華流ドラマ/古相思曲 ~君想う、千年の調べ~
ネット上でファンが作り上げ話題となった短編ストーリーをグオ・ジアナン&ジャン・ヤーチン共演でドラマ化
あらすじ
沈不言は九国時代の晟国を舞台にした歴史小説を出すとドラマ化と続編執筆のオファーが届く。
史実をもとに創作するという信念を持つ不言は完全創作を勧める編集者と言い争いになるが突如、晟国にタイムスリップし宮廷で兵に追われる。
御書房で嬉々として史料あさりをするが侍女・倚華に連れられ向かうと題材にした妖后と呼ばれる皇后・陸鳶がいた・・・
キャストは? グオ・ジアナン&ジャン・ヤーチン共演
陸鳶(ジャン・ヤーチン)
倚華(ジュー・リンユー)
陸時(チュエン・イールン)
李擁(ジュアン・ハン)
元啓皇帝(ホアン・ジンジョウ)
趙啓龍(チュンユー・シャンシャン)
楚同裳(プー・イーシン)
ネタバレ感想/古相思曲
5話/兵よ、聞け
陸時と倚華は楚同裳(後に九国を統一する晟武帝)を寝かしつけ、互いにこんな子供が誕生したらいいなと思います。
陸時は物音に気付き外で出て行くと黒ずくめの刺客たちに襲われ・・・
沈不言と話しながら火烽堡へ向かう陸鳶は今までどんなふうに出会ったのかと聞かれ、教えればありのままでなく考えて行動してしまうから内緒だと告げます。
しかし、陸時の命を守った沈不言がこの時代に残るのなら過去に出会うはずないと気付き絶句します。運命は変わっていない、すべては軌道のままという事に気付かされる二人は急いで引き返します。
剣術ではるかに勝る陸時だが毒が塗られた剣で斬られたために徐々に体がいうことを効かなくなります。沈不言と陸鳶が駆け付けると陸時は倚華を守るために入り口を立ち塞ぐように立ったまま暗器を受け絶命していました。
沈不言は北烈では使われない毒だと気付くが陸時は鎧も虎豹の面も着けてなかったのに何で陸時と分かったのだろうかと困惑します。陸時の悲報がすぐに火烽堡に知れ渡り追風隊が迫るなか丞相・李擁が彩雲の辺境軍を率いて火烽堡へ向かっていると知り、すべては丞相が虎豹隊を掌握ための策だと見抜きます。
北烈が迫っていると報告を受けた陸鳶は民を混乱に陥れようとしていた北烈の間者を射抜き朝廷は見捨てないから大丈夫だと訴えます。
しかし皇帝が助けてくれるはずないし女に何ができるんだと騒ぎ出したために致し方なく5年前に陛下から賜った鳳牌を掲げ「私は大晟国の皇后だ」と民を落ち着かせます。駆け付ける沈不言はこれが宿命だとしても共に立ち向かうと決意します。
6話/大芝居
沈不言と陸鳶は火烽堡の城門の前で宇文破曉が率いる北烈の追風隊を待ち構えます。
沈不言は私は北烈の大将軍・宇文武だと名乗り我らの間には純粋な愛があるし隠すことはないと訴えます。40歳になっていまだに高官に就けずただの部都尉とはと挑発し数々の不名誉な来歴をまくしたて心理的に追い詰めます。
圧倒的に形成有利な宇文破曉から陸時は死んだだろうと訴えられるが陸鳶が演奏を始めると城壁の上に虎豹隊が現れます。虎豹の面を被った者が矢を放って追風隊の旗を折ると殺神が現れたと騒然となります。
周囲の山中に仕掛けを準備し辺境軍に包囲されたように装うと陸鳶は丞相・李擁と陸時は義理の親子なんだから北烈のために息子を殺すわけないだろうと芝居を打ちます。
火烽堡の奪還だけでなく追風隊の殲滅も狙う策だと言い放つと沈不言はお前の個人的な話はすべて丞相から聞いたことだと訴えます。
もともと丞相を信じていなかった宇文破曉は二つの隊が共存してこそ互いに生き残れると言い出します。
殺神は再び大晟国の地を踏めば首を斬り落とすと忠告し撤退させることに成功します。
陸鳶は火烽堡にやってきた丞相に鳳牌を見せ悪事はしっかり追及させてもらうと告げます。冊書がなくば皇后とは認められないと訴えられ内乱となれば北烈に攻め入る隙を与えるので虎豹隊を陸時に扮していた楊将軍に任せると城門を開け出て行きます。
捕らわれの身となるが「丞相たちは直ちに参内し朝見せよ」と勅命が届くと、陸鳶は皇后様と挨拶され解放されます。
元啓皇帝は5年振りに朝議で顔を出すと皇后に不敬を働いたなと丞相を叱咤します。北烈と通じ陸時を殺したなと追及すると沈不言が先に戻りうまくやってくれたようだと満足する陸鳶は証言者を連れてこさせます。
しかし、もともと怠けていた元啓皇帝は沈不言から教えられた台詞を忘れてしまいすぐのボロを出します。いつもの陛下だと安堵した丞相は立ち上がり8歳の知能を唆したと陸鳶を責めます。
沈不言は凶器を手に近付いてくる倚華に気付くと陸鳶も守るために丞相に剣を突き刺します。背後から刺されると現代に戻り玉の亀裂が消えていたので残りは二回だと察します。
7話/三度目の上巳節
現代に戻って来た沈不言は過去を調べると李擁は暗殺されたのではなく大病を患って亡くなった事を知ります。自ら記した著書「南晟遺事」には裏切った李擁が賢相と称えられ国に尽くした陸鳶が妖后と蔑まされ陸鳶に殺されたと残っていたためにビリビリに破ります。
陸鳶は陸時が殺されたのは忘れないと李擁に告げると詭弁を放たれるので本性は5年前(元啓元年)から知っていると言い放ちます。李擁は共倒れになるより互いに協力して国を治めようと告げるが内心何で知っているのかと動揺します。
元啓元年、陸鳶は追われる丞相を守っていたが暗殺を試みたのは沈不言でした。その時に沈不言が身に着けていた仮面は15年後の元啓の変が起きる日に陸鳶から渡されたものでした。
3年前に会っているらしく沈不言は時が遡っていることを説明できぬまま三度目の上巳節を鏡花楼から二人で見下ろします。
何で丞相を狙ったのかと聞かれる沈不言は国と民を案じているように見えるかもしれないがすべて見誤っていると指摘します。当然、陸鳶はこれから起きることを説明されても罪人扱いなどできないと反発、沈不言は彼女を連れて江都を離れれば先の出来事は起こらないと思い付きます。
8話/南夢湖に願いを
陸鳶の運命を変えると決意する沈不言は想いを伝えると再会できてうれしいけどまた去ってしまうのかと聞かれます。李擁を暗殺できないなら彼女を遠ざければいいと考え陸鳶の故郷である南夢湖で共に過ごそうと誘います。
承諾する陸鳶は倚華も連れて行き楽しいひと時を過ごすが陛下が民を徴兵し北伐を行うなら大晟の国力では大惨事になるために阻止するため都に戻るつもりでした。
沈不言は陸鳶宛の伝書鳩から文を受け取ると陛下が予定を早めたから早く戻るよう記されており元年に皇宮入りした理由はこれかと気付きます。