作品情報キャスト/花不棄
総制作費32億でベストセラー小説を映像化し総再生数100億超え、同時間帯視聴率1位を獲得した中国ラブ史劇
「碧羅天の宝を開けられるのは聖女だけであり、その宝を得た者は天下を取る」
自分の出自を知らず流浪の人生を送る聡明で明るい花不棄(カフキ)は育ての親を殺され真相を突き止めるために冒険に出ると仮面を付けた蓮衣客と出会い人柄に惚れるが正体は皇族の王子・陳煜だった。どんなピンチにもヒーローのように現われる蓮衣客に恋する花不棄と冷たい態度を取りながらも支える陳煜、そして花不棄に恋するイケメンたち。
流浪の身から皇族の姫として名家に迎えられ才能を活かし大商家を率いる若き女当主になるまでのサスセスストーリー。
ネタバレあらすじ
第37話/100万両の人質
陳煜が柳青蕪と同じ寝台にいたのを目撃した花不棄(朱珠)は罠とも知らずに嫉妬から宿を飛び出していくが盗賊に浚われてしまいます。
襲われそうになった花不棄は自分は司馬家の者で身代金を要求すれば100万両手に入るとはったりを咬まし受け入れられます。そして頭領に稼げる方法があると話を持ちかけ賭博で使える風水大輪盤を描いて伝授し監禁を解いてもらう事に成功します。
その頃、二日間、荷を抱えたまま砂漠に寝そべっていた陳煜にようやく盗賊が罠にかかり東方炻が捕らえます。二人は根城まで案内しろとナイフを突き付けました。
花不棄は沙鼠に見張られているものの散歩が出来るようになり広い根城だったので見張りの配置図があるはずだと探します。盗賊が賭け事をしていたので沙鼠からお金を借りて楽しむが盗賊の背後に柳明月がいる事を知ります。
花不棄は顔を泥で汚し目を細くして顎を突き出して謁見するとバレずに済み、戻る途中でコインを拾い蓮衣客が来てくれたのだと気付きます。
嫉妬心から素直に喜べなかったが裏切ることは絶対にないと陳煜に抱き締められすぐに機嫌が戻ります。
陳煜と花不棄が脱走を試みた頃、東方炻は柳明月がいるのに気付き祖父の兵を率いて何でここにいるのかと問い詰めます。
根城は蕭九鳳の練兵の地で盗賊を装わせるのも訓練だと言われ「男の方だけ殺すよう伝えろ、女に何かあったらお前の命はない」と言い放ちます。
陳煜が信王の子で東平郡王だと知った東方炻は朱珠とは異母兄妹で不仲だと聞いていたが情報はデタラメだったのかと考えると薛菲が身籠もった時期に信王は都にいなかったので信王の娘ではないと柳明月から知らされます。
明月山荘を柳青蕪に奪われ、さらに自分のアジトなのにいつまで経っても陳煜と朱珠を発見出来ずにいる柳明月に叱責したあと自ら根城に火を点け盗賊に扮して花不棄を救います。
第38話/救出の委任状
花不棄(朱珠)は東方炻に救われるが盗賊に囲まれてしまいます。これは陳煜を誘き寄せる東方炻の罠であり、参上した陳煜は何も知らず「ここは任せて花不棄を連れて行け」と二人を逃がします。
強引に担がれ根城を出た花不棄は西楚州の門に韓業と小六がいるのに気付き「陳煜が捕まっているから助けて」とお願いし盗んできた盗賊の見張りの配置図を渡しました。
東方炻は急いで根城に戻り官兵が来るから急いで撤退し配置図を奪われた事を蕭九鳳に伝えよと命じました。
負傷を負い隠れていた陳煜は韓業たちに救い出され盗賊達が兵を終結させることを耳にしていたので師匠(阿福)が危ないから小丘林に向かえと命じると東方炻が助けに駆け付けたフリをしてやってきます。
朱寿は砂漠で消息を絶った花不棄を捜していたが居場所を知っている東方炻が現われたので100万両で救出を依頼し委任状に判を押します。
手付金50万両を稼ぐために賭博場に向かうがこれは朱珠に借金を返済させないようにする東方炻の策略でした。
陳煜は目を覚ますと花不棄と柳青蕪が言い争っていたので「もう明月山荘に帰れ、もう手は組まない」と帰らせます。
花不棄と陳煜は寝台で幸せな時間を過ごすが寿が賭博場にいると報告を受け向かうと東方炻の店だと気付きます。案内させると予想通り東方炻がおり寿も騙されていたんだと把握します。
第39話/火花散る郡王府
