます。
ただの下僕だろう、歩家のためにした事だと言われたので南苑王の隠し駒だと知られたら困るからかと言い放ちます。
どおりで歩音閣との縁組を阻まなかったわけだ、負い目どころか若者を覚えてもおらず他人の命を雑草同然だと思ってる人の心がない奴だと言い放ち追い出します。
そんな様子を弟を殺したのが歩馭魯だと栄安から聞かされた肖鐸が盗み見ていました。
歩音楼は肖鐸と寝床を共にしていると皇帝・慕容高鞏が突如やってきたので驚きます。肖鐸は寝床の下に隠れ歩音楼は体調が悪いフリをすると皇太后を説得したから皇宮へ迎え入れる日を楽しみにしていると言われます。
肖鐸は事件の裏取りを命じ、弟を殺したのは歩馭魯で間違いないようだと思います。歩音楼は何日も肖鐸が姿を現さないので下手人が父だとバレたのではないかと思い隠し通路を使って屋敷に向かいます。
すると会話の内容から父を葬り去るのだと思い見つからないように引き返します。無情な奴でも父であることには代わらないので申し訳ないと思いつつ肖鐸を酔わそうとするが父親を救うために誘惑して自分の身まで差し出すような真似をするつもりかと訴えられます。
肖鐸は歩馭魯を殺す好機が訪れるが歩音楼が自分のもとから去るのではと怖くなり暗器を放つことができませんでした。
陛下に呼ばれる肖鐸は工部が人員を遣わしたのに修繕が進まないから朕に代わって監督せよと命じられます。突如皇陵に行くことになった肖鐸は自分を遠ざけたい何者かの謀だと確信するが歩音楼が心配であるため護衛のために手下を用意します。
歩馭魯の進言を受ける皇帝は孫泰清から反対されるものの南苑王に入京を命じます。
宇文良序は兄である南苑王がやってきたので驚くが謀反を起こすのだと察します。危険だから安全なところに逃がすと言われるが婉婉の存在が頭をよぎり兄上を手伝うために残ると告げます。
この分だと歩馭魯を殺すことは不可能ですね、肖鐸、復讐のために生きてきたのにね。それにしても慕容高鞏は肖鐸を倒したいだけの理由で南苑王を許したのでしょうが、狙われているの分かってるのかな?ww
30話・動き出す黒い影
入京する南苑王は皇帝に謁見し狩りへの同行を許されると護衛も大理寺が任されたので笑みを見せます。
歩音楼はしつこい客が来て帰らないと報告を受け出て行くと行き場所を失う歩音閣だったのでうんざりするが南苑王が都にいるのかと驚きます。
強引に転がり込んできたと思ったら衣を持ち去ったので何か企んでいるようだと察します。
皇帝は狩りに歩音楼も呼ぼうとしたが遠出できるほど回復したか分からないので様子を見に行きます。
しかし歩音楼が輪投げをして楽しそうにしていたので、回復したならいいと告げるがつれない態度に怒り引き返します。
わざとぶつかってきた歩音閣と酒を飲み歩音楼に嫉妬してほしくて彼女を寝床に連れて行きます。
そんな事はどうでもいい歩音楼は肖鐸が皇陵へ生かされ南苑王が入京し歩音閣が寵愛を受けたことでやはり何か企てていると思います。
狩りに付き合わされる歩音楼は陛下と南苑王夫人が体を寄せ合い婉婉が恥知らずだと怒っていたので弓を教えるぐらいいいじゃないかと告げます。
南苑王から必ず奪えと訴えられているのを目撃し何をするつもりだと歩音閣の前に立ち塞がります。
短剣で襲ってきたので簡単に手首を押さえつけるが陛下がやって来ると短剣を持たされ私に嫉妬したのでしょうと訴えられます。
夜伽に呼ばれてしまうが歩音閣を尾行すると兵符を盗んだことが分かり南苑王は謀反を起こす気なんだと気付きます。
陛下に知らせなければと向かうが遅くなったことで歩音閣が相手しており会えなかったので婉婉に伝えます。
歩音閣だけ陛下の目の前にいるけど終わりじゃないかな?歩馭魯も加担しているのだから終わり。皇帝は歩音楼の父と異母姉妹を処刑できるのかな?
いや、その前に謀反は成功するかもしれないねww普通に考えたら謀反は成功しそうだけど皇陵にいる肖鐸と逞しい婉婉がやってくれるかも!!
31話・反乱の渦
皇陵にいる肖鐸は刺客が隠れているのに気付き、こちらから手を出せとでも言うのかと訴えると襲ってきたので返り討ちにします。
無能な歩馭魯が堂々と刺客を放ってきたので都で何か起きたようだと曹春盎に告げると陛下が狩りに南苑王を同行させたうえ歩馭魯に護衛を命じたと舎七郎から報告を受けていたことを知らされます。
変事はもう起きているようだなと察するが歩音楼も同行していると知り仲間を集め狩場へ向かいます。
宇文良序は南苑王たちが反軍を率いてやってきたので国が揺らげば死人が大勢出る、これが大業なのかと訴えると連行されてしまいます。
南苑王と歩馭魯が結託し攻め入ったと婉婉から報告を受けた皇帝は歩音楼に目を向けるが、婉婉は兄上の兵符で禁軍を遠ざけ反乱軍を招き入れたのはこいつだと歩音閣を掴みます。
歩音楼は陛下が歩音閣を殺そうとしたので、南苑王の妻で歩馭魯の娘だから攻め入る口実を与えてしまうと止めます。自分も疑われるが婉婉は歩音楼から情報を受け知ったのだと告げ庇います。
禅譲を迫られ苛立つ皇帝に歩音楼は皇陵にいる肖鐸に救援を頼んではどうかと進言するが拒否されます。他に方法はあるのかと訴えると皇陵を出たら肖鐸を殺せと命を下した于尊がいるから彼を呼べと言われ困惑します。
肖鐸がいったい何の罪を犯したんだと訴えると昭定司は横暴で国を乱す長だからだと身勝手なことを言われます。天下太平なら何で昭定司が存在するんだと訴え、偏屈で傲慢で南苑王を軽信したから我々がこんなに目に遭っているんだと言い放ちます。
歩音楼は敵軍に扮して紛れ込むと歩馭魯が慕容高鞏と共に娘も葬れと命じたのを目の前で聞きます。
肖鐸は襲撃してきた于尊に応戦するが南苑王が謀反を起こして陛下が危険だからお通し願いたいと告げます。于尊は信じられないと訴えるがそこに聖旨を手にした歩音楼が駆け付けた事で拝命し急いで向かいます。
南苑王はもう待てないと突入し逃げた皇帝を追うが婉婉が変装していたので驚きます。
肖鐸や于尊たちも駆け付けるなか婉婉は窮地に陥るが駆け付けた宇文良序に助けられます。
その後、二人とも窮地に落ちるが間一髪のところで肖鐸が駆け付けると、南苑王はこの国を肖鐸に託し弟の平穏を祈って自害しました。
その頃、歩馭魯に追い詰められた慕容高鞏は足を滑らせて山を転がり落ち、駆け付けた于尊は歩馭魯を捕らえます。