韓国ドラマ「イブ(邦題・イブの罠)」
ソ・イェジ主演、人生を懸けた復讐を行う愛憎劇
政界の権力者ハン・パンロの娘ハン・ソラの夫である韓国一の大財閥LYグループの会長カン・ユンギョムに愛人がいることが発覚!!
世間の関心はユンギョムの愛人イ・ラエルに注がれるが、このスキャンダルはすべてラエル自身が周到に計画したもの!!
子供の頃に家族を死に追いやられた事件の恨みを晴らすべくラエルの13年がかりの復讐計画が始まったのです。
ネタバレ私感/イブの罠
9話・裏切りと悪夢と告白と
ユンギョムと抱き合う姿を夫ジンウクに見せるラエル。
ジンウクは会長が人妻に手を出すとは世間に知れたら終わりだと言い放つと、そう責め立てるのは法律上の夫だからだと言われます。
連れ出されてしまうジンウクは帰宅すると妻が会長と会うときに着ていた服などをすべて捨て、そんなジンウクの剣幕を見ていた偽母ムンヒは身元がバレてしまうではないかとラエルを責めます。
ソラは幼稚園の保護者会で招いてもないのに来たラエルを引っ叩き危機を乗り越えることで夫婦の絆は深まった、おかげでショッピングモールが手に入ると挑発します。
幼稚園で何かあるはずとラエルの身を案じるウンピョンは負担を与えたくなくて黙っていたが君は自身より大切な人だと秘めた想いを告げ愛していると告白します。
「君の復讐が早く終えるよう協力する、君が望むすべてのことを終えたら返事を聞かせてくれ、だから死んでもダメだ」
偽母は訴訟への悪影響を心配しラエルがテジュンの娘だとユンギョムに教えるよう指示します。ウンピョンはLY半導体被害者の写真を見ているとユンギョムの車を追っていたバイカーがいることに気付きます。
急いでユンギョムに連絡し一杯どうですかとホテルに誘い待機しているとバイカーが何やら書類を渡していたので確認される前に声をかけます。そしてラエルに会長に電話するようお願いし席を外した時に仕事の調査書類と入れ替えます。
ラエルはバイカーが会長に渡した書類を確認すると自分がテジュンの娘だと示すものだったので指示したのは偽母だと察します。
ショッピングモールを得て理事になったソラだが父パンロから亭主の動向すら把握できないのかと蹴飛ばされます。
教室行きになりたいかと脅されるソラは恐怖で震えるがジョンチョルが庇ってくれたことで教室行きは免れます。
10話・女の涙と男の苦悩
ジンウクはソラに呼び出されると妻の管理もできないのかと叱責され依願退職か解雇されるか選べと言われます。事業の隠蔽に加担し企業価値下落を主導したのは犯罪であり世間に知れた実刑だといわれ返す言葉が見つかりません。
ラエルは帰宅するジンウクがアメリカに移住すると言い出したためソラに脅されたのだろうと察し娘のためには良い選択かもしれないから調べるよう告げます。
訴訟が始まると身元が敵に明かされるからジンウクがいないほうがいいでしょと偽母に告げます。
ジンウクが退職願を出し家族でアメリカに移住するようだと報告を受けたユンギョムがやってきたのでラエルは「私が会いたくなるまで待って」と告げます。
ウンピョンは正式に大統領秘書室長になり、ジョンチョルは教育庁から財団地位乱用の警告書が届いたと園長から知らされ調べるとラエルが抗議したことが分かるがユンギョムの愛人だとソラから聞かされ驚きます。
CLの入店発表とショッピングモール代表を発表する際にラエルに挑発されたソラは招いてもないのに連れて来たのかユンギョムに言い放ち口論となるがパーティー会場にスピーカーとして流れていました。
それによりユンギョムに愛人がいるんだと全員が知ることになりソラは会場に戻ると異様な雰囲気を感じ取り会話が筒抜けになっていた事を秘書から知らされます。
会場で恥部をさらしたのかとユンギョムに責められるラエルは「私の存在を恥じて隠し会いたいときだけ会おうとした」と言い放ちます。
隠した理由はラエルと一緒にいるために円満に別れるためだったんだと言い放つが「あれがベストの選択か」と罵られます。妻の顔色をうかがう男は魅力ないと言われ二度と会うのはよそうと告げます。
去ろうとすると背後から抱き着かれたので我慢できず振り向くが「会うかどうか決めるのは私だ」と言われます。
ウンピョンからパウロが裏金でユンギョムを脅す可能性があると知らされるラエルはユンギョムに伝えます。
ソラはLYの名誉会長が亡くなったとニュースで知り行かないと株の件で葬儀に来なかったと騒がれるとパウロに勧め共に葬儀に向かいます。