委任状があるため無効には出来ず花不棄(朱珠)と寿は東方炻を挑発して100万両を賭けた勝負を申し込み見事勝利して帳消しにします。
東方炻の悔しがる顔を見て勝ち誇る花不棄は傷が完治していない陳煜を心配し東平郡王府に急いで戻ります。
柳青蕪は街路で花不棄を襲えと命じたが東方炻の部下・黒鳳の襲撃に遭い命からがら逃げ出し郡王府に向かいます。
柳青蕪に陳煜が部屋を与えると招いたので花不棄はふて腐れて掴んでいた腕をはなすと柳明月を倒すために手を組んで怪我をしたので見捨てたら不逞の徒と成り果てると言われます。
哀れを装う青蕪に我慢ならない花不棄は「部屋を与えるのはいいが行ったり話したりしないで、今後は手を組まないで」と約束させます。
しかし友情はあっても愛情を持つ事は絶対にないと知った青蕪は酒に溺れるようになり陳煜は酒を止めさせ生きてさえいれば明月山荘を復興できるはずだと慰めます。
陳煜に早く食べてもらおうと料理を運んだ花不棄は青蕪の部屋にいると知り郡王府を出て物乞いをはじめます。
道端で物乞いをはじめると東方炻がやってきます。
もし蓮衣客がいなかったら私を愛していたかと聞かれ「いいえ」と即答すると、雲琅に毒を盛ったし蓮衣客は消すと言われます。
そんな事しても無駄だと言い放つとそこに花不棄を捜す陳煜が現われます。花不棄は二人とも去れと言い放ちその場を離れようとしたが陳煜が胸を押さえて苦しむ演技をしたことで急いで馬車に乗せます。
もう青蕪とは会わないと抱き締められた花不棄は許すことにするが到着すると青蕪が自害しようとしたと報告を受けます。陳煜は約束したばっかりなので自分が会いに行くと言った花不棄に付き添うよう韓業に命じます。
花不棄は「首吊りを見られるなんて詰めが甘い、人がいないところでやれ。いつまで芝居を続けるのか、そんな腹黒女を陳煜は絶対に愛さない」と言い放ち簡単に自害できるよう短刀を渡して去ります。
陳煜は韓業と小六を花不棄の護衛に付け阿福を案じて蓮衣客となり小丘林に向かいます。
花不棄の様子を見て青蕪がいるはずだと勘が働いた東方炻は花不棄にちょっかいを出すフリをして訪ね確認するが閉じこもっている陳煜の部屋から物音1つ聞こえないことを不審に思います。
第40話/無念の死
碧羅天に向かうため小丘林を通っていた阿福は毒煙に襲われ妹を守りながら入り口までたどり着くが蕭九鳳に襲われます。
陳煜は駆け付け矢を放つと蕭九鳳を庇った柳明月に突き刺さります。蕭九鳳は阿福を救出した者を追うと青妍は「両親を殺して姉妹を拉致し非情な訓練を課して姉妹を敵対させたな」と言い放ち柳明月の首を刎ねました。
妹が青妍に斬られ既に亡くなっており阿福は自分の亡骸を妹と一緒に碧羅天に葬ってほしいとお願いします。陳煜は諦めるなと懸命に呼びかけるが聖珠と地図を託され亡くなってしまいました。
白漸飛は皇帝に謁見し蓮衣客は東平郡王で朱府の孫娘は莫府にいた信王の落胤で二人は男女の仲だと報告しました。
その頃、朱八華が危篤だと報せが届いた花不棄は寿を連れて急いで馬を走らせるが柳青蕪の侍女が雇った刺客に待ち伏せされていました。
郡王府を監視していた者から報せを受けた東方炻に助けられ嫌々馬に乗せられるが小丘林から戻る陳煜と出くわし「かどわかしは牢獄に入る罪だ」と助けられ郡王府に戻る事ができました。
花不棄は阿福が亡くなったと知り落ち込む陳煜を抱き締めて慰めます。
陳煜は柳青蕪と侍女を捕らえるよう命じ郡守府におくらせます。牢に入れられた柳青蕪は侍女が刺客を送ったことを知り愚かな真似をするなと引っぱたきます。
東方炻は「花不棄を連れ出したいなら郡王府を皆殺しにしろ」と蕭九鳳がやってきたので驚くが陳煜が戻ってきた時期と重なるため祖父の計画を邪魔した者は間違いなく陳煜であり聖珠も地図も手に入れたはずだと疑います。
郡王府を包囲し襲撃をかけようとしたが官兵を率いる関将軍がやってきたので撤退を余儀なくされます。
小六は陳煜に命じられて花不棄を連れて逃げ出し陳煜は逆賊だと疑われて捕らわれ都へ護送されていきました。