中国ドラマ「暴風眼」-作品情報
「斛珠夫人」のヤン・ミー&「花不棄」のチャン・ビンビン共演、脚本執筆に9年を費やした国際的犯罪組織に挑む捜査官を描いた全40話サスペンスアクション
双清空港の各所に鋭い視線を走らせる4人の男女、国安局捜査課・安静が率いる捜査官たちの標的はブラスターのコードネームで知られる産業スパイ、追跡を始めると尾行に気付かれたのか挑発とも取れる不可解な動きを見せる。大胆不敵さに安静は悪い予感を抱くとブラスターの乗る車はデパートの地下駐車場へ、現場に急行した捜査官たちは安静の指示のもと身柄を押さえるべく包囲網を張るのだが・・・
全40話で紹介します。
ネタバレ感想/暴風眼
27話・10年前の事故の真相
鼎華の林社長が過労で倒れてしまうなか、特捜班の安静たちは喩浩然が組織の一味とは思えず実権を与えられた龐一山を疑い老六に監視させます。
龐一山は非常時を脱すためにまずは株価安定に必要な資金の獲得だと思います。苗霏は父・苗煥陽に協力を仰げないかと頼まれるが国安に拘束されているとは言えず外国にいて有力者に面会するのは難しいと告げます。
馬尚と杜猛は加害者ファンに会いに行き話を聞きます。収監後に一度も内縁の妻と接触していないと言っていたが娘と一緒に映る写真や未使用の生活用品が詰まった袋を見て嘘だと疑います。
亡くなってしまった娘は婚外子となり当時の政策では戸籍登録は不可能であるため慈善団体の名簿に載るわけないと杜猛は言います。
張っているとすぐに内縁の妻リーが現れたので声をかけると彼女の話では細胞を採取したのと手術したのは別の団体で病院も別だったと知ります。ファンのもとに一緒に行き別の病院で改竄されたカルテだけを見せられれば医者は一致する細胞だと思い手術を行うのだと馬尚は分かるように告げます。
手術さえすれば操れるからだと訴え10年前の事故は本当かと聞くと偶然ではないが死ぬと思わなかったとファンは言います。指示してきた者は年配で杖を突いていたと知り徐鶴ではないかと疑います。
安静たちは龐一山を監視すると初めて見る男(喬西川)と会っていました。馬尚に急ぎのようだと連絡を受け安静は会いに行くと父親が事故死ではないと真相を知らされます。
28話・怪しい投資者
鼎華は投資を名乗り出た連合智造の代表者・喬西川と会議を始めます。小さい会社が大企業に手を出すのは変だと監視する特捜部が疑うなか、喬西川は研究中の技術の権利を有することができるのかと聞くと国家機密だから不可能だと龐一山に言われます。
安静は苗霏を呼び出して喬西川の資料を見せてもらいます。馬尚は帰宅すると父を訪ねて虞山鉱山の付大勇が来ていました。
鼎華とどんな取引をしているのかと聞くと主にDS素材の原石を取り扱っていて鼎華は大口の客なんだと知らされます。
毎年上半期には注文が来ていたがいまだ注文がなく資金繰りが大変なんだと現状を知ります。
連合智造の実情を探った特捜班は背後にヘルメスの存在があったので投資には裏があると思います。付大勇は鉱石供給の許可証を楊迅に渡され売った後で鼎華から発注が来たら困ると告げます。
回復は難しいし買取価格は鼎華より高いと訴えられ一日考えさせてくれと頼みます。
29話・採掘許可は?
楊迅は採掘許可証が偽造だったと付大勇に怒りをぶつけられ喬西川に助けを求め電話するが自ら取引を持ち掛けてくるから放っておけと言われます。
龐一山は喬西川から株の売値を下げてほしいと頼まれ林社長に相談すると仕方ないと承諾を得ます。
付大勇は小包が届き中を確認するとスマホが入っていたが娘が拘束される動画がおさめられており喬西川から鉱石を供給してくれれば娘は返すし謝礼も渡すと脅されます。
馬尚は慌てる様子で付大勇が帰って行ったので何の用だったんだと父・馬駿海に聞きます。しかし残業していないのに夜中に帰ってくることを心配されるので副業を始めたからだと誤魔化します。
付大勇から鉱石を開拓した取引先に運んでくれと頼まれたことを知り様子が変だったので監視してくれと杜猛に連絡します。
調べると虞山採石場への発掘許可が下りていなかったので許可証なしで鉱石を採掘し海外へ輸送するつもりかと思います。馬尚は車を走らせると尾行されている事に気付き本部に連絡するが父親だと知り、まいた後に知らぬふりして帰宅します。
局長と安静は馬駿海を呼び付大勇はレアメンタルを密輸する気だと告げます。仕事の依頼を受けたばかりだと言われたのでその日から監視していたんだと教えます。
30話・パパの協力
安静と局長は付大勇の容疑は密輸と採掘許可証の偽造で彼を操る者がいるはずだと馬駿海に告げます。
盗聴器を付けて鉱石の輸送に同行してほしいとお願いすると慎重な性格で大金を積まれたとしても密輸なんて危険な橋を渡るとは思えないと言われます。また何で自分が依頼を受けたのを知っているのかと考える馬駿海は馬尚に話したことを思い出し息子が何か悪さしたのかと訴えてきます。
もう隠すのは無理だと思った馬尚は10年前から国安の1人だと打ち明けます。
龐一山は喬西川の連合智造を調べてヘルメスグループの存在に気付き苗煥陽に電話しろと再度求めるが苗霏が頑なに拒んだので逮捕されたんだなと確認を取ります。苗煥陽が取引した中国で登記済みの会社の裏にヘルメスグループがあったのですぐに察しました。
盗聴器をつける馬駿海は山道にさしかかるとブレーキパットを冷やしたいと告げ休憩を指示します。進行し始めるとスマホを手にする付大勇が窓を開けて外に出してから質問してきたので彼は盗聴されていて脅迫を受けているのではないかと疑い特捜班に告げます。
すると潜伏していた老六は馬駿海の会話を盗み聞きしている者を発見し背後から殴って捕らえます。
馬駿海は付大勇が酒を飲めないのを承知でわざと誘うと彼はスマホを植木鉢に置いてやってきます。盗聴されているのかと告げ国安に監視されている事を教えると娘が人質になっているのだと知ります。
安静は倉庫の人間を全員制圧するよう捜査員に命じると局長は付大勇から話を聞きます。