作品情報・キャスト
アレン・レン、タン・ソンユン共演の中国ミステリー時代劇
悪名高き厳嵩・厳世蕃が権勢を誇っていた明朝第12代皇帝・嘉靖帝の時代。
六扇門(刑部、大理事、都察院の総称で監察機関、現在の警察のよう役割)の捕快・袁今夏は事件の捜査中に明の錦衣衛(秘密警察)のエリート捜査官、陸繹に捜査を横取りされる。上から目線の陸繹とタッグを組んで捜査することになり最初は反発しあうものの事件を解決するうちに惹かれあっていく。数々の事件に関わっている厳世蕃と正義のために対決する2人はスリリングな謎を解決していく、まさに中国時代劇版のシャーロック・ホームズ!
全64話(放送では55話ぐらい)で紹介しています
ネタバレあらすじ/花様衛士
第15話・夜伽相手
袁今夏と陸繹は一夜林にある廃屋から官銀を発見するが陸繹は罠だと気付き出ようとすると生きていた蘭葉が率いる刺客に囲まれます。
剣を交え蘭葉を捕らえると「官銀の行方を追っていたが一足遅かったか、さすが錦衣衛指揮使・陸廷の息子だ」と厳世蕃が現われました。
「生き返った女に興味がある。女と官銀を引き渡してくれ」と言われ袁今夏は納得出来なかったが陸繹は要求をすんなり受け入れました。
宴に誘われた袁今夏と陸繹は厳世蕃の船に乗り込みます。陸繹は官銀を譲ってくれた御礼に好みの女を夜伽させると言われます。
客室に案内されると、しびれ薬を飲まされた袁今夏が寝ており厳世蕃に除かれていることを察知し「欺く必要がある。拒めば猜疑心を生む」と耳元で説明して抱くフリをします。
陸繹はわざと弱く見せかけている事を伝えます。
謝霄は楊程万を訪ね袁今夏を娶りたいと告げると「私が決める事ではない」と言われます。
陸繹と一緒に戻ってきた袁今夏は求婚しに来たと言われ「遊んでいる暇はない」と告げます。また陸繹も役目のある身で勝手に嫁がれては困ると言います。
第16話・管轄権を懸けて
袁今夏は料理でもてなし両親を捜して欲しいと陸繹にお願いします。料理を作ったのは楊岳でお酒は自分の物なので「お前の誠意はどこにある?」と告げるが陸繹は拒絶しませんでした。
気をよくする袁今夏だったが楊程万から錦衣衛に接する際は身を慎み近付きすぎるなと叱責されてしまいます。
身分が違うし犬としか思われていないと言われた袁今夏は自分を卑しい者と思わないので何で怒るのかと涙を流します。
袁今夏と楊岳は烏安幇を訪ねると昼間から門が閉じられていました。何かあったのか聞くと埠頭を占領した董家水寨の寨主・董斉盛ともめていると知らされ向かいます。
知府・韋応の仲裁により管轄権をかけて闘技で決着を付ける事になります。袁今夏は董斉盛が何か企んでいると思い彼らが倭寇と手を組んだら雍州は乱れてしまうと助けを求めるが・・・
戻ると下剤を飲まされて烏安幇の者が苦しんでおり謝霄と上官曦の二人しかいなかったので袁今夏と楊岳は加勢します。
第17話・刺客は忍者
袁今夏と楊岳は謝霄と上官曦がいる烏安幇に付き5人の董家水寨と闘技します。途中、武器を使った者が退場となったので相手は4人になるが陸繹が加勢しに現われたので烏安幇が5人となります。
最初から5対5の約束でありいつ出場するかなどルールになかったので続行となり見事勝利します。
よそ者をいれて反則だと董斉盛は訴えるが陸繹は闘技に出ていた二人を捕まえ「朝廷のお尋ね者は董家水寨の人間なのか」と言い放ち場を治めます。
元宵節の夜に5人は揚州の街に遊びに行きます。袁今夏は謝霄に手を引かれ一行から離れると愛の告白を受けたので「あなたは兄弟でしかないし好きになった事はない」ときっぱり断ります。
謝霄が先に帰ると言うので上官曦も失礼し、陸遠は灯籠を買ってきてくれと楊岳に頼みます。袁今夏と陸繹は水辺に腰を下ろし願掛けをして穏やかな時間を過ごします。
楊程万の足の治療も終わって都に戻ろうとした矢先、烏安幇に刀傷と中毒症状の者が現われ駆け付けると倭寇に襲撃されたと知ります。
第18話・怪しい道士
袁今夏、陸繹、謝霄は烏安幇の者が襲われた場所に向かいます。お宝をゲットして喜んでいる者がおり素性が分からないので見守るが謝霄が焦って動き出したために手裏剣が飛んできます。
身軽で素早く手こずったが全員を捕らえると「舟幽霊」と書かれた令牌を身に付けていました。毒を飲んで自害されてしまうが一人だけ通訳として同行を強いられていた王魔子が許しを請うので根城を突き止めるためにも敢えて逃がします。
董家水寨の寨主・董斉盛がまたも埠頭を占領したので上官曦は駆け付け衝突します。武力で余裕で上回り退かせたので守りを強化するよう命じるが郊外で自殺した倭寇がいると知り楊岳を連れて検視に向かいます。
倭寇を追う陸繹たち、袁今夏は印を付けながら尾行します。倭寇の姿が見えなくなると竹笛の音を聞くと意識を失ってしまいます。
意識が戻ると石柱に縛り付けられており龍担村の石族に囲まれていました。道士・藍青玄は疫病神だと言いお祓いを始めるが袁今夏はただの詐欺師だと気付きます。
第19話・母親の形見
龍担村から脱出する陸繹と袁今夏は同じように脱出を試みる藍青玄と出くわします。村を出るために梯子が切られており帰路を断たれてしまいます。
村の人が言う疫病神とは半年前から流行始めた奇病のことで、暴力的になる事から患ったら村を追い出されているのだと聞かされます。
インチキで銀子を手に入れていた藍青玄は一応これでも道士でした。何人かの男たちが何者かを連れて行くのを見たと言われ袁今夏は謝霄かもしれないと思い案内させ救出します。
空き家で過ごすことになると藍青玄は男二人が袁今夏に想いがあることを見抜き見物して楽しみます。
陸繹は皆の話から「奇病は人から人に感染し健常者しか襲わない、そして水中の者は認識できない」と分析します。竹笛の音が鳴り響くことからその音に操られ匂いで嗅ぎ分けているのだと推測します。
夜中、陸遠が腕輪を手に座り込んでいたので想い出の品なのかと袁今夏は声をかけると襲撃を受けたときに自分の盾となった母親の形見だと知らされます。
馬の鳴き声を耳にした袁今夏と陸繹は様子を見に行くと倭寇の襲撃に遭います。馬を奪って逃走するが袁今夏は腕輪が落ちているのを目にしたので引き返してしまいます。
後を追う陸繹は腕輪のために戻ったのだと気付くが倭寇が追っているのを目にし救出しに行きます。