中国ドラマ/斛珠夫人
長編小説「九州・斛珠夫人」をドラマ化したヤン・ミーとウィリアム・チャン共演のファンタジーラブ史劇
こちらの作品はWOWOWで全話鑑賞!
あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじは?
九州世界の王朝時代、漁師の娘・葉海市は真珠税の取り立てに苦しむ父親に殺されそうになるが涙が斛珠(真珠)になる鮫人族に命を救われる。将兵に村ごと殺戮されそうになると皇帝の腹心・方諸に助けられ都へ行くことに。
葉海市は方海市と改名し男として方諸の弟子になると数多くの戦功を立て頭角を現す。恋心が芽生えると皇帝を守ることが使命である方諸から女であると公にされ後宮へと送られるが・・・
キャストは?
葉海市/方海市(ヤン・ミー)
方諸/方鑑明(ウィリアム・チャン)
皇帝旭帝/褚仲旭(シュー・カイチョン)
緹蘭/紫簪(チェン・シャオユン)
方卓英(ワン・セン)
鞠柘榴(ユエン・ユーシュエン)
琅儇(ドン・シュエン)
褚琳琅(イエ・チン)
鞠七七(ツェン・ヨンティー)など
ネタバレ感想/斛珠夫人
1話・鮫人の涙
村で一番の泳ぎ手である少女・葉海市は税を納めるために美女を見付けたら鮫人の涙である斛珠を貰えと父親に言われ海に飛び込みます。
美しい人魚・琅儇に出会い喜ぶと息が続かず危険なところ助けてくれるが海面に上がると父親に首を絞められます。琅儇が流した涙は(斛珠)真珠へと代わり家族は拾いに行き、葉海市は腕に噛み付いて首から手を離させると税の取り立てが厳しく最後の手段だったと謝罪されます。
巨大な津波に襲われ転覆すると鮫の大群に襲われるが葉海市は琅儇に救われます。目を覚ますと転覆したはずの船に一人で乗っていて家族の姿はありませんでした。
卑劣な将軍に村人が連行されそうになっていたので葉海市は極上の真珠を手に駆け付けるが貧しい村にこんな真珠があるはずないと言われます。
真珠税を払えないのなら身売りだと母親が捕らわれたので葉海市は将軍に立ち向かうと逃げろと突き飛ばされます。追われているところ仮面の男に救われると共に都に来るかと聞かれ村人を守ってくれるならと条件を出します。
女子として生きるなら安逸のみが得られるが男子として生きるなら安逸以外のすべてが得られると言われ男として生きることを選びます。
仮面の男(旭帝の腹心・方諸/方鑑明)は霽風館の密偵に官兵の素性を調べさせ真珠の行方を突き止めよと方卓英(4年前に方諸に救われた者)に命じます。
皇帝旭帝(褚仲旭)が狩りに出たと報告を受けた陳哨子(方諸の部下)はまた勝手な行動に出たのかと驚き急いで向かいます。その頃、都に向かっていた方諸は儀王の残党の襲撃を受ける皇帝を目撃し花火を打ち上げて部下(暗衛営・非公式の皇帝警護団)に報告します。
毒矢を受けながらも皇帝を守る方諸だが陛下の命令で村人が酷い目に遭っていると憎しみを抱く葉海市は石をそっと拾います。そして皇帝に歩み寄ろうとすると方諸に腕を掴まれ、皇帝はそれに気付くものの見逃し皇宮に戻ります。
皇帝から儀王残党の始末を命じられる蘇鳴は全員口が堅いので頭を抱えます。正式に方諸の弟子となった方海市(葉海市)は方卓英を兄上と呼び霽風館で学問や武芸を学んで育っていきます。
儀王残党のアジトを襲撃する蘇鳴は「父君を死なせた方鑑明は生き延び仮面で正体を隠し皇帝に近侍しているのを知らないのか」と言われ生きているのかと驚きます。
2話・元宵節の夜
方諸の弟子となり霽風館で修行に励む海市は自分だけが暗衛営(非公式の皇帝警護団)に入れない事に不満であり皇宮に侵入するがあっさりと兄弟子の方卓英に見付かってしまいます。
連れ戻されると門の前で方諸とばったり出くわしてしまい、練式場にいたら兄上に飲みに行こうと誘われたが断ったと濡れ衣を着せ誤魔化します。
