作品情報/キャスト
恋愛経験ゼロの上官と部下が紡ぐ謎解きラブストーリー
唐の宣宗の時代、検視となると人並外れた能力を発揮する天真爛漫でマイペースな楚楚とクールで頭脳明晰な安郡王・蕭瑾瑜は事件を通じ信頼関係を築いていく。捜査は一流、でも恋愛経験はゼロの2人が巻き起こす、じれったい恋と事件が詰まった謎解きラブストーリー。口コミで話題沸騰し第4回初心榜、他総計5冠&視聴回数ランキングTOP3を獲得した超注目作。
全36話で紹介します
ネタバレ感想/宮廷恋仕官
9話・柄杓の鏡
景翊は「六扇門物語」を書いたとされる巫医が重傷を負ったせいか両足が不自由なのに5年前から行方が分からなくなっていることに疑問を抱きます。
殺された3人の公務は黔州と関りがあり、踊り子の毒は黔州の方法で精製されていて厳明の事件には謎はあるがすべてが黔州に繋がるのは偶然ではないと蕭瑾瑜(安郡王)は疑います。
同行を命じられた景翊は黔州行きを渋るが父・景致からある頼みごとをされ行って来いと命じられます。
蕭瑾瑜は刺客襲われるが冷月と護衛の呉江が駆け付けます。遺体の中に神策軍の者はおらず全員死刑囚の刺青があったと報告を受け秦欒の仕業かと疑います。
馮家に楚楚が検視人だと教え訴えを起こさせ死因調査を阻んだのは宦官、安置所に火を付け証拠隠滅を図り許如帰を逃がしたのは神策軍、宦官と軍を動かせるのは秦欒しかいません。
蕭瑾瑜は自分が出発した後に実行しろと呉江にある事を託します。
楚楚は美人が好きだと言った蕭瑾瑜のために慣れない化粧を頑張るが死に化粧かと聞かれてしまいます。ひしゃくで作った鏡を贈り、入り口から中を見ることが出来るから窓のない場所に入る必要はないと告げます。
蕭瑾瑜、楚楚、景翊は出発しようとすると西平公主に同行を命じられた冷月もやってきます。景夫人は蕭瑾瑜と冷月の結婚を勧めに公主を訪ねるが余計なお世話みたいに言われたので不愉快だと景致に八つ当たりします。
「朝廷で力がある景家と軍を掌握して西南に地盤を持つ令家が縁戚となれば政局に影響を及ぼすから景翊に諦めさせるしかないんだ」
10話・偽造銭
蕭瑾瑜たち一行は黔州へ向かうと許如帰の襲撃を受けるが駆け付けた蕭瑾瑜の兄・瑾璃に助けられます。
楚楚は自分を庇って冷月が刀傷を負ってしまったので謝罪すると悪いのは刺客であるがそんなに悲しむなら着物を買ってくれれば十分だと言われます。
兵部尚書に任命された薛汝成は一介の文人で日頃は筆と墨しか扱わないので兼任することは荷が重いと告げるが太宗時代の杜如晦を例に出され軍務の経験なくても問題ないと皇帝に言われ宝刀を授かります。
黔州刺史・李璋から薛汝成をはじめ大臣たちに贈り物が届く一方、呉江は高官たちに黔州の偽銅銭を送ります。
蕭瑾瑜は瑾璃が今持っている銅銭を見せてもらい半分以上が偽装品だと教えます。住んでいた時の黔州刺史の評判を聞かれた楚楚は橋ができて縄で渡る必要もなくなったし腰が低く立派な人だと言います。
蕭瑾瑜は推測では李璋は関嶺県で自分たち一行を待っているはずと皆に告げます。賭けをして景翊と冷月が行くと蕭瑾瑜の推測通り李璋や県令に出迎えられます。
楚楚は蕭瑾瑜たちを連れて実家に案内します。
11話・巫医の家
蕭瑾瑜と瑾璃たちは楚楚の実家で一日世話になる事を決めると楚楚の兄・楚河は、妹の出自が知られるのではと警戒します。
瑾璃から景翊と合流する予定だったのに何で泊まるのかと聞かれた蕭瑾瑜は楚楚に対する家族の態度がなにかおかしいと告げます。父親はよそよそしく、しばらく行方が掴めなかった娘に叱責することもないし兄は妹を送り届けた我々に感謝どころが敵意を抱いていくるので違和感を覚えます。
安郡王を装い役所で接待を受けていた景翊と冷月は刺史・李璋と県令・鄭有徳に銭を突き付けるとありがたく頂戴していたので偽造銭だと気付かないのかと告げます。
見分けがつかないから分からなくて当然だと告げ、重大なことだから調査をするよう命じます。
景翊は蕭瑾瑜に会いに行き、鄭有徳は民を苦しめる事はないがマヌケなほど従順な官吏であり部下の方がしっかりしていると報告します。李璋の方は調査を命じると泥酔したフリをしていたので何か知っているはずと告げます。
また鄭有徳が赴任した時には楚楚は既に楚家にいて、生きている人間よりも全く縁の内死人の墓を守るのが好きで節約して供養ばかりする変わり者として楚家は知られていると告げます。
酔った楚河から巫医の家にいる幽霊を突き止めたら高官だと信じてやると言われた蕭瑾瑜は楚河に案内させ、瑾璃と楚楚も同行します。
塀に隠されていた遺体を発見すると楚楚は巫医ではないと言います。遺体を保存した痕跡が見受けられ中に運ぶと内侍省の札も発見され宦官だと分かります。
12話・棺内児
巫医の家の塀に隠されていた宦官の遺体を楚楚が検視し殺され方が明らかになります。
座ったまま戦ったことが分かり巫医は両足が不自由で立てなかったので殺した者だと分かり、手間をかけて保存し凶器と共に塀に埋めたのは証拠を残すためだろうと推測します。
塀を作り強風を利用して幽霊の声に見せかけ誰も近付けさせなかったのだと蕭瑾瑜は分かるが口外しないよう命じます。
楚河は幽霊の声に驚かせようと連れて行ったが蕭瑾瑜の眼力を目の当たりにし隠し事が明るみに出ることを恐れます。
蕭瑾瑜は石飾りは父親が作った物だと楚楚に教え改めて誰に貰ったのかと尋ねるが自分をそばに置いていたのは最初から石飾りが目的出たのかとがっかりされ出て行かれてしまいます。
西平公主は蕭恒の命日にお供えを陛下に命じられたと秦欒がやってきたので鞭をうって足止めします。蕭恒を連れ帰らなかったことをまだ恨んでいるのかと聞かれ「私に恨まれるほどの価値もない」と言い放ちます。
安郡王が心配だと言われたので息子に指一本でも触れたら打ち殺すと激怒すると、そこにやってきた薛汝成は陛下の指示で供物を持参したが秦欒も命じられたのかと疑問を投げかけます。
秦鸞はとぼけて去っていくが宮廷の隅にいた貧乏書生が兵部尚書に任命されでかい顔をしやがってと苛立ちます。
蕭瑾瑜は楚楚が生まれた日に楚平が許家の検視をしていた事が分かり楚楚は埋葬の時に見つけた捨て子ではないかと景翊と冷月から報告を受けます。記録が曖昧だったので楚家に当時のことを聞くと明らかに動揺していたので「楚楚は棺内児か」と告げます。
楚楚に聞かれていたので父兄は嘘だと必死に誤魔化すが祖父が事実を隠すことと人を騙すことは違うと言い棺内児だと認めます。