中国ドラマ「沈香の夢:前編~蓮の花芳る時~」
ヤン・ズー&チョン・イー共演、花の精と神仙の禁じられた情愛ファンタジーラブ史劇
あらすじ
癒しの力があるという上古遺族の四葉の蓮に咲いた2輪の花が仙界で人の姿となり、
東極青離帝君・応淵によって姉は芷昔、妹は顔淡と名付けられる。
500年後、霊力の弱い芷昔は懸命に仙法の修練を続けて妙法閣・副主事となり霊力が強い顔淡は出世に興味を持たずに北溟仙君の下で魚の餌係として気ままに暮らしていたが・・・
天真爛漫な蓮の花の精と天下を守る責任感で自身の感情さえも抑えてしまう神仙との禁じられた情愛から始まる物語!
キャスト/ヤン・ズー&チョン・イーなど豪華共演
顔淡(ヤン・ズー)~「長相思」「霜花の姫」
余墨(チャン・ルイ)~「長安賢后伝」「孤高の皇妃」
芷昔(モン・ズーイー)~「双嬌伝」「陳情令」
蛍灯/聖徳(シュー・カイニン)~「後宮の涙」
演出(グオ・フー&レン・ハイタオ)~「運命の桃花」
総脚本(チャン・ユエンアン)~「聴雪楼」「霜花の姫」
ネタバレ感想/沈香の夢:前編
28話/王都の異象
人間界に落ちていた蛍灯は王位を継いだ裴洛の側妃・聖徳となっており、芷昔によって記憶はそのままだったため顔淡を発見し攻撃する。
余墨と唐周は危ないところを救うが妖元が損なわれていたのでしばらく人型には戻れず花の姿でいることになってしまいます。また法陣は人間のものではないと察し宮中の異象と同じ者の仕業だと疑います。
妖怪が現れたと報告を受け急いで宮中に向かうと王妃・絳辰が妖族とばれて多くの娘たちを殺した罪で成敗されていました。
唐周の袖に入っていた花型の顔淡は涙を流し、病弱な裴洛が安都王になっていたことにも驚くが花精族が人を殺めるなんてありえないと訴えます。
余墨は絳辰の妖元を確認しすでに妖力は失われていたので王宮の異象は彼女が起こしたものではないと確信します。唐周は月下美人が妖法で咲き続けていたので真の妖魔は宮中にいると疑い調査を願い出ると「絳辰は私の病のために人の命を奪って丹薬を作っていたんだ」と裴洛に言われます。
絳辰が煉丹術に通じているのは妙だと思う余墨は梅酒を頂く際に裴洛に触れ、やはり絳辰に授けた異眼はここにあったかと確認します。
聖徳は唐周と出くわし応淵だと気付くが袖に顔淡がいるのに気付き人間界でも側にいるのかと憎しみを募らせます。
29話/理塵
唐周は聖徳に部屋に招かれお茶を差し出されるが浄生符を見せてもらい酒の香りを確認すると口を付けずに茶碗を置き失礼します。
余墨は裴洛の部屋に侵入すると隠し部屋を発見するが鎮妖符があったので引き下がります。唐周にしか解けないのでか彼が向かった酒蔵に向かうと黒装束に襲われていたので加勢し撃退します。
行方不明の女性の遺体を発見し追跡符を施していたので逃げた者を追うと途中で解かれていました。刺客が現れたと報告を受け駆け付けると裴洛が負傷していたが、フリだとすぐに見抜き追跡符は解かれても電気を消せば光ると告げます。
隠し部屋に逃げ込んだが唐周が鎮妖符を解いて中に入ります。長寿にこだわって長生丹を作るために罪のない娘たちを殺し妖族に罪を着せるとは王がすることかと叱責し長生丹が完成するのを阻止します。
絳辰は裴洛の悪行を浄化するため妖力を消耗したのに「長寿にしてくれなかった、裏切ったのは向こうだから罪を背負ってもらっただけだ」と裴洛が言い出したため顔淡は激怒します。
余墨は不老長寿の術などないと言い放ち、裴洛が生きていられるのは絳辰が異眼を使って命を保ってやっていたからだと教えます。感謝もせず欲に溺れるとは呆れると告げ異眼を取り出すと裴洛は急激に老けだします。
