塵縁<じんえん> ~Destiny Lovers~
「三国志 Secret of Three Kingdoms」のマー・ティエンユー&アジアトップ女優アンジェラベイビー共演、中国ファンタジーラブロマンス時代劇!
全話鑑賞して見所キャスト、全話ネタバレあらすじを最終回の結末まで感想を交え詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
客桟を営む夫婦に拾われ雑用係として働く紀小二は、仙術を修めて正義に生きることを夢見ていたが百世の修行中である巡界仙人の洛風が目の前で死んでしまう。洛風が身につけていた青石を夫人から押し付けられた紀小二は世を救う謫仙と間違えられ各門派が押し寄せる。
恩人の西玄派太璇宮の一番弟子である張殷殷と交わした約束に従い西玄派に入門すると新たに紀若塵という名を授けられ素性を偽りながら謫仙として修業に身を投じていく。
紀若塵と張殷殷が愛を育んでいく中、紀若塵こそが最愛の相手の生まれ変わりだと信じる顧清が現れるだけでなく、そんな彼女と前世で再会を誓った本物の洛風まで蘇り・・
ネタバレ感想|塵縁
15話・致命傷
張殷殷は昏睡状態の紀若塵をどうか助けてくれと雲風と済天下に助けを求めます。国師は紀若塵が洛惜塵に極楽針で刺されて逃走したと知り息の根を止め西玄派を潰すためにも行方を捜します。
雲風の看病で目を覚ます紀若塵はいきなり憑りつかれたように張殷殷に襲い掛かります。
済天下は見ちゃだめだと引き返すが様子がおかしいことに気付いて急いで二人を引き離します。
済天下は「今夜は用心するんだ」と告げて笑いながら去り雲風と張殷殷は首をかしげます。
紀若塵は夜中に何かに憑りつかれたように雲風を襲うと張殷殷の呼びかけに反応し意識を失います。駆け寄る張殷殷は青い真元は何なのかと困惑すると雲風は普通の術ではないと驚き他言しない方がいいと念を押します。
洛惜塵は吟風がいたので声をかけると何で苦心して奴を殺そうとするのかと聞かれます。国師の意向ではなく私から兄さんを奪ったからだと訴えると自分のように恨みに捕らわれるなと忠告されます。
悩みを多く抱える兄さんに本当に奴を殺せるのかと訴えると吟風は何も言わず立ち去ります。
雲風の霊丹を飲む紀若塵は効かない気がすると戻ってきた済天下に告げると他にも手はあると言われます。
顧清は紀若塵の青い炎は太古の昔に魔君が人間に残した魔炎だと把握します。三界における極悪非道な悪魔の炎だが、魔であっても心寄せた人なんだと吟風に告げます。
紀若塵は裁く時がきたと吟風がやってきたので俺に何の罪があるのだと言い放ちます。
もうさ、紀若塵いらないから誰か葬ってくれ、さっさと吟風やっちゃってよ。周囲の者たちで物語進めようよ。この性格どう考えてもおかしいよ、魔だから?
16話・命と引き換えに
吟風に命を狙われ決闘する紀若塵は「仙人がこうも非道ならお前のフリなどしなかった」と言い放ちます。
すると自分が子供のころから出すことができていた青い炎は魔君が人間に残した九幽の溟炎で三界を暗黒に飲み込むものだと聞かされます。
「お前は極悪非道の魔」だと言われ動揺するが魔にどれほどの力があるか試してみると応戦すると吟風の仙力を上回ります。
「許してやるから行け、これからはお互いの憎しみを水に流そう」
しかし背を向けると吟風に再び襲われ殺されそうになるがとどめを刺されそうになった時、駆け付けた雇清に助けられます。
吟風は魔のために99世の間守ってきた私に剣を向けるのかと訴え、私を斬れば紀若塵を助けられると己の剣を捨てます。しかし、仙力を取り戻し一緒に仙界に戻るから紀若塵を助けてあげてと言われ喜び抱きしめます。
瀕死状態の紀若塵は「心の魔に打ち勝て、どうやって愛する者を守り三界を守るのだ」と何者かと声が届きます。張殷殷たちは倒れている紀若塵を発見し急いで連れて帰り手当てします。
激怒する張殷殷は仇を討つために剣を手に出て行こうとすると、憎むのは簡単だが人を守るのは難しいと済天下に言われ戻ります。
国師の貞武観と朝廷が結託して西玄派に迫り羅然門の弟子たちが紀若塵を捜します。黄星藍は蘇妖を訪ねて娘を苦しめるなと言い放つが弟子入りを求めてきたのはそっちだと言われます。
娘の居場所が分からず周囲は強敵だらけだから師匠なら守ってくれと願い、独断で蘇妖の拘束を解きます。
無尽海の青衣は冥山を訪ね、紀若塵と張殷殷を捜してくれと西玄派と不俱戴天の敵である妖皇に敢えてお願いします。
紀若塵、普通に泥棒していればよかったって正業みたいに言わないでくれ、根本的におかしな性格だこと。
17話・無償の愛
吟風の攻撃により力が消滅した紀若塵は真元が散り修行の成果が消えれば魔とならずに済むかもしれないと思います。
しかし、そばで居眠りする張殷殷を目にし、三界を救う者でなくなっても守るべき人がいると立ち上がりリハビリに励みます。
二人の様子を見守る雲風は監視されていることを察し暗器を放って追い払うが貞武観だと気付きます。
雲風は偽りの謫仙で青い炎は魔君が人間界残したものだと把握していたが「天地の間に立ち賢人は心に恥じるとろこなし」と紀若塵に告げます。
青墟派の虚元は雲中居の金山を訪ね真の謫仙を知りながら替え玉を用意し道理に反して皆を騙した西玄派がすべて悪いと訴えます。顧清も仙力を失わずに済んだはず、各派と協同で西玄派を討伐するから天道に代わり雲中居も加わるよう誘います。
雲風は各派が押し寄せてくるのを察し師兄として紀若塵を守らねばと剣を手にします。必死に敵を蹴散らすが洛惜塵の極楽針を受けて力及ばず命尽きます。
異変を察知して張殷殷は駆け付けると彼女を捜す青衣もやってきます。まとめて始末してやると洛惜塵から攻撃を受けるが舞い降りる蘇妖が極楽針をいとも簡単に二本の指で掴みます。
天狐を目にした国師はヤバいと告げ洛惜塵たちと徹底します。
そして三界を救う者がこんなに犠牲者を出してたら意味ないと思うのだが・・・最終的に三界を救ってもプラマイゼロどころかマイナスな気がするな、笑
国師たちもさ、雲風を殺した後、なんで木に縛り付けていたんだろうか、さっさとやればよかったのに。天狐のおかげで紀若塵を復活させる方法が明らかに。