風起洛陽/作品情報
ホアン・シュエンとワン・イーボーのW主演でおくる中国サスペンス時代劇
こちらの作品はWOWOWで全話鑑賞し、
あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
武則天が建立した王朝・武周、舞台となるのは神都・洛陽。
貧民街で暮らす高秉燭は皇太子襲撃事件に巻き込まれて仲間たちを亡くし復讐を目標に生きています。ある日、洛陽を訪れた父娘が殺される事件が起こり工部尚書の父親を持つ百里弘毅はなぜ彼らが自分のもとを訪ねたのかわかりませんでした。
弘毅は柳家の娘・柳然との婚礼の日を迎えるが父親が何者かに殺されてしまう。容疑者は現場にいた高秉燭だったが内衛の武思月は真犯人が別にいることに気付く。それぞれの想いから事件を追う3人は洛陽全体を巻き込んだ巨大な陰謀に近づいていく。
全39話で紹介
ネタバレ感想/風起洛陽
第13話・兄弟の仮面
百里弘毅は父親の死に関与した兵部尚書・宋凉に挑発され復讐しようとしたが糸口を失うと武思月に説得され剣を投げ捨てます。
高秉燭は仲間の敵を討つため手戟の者を追い詰めるが後一歩の所で内衛に捕まってしまいます。内衛府に連行されると宋凉と結託し不良井で武器を鋳造し無法を企てたことを認めるよう武攸決に言われます。
すべてデタラメだと拒否すると「お前に協力してから妹は私を騙すようになった、妹に寄り添う価値などお前にはない」と言われます。
私怨を晴らしている場合ではないと訴えるが「お前一人が罪を被れば不良井の者は助かる」と脅されます。
武思月は高秉燭が罪を認めたと知らされ驚き兄の制止を無視して牢に向かいます。謀反の罪を一人で被ってどうするんだと訴えるが高秉燭が説得に応じないので消えた王登成の行方を追うと告げ出て行きます。
女帝から事件の調査を命じられた晋王・武慎行は宋凉の身柄を大理寺に移すよう武攸決に指示します。
武思月から王登成を捕まえたいと協力を求められた百里弘毅は母親を連れ去ったと知り城門の記録を調べれば追跡できると言います。
武思月は白浪と申非を各城門に行かせて伝書鳩で報告させます。城門から出て翠雲峰に向かったと読み訪ねると休息したあと山へ向かったと知り老婆を連れて行くには険しい道は無理なので沢燕峰だと推理します。
武思月は王登成の居場所を突き止め「お前を連れて帰らないと高秉燭が罪を被ることになる」と告げると素直に従います。
しかし、いざ歩みを進めようとするとお香に細工されていてフラフラし始め倒れてしまいます。伝書鳩で連絡が来るのが遅いため何かあったに違いないと察知する百里弘毅は東川王に会いに行き聯昉の公子楚に会いたいと願いでます。
「王登成を捜しに行った武思月が戻らない。公子楚の手で大理寺から高秉燭を救って欲しい」
第14話・命の選択
東川王は護衛・安白檀から正体を見破ったであろう百里弘毅を始末するかと聞かれるが密かに助けてやれと告げます。
大理寺の裴諫の手引きにより獄中にいる高秉燭と接触した百里弘毅は武思月が浚われた経緯を話して白浪と入れ替えます。
高秉燭は沢燕峰に駆け付け母親と不良井の世話をしてくれた事は感謝するが馬鹿な真似は止めろと訴えます。武思月を殺せば手土産になるから春秋道に入ろうと誘われ今日の件は目をつぶるが縁を切ると告げると母親を人質に取られてしまいます。
武思月を殺せと訴えられるが二人とも失えないので自害しようとすると母親が王登成が手にする刀で自死したので驚き泣き崩れます。
内衛がやってきて高秉燭を連行しようとしたので武思月は自分が責任を取るから王登成だけでいいと告げます。
柳然(七娘)が消えたと報告を受けた百里弘毅は部屋の様子を見てただの家出だと思い捜しに出ようとすると柳家当主・柳適が帰ってきました。
家出ならほっといて大丈夫だと言われ百里弘毅が家に戻るころ、武思月は柳然に呼び出され叔父上が義父を殺害したから百里弘毅に会わす顔がないと相談されます。
第15話・密牢の囚人
武思月は李鹿(永川郡主)に案内され太子・李頓のもとに案内されます。
武攸決は高秉燭の脱走に妹の武思月も関与しているため晋王に謁見し謝罪するが真の下手人を捕えたので真実を報じれば尽力は伝わるはずと願い出ます。
太子は女帝が東宮と不和である晋王に宋涼の審問を任せたことで事案に関わりはないが必ず攻撃してくると悩んでいました。協力を求められた武思月は太子が范州から神都に戻る時に春秋道が送った刺客に襲われたが助けてくれたのが宋涼だと知ります。
その時に宋涼に捕らわれた頭目・逍遥子が今でも密牢に捕らわれている知り会いに行きます。
百里弘毅はわずかな手掛かりから家出した柳然の居場所を割り出し会いに行きます。戻ってきた柳然が模型を壊してしまうが、それを手に取る百里弘毅は不良井で押収した武器を見に行き奩山の銅でできた武器ではないと気付きます。やはり最初の原点でもある密告者父娘の故郷・奩山に戻った方がよさそうだと思います。荷造りをして馬車に乗り込むが異変を察知し確認すると柳然が隠れていました。
武思月は王登成が死んだと知り造反の内情を知る者をなんで獄中で死なせるんだと大理寺を責めます。
第16話・新たな身分
武思月は聯昉に行くと高秉燭がいたので再会を喜ぶが服装を見て聯昉の一員になったのかと驚きます。
母親を亡くしてから高秉燭は一人で復讐を果たすのは無理だと把握し聯昉の公子楚(東川王)と手を組んだのです。また王登成は死んだと聞かされていた武思月だが高秉燭は丑じいから2時間呼吸せずに済む丹薬を受け取り死を偽装して連れだしていました。
しかし連れてくる際に刺客に襲われ結局は王登成は口封じされてしまいました。「お前は間者だけでなく聯昉の敵からも狙われている」と東川王に言われ王登成を使って試したのだと高秉燭は気付きます。
涙を流す武思月は、わだかまりがあるのは分かるが調査なら聯昉に入らずとも手伝っていたと高秉燭に訴えます。
聯昉に入ると七条六欲を断ち切らねばならないために自分で望んだことだと口にする高秉燭の頬をひっぱたきます。
武思月は逍遥子から聞き出した手戟を使う春秋道の刺客・十六夜を調べると告げるが記録がなかったために間者が記録を破棄したのだと高秉燭は思います。
宋涼の足取りから調べると柳襄が足を運ぶ白馬寺を訪ねた記録があり住職を訪ねると二人が接触したことはないが若庵という僧侶が二人を出迎えたと知ります。探りに行くと伝書鳩を使い聯昉の間者と春秋道の仲介をしていたのだろうと思います。