紫簪を忘れられない皇帝旭帝(褚仲旭)は儀王の残党に狙われているため方諸を連れて元宵節の祭りに出掛けます。
気晴らしに祭りに来ていた海市は何やら怪しい男とすれ違ったので後を付け、方卓英は鞠柘榴を目にし一目惚れします。
方諸は人出が多いので周囲を警戒していると刺客の一団がさっそく現われ戦います。海市は師匠が戦っているのに呑気に食事する皇帝を目にして歩み寄るが刺客がわんさか集まってくるので加勢します。
狙いは自分なんだと察知する方諸は皇帝を守るよう命じ森まで刺客を引きつけ全員始末します。失敗したと報告を受けた蘇鳴は動揺するが逆賊を討った六翼将のうち朝廷に残るのは自分だけで信頼を得ているから大丈夫だろうと思います。
注輦に十数年人質に取られていた季昶が戻ってくることになり皇帝は喜ぶが自分に嫁がせるために緹蘭公主を連れてくると知らされます。公主を迎えるつもりはないと注輦王に伝えろと命じるが今申し出を断れば季昶の身が危険だと進言されます。
緹蘭公主の衣を手配する綾綿司の典衣・鞠七七は霽風館を訪ね、左菩敦王が行軍に適した時期では内のに黄泉関に向かっていると方諸に報告します。そして最近目の調子が悪いので両親のいない姪・鞠柘榴を宮中で働かせたいとお願いします。
3話・もう一人の公主
褚仲旭(旭帝)に呼ばれた方諸は注輦で人質となっていた季昶が戻るので霽風館に迎えに行くよう命じられます。
旭帝が亡き皇后・紫簪を忘れる事ができず季昶の帰朝に乗じて婚姻関係を結ぶために緹蘭公主を同行させることにお怒りだったため、緹蘭公主に罪はなく拒めば友好関係に溝ができると訴えます。
南の国境の安定に貢献しているし緹蘭は紫簪の妹なので失礼があってはならないと告げるが季昶だけを連れてこいと
方諸がいない隙に元宵節の刺客を探ろうとした海市は勝手な行動がバレてしまい叱責を受けます。
方諸に命じられ参内し旭帝に謁見する方卓英は季昶だけを連れてこいと命じられます。帰り際、守衛たちが女官に目を奪われていたので情けない奴らだと呆れ後にするがその女性は元宵節で一目惚れした鞠七七の姪・鞠柘榴であり後ろ姿で気付きませんでした。
緹蘭公主を拒めば注輦は西南の各部族と手を組むのではないかと疑問を投げかけると季昶を連れてくることだけに集中し他のことは任せろと方諸に言われます。
方卓英は軍を率いて出立するが師匠が出掛けたのを見計らい海市は抜け出して強引に護衛官に扮して任務に加わります。
海市は見知らぬ船や怪しい商人が増えたという民の声を聞き誰かが婚姻に水を差す気ではないかと疑うと師匠から話を聞いていた方卓英は鵠庫と西南の部族たちだと言います。
3部隊に分かれて天啓に向かうと緹蘭公主は刺客に襲われます。海市は公主に扮して向かっていたが西南の海岸線の警備がいなかったので陳赫然(西平港の刺史)の罠だと気付きます。
4話・許せない罪
海市は刺客に襲われた緹蘭公主を救出し方卓英と合流します。そこに哨子がやってきたので方諸に怒られるのかと海市は心配したが公主を救ったことで任務名簿に記されたと知らされます。
方卓英は季昶と緹蘭公主を連れて都に向かい海市は任務を受け哨子とともに裏切り者を追います。
天啓に到着すると緹蘭公主だけは駅館に留め置かれます。弟と再会した旭帝は季昶を昶王に封じ湯将軍を黄泉関の主将に抜擢しました。
方諸と方卓英は命令に背いたことで立腹した旭帝から杖刑を受けます。一方その頃、海市は霽風館の裏切り者を探し馬を走らせていたが不審に思い人相書きはないのかと訴えます。
あったけど燃やしたと言われたので確信し身内なのに人相書きが必要なのかと哨子に訴えます。師匠に守られ1人逃がされているのだと把握し急いで戻ると罰は与えないから霽風館を去れと言われます。
重傷を負う方諸と方卓英の看病をする海市は・・・
各話あらすじ一覧を最終話まで
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