作品情報・キャスト
アフガニスタンに派遣されたオランダの国際治安支援部隊の分隊はタリバンから攻撃を受け女性兵士の恋人が戦死する。
ポストマはスコープで覗くと市民を発見し近付いてきたので敵兵と勘違いし軍曹の許可なしに射殺してしまうが・・・
ネタバレあらすじ/キャンプ・アフガン
オランダからテロ組織タリバンに支配されたアフガニスタンに派遣された国際治安支援部隊= ISAFの分隊は基地キャンプ・オランダに滞在しています。
移動中、別の車両が攻撃を受け搬送するためポストマ伍長たちは銃を構え辺りを見渡します。
人影を発見したポストマは「おそらく武装、狙撃許可を」と無線で伝えるが向かってきたのでマルダー軍曹の許可なく発砲してしまいます。
女性兵士フレッドの恋人が戦死してしまい基地に戻った分隊は仲間のために黙祷を捧げました。
司令官はポストマの発砲について調査を行います。
ポストマは軍曹の許可を得たと偽証するとマルダー軍曹は「命令しました」と答えました。
本当は違う、事実を伝えるべきだと訴える兵士もいたが「解決したろ、今真実を話せば軍曹が解任されてしまう」とポストマは説得しました。
ポストマがなぜ軍曹の許可なく発砲したのか?
〜爆弾攻撃を受ける前・・・・
●アフガニスタン陸軍と合流した時にマルダー軍曹は至近距離で発砲されたにも関わらず攻撃命令を出しませんでした。
「なぜ協力しない。戦わずして平和は来ない」と陸軍は怒りそれを聞いていていたポストマはその通りだと思い訴えたが話を聞いてくれませんでした。
●ある村を訪れペンシルやヌイグルミをあげて楽しい一時を過ごしました。仲間の分隊と合流するため先に進むがタリバンが戻ってきた情報を受けます。急いで村に戻るとタリバンによって襲撃されており助けたかったのに軍曹は無線に答えることなく皆殺しにされるのをただ黙って見ている破目になりました。
助けられないのなら軍隊に入った意味はないと軍曹に不満を抱えていた矢先爆弾攻撃を受けたのです。何回も「許可を!!」と伝えたが一向に無線に答えてくれないので向かってきた市民を発砲したのです。
女性兵士フレッドの苦悩
爆弾攻撃を受けた時、恋人が負傷していました。
完全に内蔵が見えているぐらい抉れており、もう一人の負傷した兵士は両足を失いはしたものの急いで手当てすれば命は救える状態でした。
結果、恋人を見捨てて負傷した兵士の手当てをしており掟通りに従っただけだが心を痛め埋葬する時にどの面下げて棺を抱えていいのか・・・
パシュトゥーン族が怒って遺体を運んできました
ポストマ伍長は憲兵に呼ばれ交戦規則では武力行使は均衡を保つべきとあるが発砲したのは何発なのかと聞かれます。
威嚇射撃も含めて2発だと話すと「軍曹は優秀か?本当に軍曹は許可したのか?」聞かれます。
そうだと答えて返されるが軍曹が本当のことを話したのかと頭をよぎります。
兵士たちに軍曹はどこに行ったのか聞くと知らないようだったが「お前が撃った市民は武装していなかったらしい。このままだと軍曹が解任されるから発砲許可はしていないと正直に憲兵に話した」と言われます。
責任を取るのが軍曹の勤めだ!!と訴えると最低だなと言われ喧嘩となります。
結末/キャンプ・アフガン
村が襲われている時にマルダー軍曹は作戦を開くが、アフガニスタン陸軍から「さっきお前は戦わなかった。お前の命令は受けない」と言われてしまいます。
自分たちの分隊だけでは自爆するだけなのは予想できるためポストマ達から無線を受けても返せなかったのです。なんとかアフガニスタン陸軍を説得するがその時にはすでに村人は全滅させられていたのです。
また爆弾攻撃を受けた時にはフレッドの恋人が「・・・伝えてくれ」と訴えていたのです。最期の言葉になるだろうと思い無線の音が邪魔だったので外して一生懸命聞きだそうとしていたのです。
●自分が撃ってしまった市民は武装しておらず手にしていたのはカメラだった
●マルダー軍曹が無線に答えられなかった理由を知る
それによりポストマは埋葬する時に解任された軍曹の変わりに遺影を持つ事になるが「あなたの役目だ」とマルダー軍曹に渡し憲兵に正直に話しました。
あの時、遺体を搬送しようと思いスコープで覗いていたが市民がやってきたのでマルダー軍曹は撤退命令を出しました。
しかし・・・射殺された市民のベルト付近には銃が隠されていたのです。