韓国ドラマ「コッソンビ」
消えた世継ぎの行方をめぐるミステリー、秘密を抱えて一生懸命に生きる4人の若者
両班の娘ダノが営む科挙を受ける士人専門の宿・二花院に3人の若者がやってくる。世継ぎだった兄を殺害し王座を奪っていた国王は行方不明の廃世孫が都にいると知り漢城府のチャン判官に始末を命じる。ダノは亡き父が借金をしていたために二花院が奪われそうになり廃世孫を見つけると交渉しに行くと3人の士人も協力するが・・・
全18話で紹介
ネタバレ感想/コッソンビ
12話・世孫を名乗る者
大妃様がいるから慎重に話すよう左議政に忠告されたユハは挨拶に向かいます。生きていて良かったと涙を流して喜んで抱きしめられたので騙すユハは心を痛めます。
ファリョンから廃世孫イ・ソルを追う軍官が番人に殺されたと聞かされ自分の前に姿を現すかもしれないと思います。
ダノはサンの指示通り廃世孫の番人に命を狙われたと国王に訴え身分を隠すために開城商人として暮らしているようだと話します。国王に命じられた内禁衛将はすぐに松房へと押し掛けると逃げ出す後姿を目にするが見失ってしまいます。
サンは自分が世孫だと知るユクホに万が一ダノに危険が迫った場合は密告すればいいと告げます。
シヨルはダノの姉ホンジュの墓参りに付き添うと自分には結婚間近の者がいたと告げられます。
ダノはサンと手を繋いで歩いていると客寄せに励むホンジュとそれに同行するシヨルと出くわします。
ユハは庭で呆然としていると手紙が入った竹が投げ込まれます。確認すると「木人会の長はイ・ギョムで世孫様とは兄弟の間柄です」と書かれており動揺して木の陰に隠れると竹を拾いに来たサンを目にします。
ユハはサンの正体を知っていたのかと追及すると何も話せないとダノに言われ危険を冒しても秘密を守るほど大切な想人なのかと思います。
自分に血縁がいたのかと初めて知るサンは木人会の会合へ向かうユハの後を付けるがイ・ソルの名を語っていたのがユハだと知り驚きます。
13話・同じ志
サンはお前がイ・ギョムかとサンに剣を突き付けると「お前の名イ・ソルを使ってでも暴政をはやく止めたかった」と言われます。
はやく元に戻せと告げて剣を下し足早に立ち去ると監視していた番人シヨルはファリョンに見られているのを目撃します。
キム・チウンから志は同じでもイ・ソルの名を奪うために命を狙うはずと進言されるサンだが正しい選択をしてくれるはずと信じます。
ファリョンから大妃にも会ったし今更引き返せない、あなたが世孫イ・ソルだと訴えられるユハは困惑します。
サンは尚膳にイ・ギョムの存在を知っていたのかと問い詰めると助力者は大妃で偽物に葬られるかもしれないと忠告を受けます。
ダノはバンヤから赤い斑点の事を聞かれた事を気にしてサンに聞くと酔った時に足袋を触られた事があると知り世孫だと気付いていたんだと知ります。サンは自分がすべて元に戻せば父君の名誉も晴れるはず、待っていてくれとバンヤに告げます。
チャン判官は息子の墓参りをするが血痕が付着するノリゲを見にし後を追わず生きていたのかと知ります。
サンはユハに会合場へ呼び出されて向かうが刺客に襲われ番人とともに返り討ちにします。そこにユハがやってきたので番人は剣を突き付けるがユハはシヨルだと気付いて驚きサンは刀を下げるよう命じます。
ユハは手紙で予定時刻より早くサンが呼び出されていたと知りファリョンの仕業だと気付きます。ずっと世孫を監視するシヨルはファリョンの仕業だと気付き始末してくると告げるがユハは自分でやると言い世子の息子である証をサンに渡します。
しかし、サンは木人会が従うのはユハであるため志が同じという事もあり証を返し、しばらく自分で率いるよう告げます。
ユハはファリョンを問い詰めるがやたら世子に詳しい事もあり実の母親ではと疑いこの件に関わるなと告げ出て行きます。
14話・助力者
チャン判官は二花院に侵入しホンジュが生きていることを確認すると墓地を用意しとけと部下に命じます。
ユハにお前が番人だったかと言われるシヨルは主君を脅かす者を必ず斬るのが番人だと忠告し、刺客を送ったのはファリョンだから王位に就かせたい者が背後にいるのだろうとサンに告げます。
サンは手を組むことにしたと尚膳に話すが内禁衛の従事官に目撃されてしまいチャン判官の耳に入ります。内錦衛の末端と尚膳が何を話していたのかと気になりグナムにサンを見張らせるよう命じます。
ホンジュとシヨルは仲良く手を繋いで戻るとユクホに見られてしまい科挙に合格したら認めてやると言われます。
サンは母親について何か知っていないかとユハから相談を受けキム・チウンを紹介すると間者として木人会に行かせていたので驚かれます。
「母親を知っているから密会しているのかと思っていました」と言われたユハは王を脅かす存在の自分のそばにいれば危険なので手を引くようファリョンに告げます。そして木人会の助力者は左議政だとサンに告げます。
バンヤからファリョンが夜遅くに左議政の屋敷を訪ねたと知り部下に張り込みを命じます。サンは左議政に引き続き木人会を助力するよう告げ狩りの日に国王を始末するための準備に入ります。
チャン判官は左議政の部下を捕らえて拷問すると木人会を率いてイ・ソルを王座に据えようとしていると知り、それにファリョンと尚膳を助力しているのかと気付きすぐに国王に報告します。
15話・番人の代償
サンは狩りから戻る国王の前に立ちふさがり矢を放ちます。命中したので止めを刺しに向かうとチャン判官がやってくるのを目に退却するが追い詰められて矢を放たれ転げ落ちてしまいます。
また刺客に襲われるシヨルはホンジュに五歩だけ下がってくれと優しく告げたあと返り討ちにします。
ダノは二花院で待っているとサンが無事に戻ってきたので駆け寄り抱きしめます。
意識が戻らない国王を見て左議政はどんな護衛をしていたんだと内禁衛将を責めます。チャン判官は駆け付けると一介の判官が許可もなく会えるわけないだろうと本心を隠さない尚膳に追い返されてしまい、左議政と大妃がイ・ソルを王座に据える気だと内禁衛将に告げます。
傷の手当てを終わるシヨルは刺客はおそらくチャン判官だとホンジュに言われます。理由を聞くとチャン判官の息子がホンジュの許嫁だったと聞かされ8年前に自分が始末した者だったので激しく動揺します。
報告を受けたチャン判官はホンジュの恋人が息子を殺した番人ではないかと疑います。
サンは狩りの日に番を変わって休んでいたために拘束されてしまうがグナムが気付いていながら庇ってくれたことですぐに釈放されます。大妃は大臣たちを集め元子が国王イ・チャンの子ではないことを暴露します。
サンが世子の刀を証拠にやってきて自分が世孫であると謝罪されます。腹立たしいがそうしなければ生きられなかったのだと受け止め、生きて会いに来たゆえ許すと告げ再会を喜びます。