作品情報・キャスト
チャオ・インズ、チョン・イー共演、中国の五代十国時代を舞台に架空の4つの国を舞台にした中国大型宮廷ロマンス
盛州・西斉・雍臨の三国が北方で勢力を争う梁の末期。雍臨の郡主・賀蘭茗玉は盛州の第九王子・蕭承煦と運命的に出会い恋に落ちる。一方、蕭承煦に王位を継がせるという盛州王の遺言をもみ消して卑劣な手段で王になったのは第三王子・蕭承睿。
賀蘭茗玉は結婚の約束をしていたが戦死の知らせが届き、陰謀で殺されたと訴える第十王子・蕭承軒を死罪から救うため国王の側室となり復讐を誓うが戦死したはずの恋人が帰還する。
一人の女性の波乱の生涯を描いた切なくも美しい物語
全61話で紹介しています
ネタバレあらすじ/長安・賢后伝
第54話/摂政王の最期
敵に包囲された大晟皇帝・啓元は自害しようとしたが蕭承煦(摂政王)が率いる援軍か間一髪のところに駆け付け救われます。
蕭承煦が矢に打たれながらも守ってくれたので啓元は驚きすぐに軍医を呼ぶと矢に毒が盛ってあったと報告を受けます。
今までどんな時でも蕭承煦が守ってくれたことに気付き心から反省し誤解していたと謝罪すると長安に帰りたいとお願いされ馬車を用意します。
賀蘭茗玉(賢貞皇太后)は蕭承煦が毒矢を受け助からないかもしれないと文を受け取り馬を走らせるがすでに白い布が被せられていました。
信じられず言葉が出ない茗玉はただひたすら涙をこぼし何も食べず寝込んでしまいます。
蕭承孝は「国に尽くし戦死したが功績をたたえられるべきは陛下なので摂政王が上回るべきではない、諡号も必要ない」と陛下に告げると命を守ったのに何の褒賞もないのは将士を失望させると何邵勇は訴えます。
自分が誤解して葬る計画をしなければ蕭承煦が命を落とすことはなかったので啓元は困惑し退朝を命じます。
啓元は随行は許されないが埋葬する前に霊堂から人を出せばお別れができると思い母・茗玉に行くべきだと告げます。茗玉は恩を受けてばかりで何にも返せず申し訳ないと棺にしがみつき泣き崩れます。
蕭承煦から遺言を託されていた何邵勇は「好意に応えられず申し訳ない。亡き夫に忠節を尽くす必要はない。自由に生きて人生を無駄にするな」と蘇玉盈に伝え決別書を渡します。
死んでも自分はそばから離れないと思う蘇玉盈は爵位を奪って庶民に落とせば一生そばにいられると思い摂政王の死後の身分について議論している蕭承孝に帳簿を渡します。
蕭承孝はいくども陛下に逆らい謀反を企てていた蕭承煦に追贈など必要ない、見せしめに謀反の大罪を天下に知らしめるべきと訴えます。
静かに立ち上がる啓元は「摂政王が勝ち得た領土はどれほどか?精鋭の中で摂政王に鍛えられた者は何人だ?謀反だと言うが朕の命は摂政王に救われた。国と朕に尽くしてくれた恩は忘れないと」言い放ちます。
「諡号を開義仁と決め蕭承煦を皇帝に封じる。これより摂政王ではなく開義仁皇帝とする」
第55話/皇后候補
蕭承煦が戦死し悲しみに暮れる蘇玉盈は後を追うように自ら命を絶つ。
~1年後、
大晟皇帝・啓元は蕭承煦に教えられたことを胸に立派に政務を行い、啓栄は戦にでるようになってから武将としてたくましく成長していました。
賀蘭茗玉(賢貞皇太后)のもとに西斉王(司徒成)が訪ねてきて「先帝が約束された縁談話は世に伝わっているので娘・司徒珍を皇后にしてください」と進言されます。
啓元が親政をはじめたばかりで国境の安全が重要なため西斉の地勢を盾に強気に出たのだろうと気付く茗玉は大晟と西斉の民のためにも同じ意見だと伝えます。
啓元は幼いころからずっと董若萱に想いを寄せているため縁談を破談する方法を考えろと告げるが国境の安全を守るためにも娶らなければなりませんと啓栄に言われます。