そして絳辰の遺品である手紙を見て過ちを気付くと吐血し絶命します。
余墨と唐周は顔淡を捕らえる法陣は裴洛には使えないので何者の仕業かと困惑するがと聖徳から四大神器の理塵を贈られ門派まで送ってほしいと頼まれます。
30話/四海の戦い
朝瀾は敖宣が九鰭を追撃するための武器を手にしていたので、余墨の想い人は人間界にいて権力にも龍尊の位にも無関心だから止めるよう告げます。
余墨への想いを断ち婚礼を引き延ばしたりもしない、協力して四海を守ると告げると敖宣は二度と余墨を追ったりはしないと約束するが見張りを付け追撃は続けるよう命じます。
唐周は四大神器の理塵を手に入れることができたお礼として聖徳を送ることになり、余墨は顔淡を連れて鋣闌山に帰ろうとしたが彼女が旅を続けるためにも唐周に同行するというので付き添います。
余墨は聖徳が人の過去を見れるらしいと顔淡から教わり修練したとはいえ人の身で過去を見れるとは何者なんだと怪しみます。
唐周は顔が見えない女性の夢を見て起きた時には自責の念に襲われるのできっと借りがあるのだと思います。しかし相談された聖徳は顔淡を覚えているのかと気付き、その者は災いをもたらすもので運命の相手ではないと告げます。
南海龍王・朝衍は娘が逆鱗を捧げたという余墨を訪ね人間界へ行きます。四海に害をなした自覚はあるかと言い放つが帝君/応淵がいるのを目にし隠れになったとの話には裏があるようだと察します。
歴劫の神仙の前だから下がれと部下に命じると顔淡は驚き、余墨が誰なんだと困惑するなか聖徳は不満な表情を見せます。
逆鱗を受け取る真の意図を知らなかった余墨は困惑すると顔淡は「うちの頭領はちょうど朝瀾を迎えに行くために各地で宝物を探しているところだったんだ」と言います。余墨は逆鱗を返すために南海へ向かう事にし唐周、顔淡、聖徳も同行します。
31話/胸の鼓動
唐周たちは南海に到着するが東海龍王となった敖宣が南海を占領して朝瀾を人質に取っていました。
東海と南海の問題に干渉したくはないが朝瀾に恩義があるため余墨は攻撃すると南海龍王・朝衍は九鰭族だと気付きます。敖宣は三日以内に余墨の首を持って来いと朝衍に訴えると朝瀾を連れ去ります。
そんな中、顔淡の蓮心を奪おうと企てていた聖徳だが余墨がいては奪えないと察し誰かの手を借りなければと思います。
朝衍に呼ばれた余墨は残りの三海で団結し敖宣の暴政を打ち破りたいから呼びかけてほしいと言われます。創世の戦いで九鰭族が絶滅したあと東海白龍族にひれ伏してきたのではないのかと責めると東海龍王が九鰭族を修羅族の罠にはめ絶滅させたのだと知らされます。
顔淡と唐周は二人の時間を楽しみながらも時になぜか胸が苦しくなることに戸惑いを感じていました。相手にされない聖徳は人間界でも同じかと苛立つと密かに敖宣を呼び出し余墨の軍略を教えるから顔淡の屍を送るよう告げます。
28話~31話・感想
裴洛、ほんと自分勝手な人だ。今更悔い改め謝罪しても遅いのよ。
人間は老いていき妖族は老けずに長く生きられることぐらい最初から知っていたでしょうよ。最初に裴洛を見たときに蛍灯/聖徳によって操られているのかと思ったら、ただたんに権力と長寿の欲に溺れただけだったんかいww
ってゆうか見ためは人間も法力みたいなことを使っているので何も変わらないけどねww
そして敖宣、頭悪そうよねww結婚相手の父親を捕縛するなんてあり得ないし、約束も守れないし自分とこの民すら守れないのだから四海を統べるなんて絶対無理よ。