ソラは葬儀に駆け付けるとカン・ボングンに睨まれ、チギョムからは「しらじらしい」と言われ妻スジョンから「孝行嫁の芝居か」と言われます。
ソラはダビを呼ぼうとするとラエルが側にいたので駆け寄りスマホを拾うとした手を踏みつけます。ユンギョムが止めに入ったので誰の肩を持つんだと言い放つと何事かとパウロがやってきます。
ラエルがパウロに何やら耳打ちしていたので「正気か、黙れ」と言い放つが、その話ではない、秘密が多いようねと言われてしまいます。
11話・深まる愛と闘いの狼煙
ユンギョムはソラに離婚しよう、子供はこっちで育てると告げると「子供には両親が必要だし何でそっちが浮気したのに離婚を宣告されるんだ」と訴えられます。
はっきり言わないと分かってくれないだろうと言い放つと荷物をまとめバラの館に向かいます。
ラエルの偽母ムンヒは13年の準備期間を経てLYグループ被害者の代表として共同訴訟を提起し結団式を行ないます。
アジトに帰ると勝手にシステムを変えられており入れなかったのでラエルに電話すると信頼を壊したのはそっち、非を認めるならバラの館に来いと言われます。
ウンピョンはジョンチョルを呼び出しすべての企業で横領しているが総理はご存じなのかと問い詰めます。キム・ソンビン(ラエル)は恩人の娘だと忠告し説明が必要かと訴えるとジョンチョルは分かりましたと返事します。
ラエルはマスコミに姿を現さず法廷にも代理人を送ると約束すればシステムは戻すと偽母に告げます。
ウンピョンはラエルに偽母の訴訟の草案を渡すがユンギョムと同居していたので彼には復讐心だけなのかと尋ね、想いがあるのなら苦しむことになると忠告します。
ラエルは尾行されているのに気付きユンギョムに電話するとソラが居場所を突き止めようとしているから幼稚園に引き返すよう指示されます。
ユンギョムも急いで向かうなか、パンロはユンギョムが女と同居している家を突き止めハンマーを手に乗り込むが留守でした。
ユンギョムのスキャンダルが流れるとパンロから電話を受けたソラは叱咤されます。韓国一の豪富LYの会長を射止めたのは誰なのかと世間が関心を示すなか、ユンギョムは離婚の訴訟を提出しソラやパンロに報告が入ります。
パンロはラエルを葬ろうとしたがウンピョンから家族だから手を出せば許さないと言われたので反訴してユンギョムの全財産を奪うと言い、ソラは誰にも気付かれずにラエルを捕らえろと秘書に指示します。
12話・悪夢と葛藤と
ユンギョムは教会に連れていき愛の誓いを立てるがラエルはウンピョンや偽母から言われた言葉が重くのしかかり殺してしまうのではないかと恐怖に直面し倒れてしまいます。
目を覚ますとユンギョムが連絡していたために偽母が来ており「恋に落ちたと恨んでいたけど愛すまいと死力を尽くすあなたが見えなかったようだ」と言われます。
ソラは四方八方から攻めることにし、家庭を守るとする妻と愛人を作った夫と情報を流すと夫に対し道徳性に対する非難が噴出します。
ラエルの素性がマスコミにバレるのも時間の問題だとウンピョンは困惑していると偽母ムンヒから連絡を受け向かいます。すると両親の事故以来深刻なパニック障害になり何度か自死を試みたことを知らされます。
ウンピョンは会長の別荘近くまで行きラエルを呼び出すとラエルにも見えているから会長を愛しているんだなと告げます。認めたら行かせてくれるのかと言われるが死のうとするだろうと指摘し心配させたくなければ会長は諦めろと訴えます。
するとソラの指示でラエルを拉致しようとする者が現れたので身を挺して守り彼女を庇って刺されてしまいます。
ウンピョンが刺されてしまったのでラエルは愛人と言われようが逃げ回りはしない、受けて立つとユンギョムに告げます。
そしてユンギョムと共に出勤し未来戦略企画室長に抜擢され堂々と演説します。会社の心臓部で裏金まで全部確認できるのでパンロはどうなっているんだと八つ当たりします。
ラエルは病室に行くと会長を愛しているなら大丈夫だから勇気を持てとウンピョンに背中を押されます。
家を追い出されたソラはラエルとウンピョンの関係性に疑問を抱えます。調べるとラエルは7年前にチャン・ムンヒと同居しウンピョンは施設育ちだと知るがチャン・ムンヒと聞いて思い出します。
ラエルは隠し部屋の金庫からジェディックスの帳簿を発見するがユンギョムにどうやって開けたんだと声をかけられ、ダビと隠れん坊をしててと誤魔化します。
秘密金庫で撮った写真をムンヒに送るが偽母はソラに捕らわれており、娘はLY半導体の死んだ研究員だろうと詰め寄られていました。
ソラからキム・ソンビンではなくイ・ラエルと呼ばれたラエルは・・・