凌蓁児は陛下の機嫌を損ねないために候補の中から自ら選ばせればいいと進言します。茗玉は郡主たちを後宮に招くと啓元は董若萱を目にし笑みを浮かべるが司徒珍を見て「私の義姉上ですね」と啓栄におちょくられます。
茗玉は陛下と董若萱が気が合っているように見え新安王は梁の旧臣で王に封じただけでも十分なので娘が入内したら朝廷で何が起こるか分からないと心配します。
啓栄は陛下の想い人とは知らず董若萱を娶りたいと母・喬太妃に伝えます。
第56話/同じ道
皇后、側室2人が選ばれるので喬太妃は息子・啓栄のために董若萱を選ばせないようにするため司徒珍をよびます。
賀蘭綰音を例題に出し皇后になっても寵愛を独占できるとは限らず争いが絶えないので注意するよう伝えます。司徒珍は啓元と仲良くしていた董若萱と陸令儀に監視をつけます。
啓元は董若萱を呼び幼いころに渡そうとしていた凧を見せるが「皇后なんて恐れ多い、ずっと皇宮にいるのは耐えられない」と言われショックを受けます。
董若萱は身分を隠して黄と名乗っていた啓元には惚れていたがまさか皇帝とは思わなかったのです。西斉王に呼ばれた董若萱は卑しい身のくせに皇后の座を狙うなと言われ穏やかに暮らしたいのにさっそくこれだとうんざりし「皇后の座に興味はない。それで令嬢が陛下に愛されるのですか」と告げ去ります。
頭に来た西斉王は亡国の臣下の娘のくせに西斉を侮辱するような者を後宮に入れたら争いが絶えないと訴えるが「使用人を罵る姿は見るに堪えないから問い詰める暇があったら娘を教育しろ」と啓元に言われます。
賀蘭茗玉(賢貞皇太后)は董若萱を側室にと考えていたが啓栄の妻にしたいと喬太妃から申し出があります。
候補選びは形だけで皇后は司徒珍に決まっていたが啓元が金冠を董若萱の前に持って行ったので茗玉は慌てて止め司徒珍に金冠を授け蕭氏と常氏をそれぞれ淑妃と徳妃に封じました。
茗玉は「董若萱と恋仲で将来を誓ったのなら何で黙っていたのだ。事が進んだ以上、喬太妃には何も言えない。董若萱は啓栄に嫁ぐことになる」と告げます。
茗玉は想人と結ばれない苦しみは誰よりも分かっているので啓元は大丈夫かと心配します。しかし今から董若萱を皇后にしたら丸め込んできた喬太妃と啓栄、そして娘を侮辱された西斉のことを思えば波乱が起きてしまうと思います。
第57話/抑えきれない想い
大晟皇帝・啓元を自分と同じ目に遭わせたくない賀蘭茗玉(賢貞皇太后)は困惑します。
董若萱は望みがない以上情を絶ち、また陛下に諦めさせなければと思い饅頭の中に「今世は過ぎ去りし来世で結ばれますよう」とメモを入れ届けさせます。
失意のまま啓元は司徒珍と婚儀をあげるが三日間衣を脱ぎませんでした。西斉に対して顔を立てたので愛情の問題は自分次第だと茗玉は思います。
啓元は皇后が叩いた侍女に称号と住処を与え共寝すると明らかに当てつけだと司徒珍は激怒します。
皇后はつらい立場だが西斉の後ろ盾をいいことに傲慢不遜な態度で傍若無人な振る舞いは道理に欠けると茗玉は思います。
董若萱が病気らしく会ってくれないと啓栄から相談された啓元は訪ねていきます。雨の中待ち続けると気持ちを何とか抑えていた董若萱は我慢できず傘を持って出て行きます。
茗玉は啓栄を親王に封じれば名利を重んじる喬太妃の気持ちも静まると思ったが陛下が皇宮を出て行ったと報告を受けます。
騒がず密かに連れ戻すよう命じると耳に入った啓栄は陛下が怒って出ていったのなら自分しか説得できないと思い捜しに行きます。陛下を発見し皇太后を怒らせてはいけないと告げるが馬車から董若萱が降りてきたので驚きます。
「すまない。朕たちは想いあっている。行かせてくれ」
ショックを受ける啓栄だが陛下を皇宮に送り届けるよう部下に命じました。茗玉は皇帝たるものが駆け落ちとは何事だと激怒します。