高麗契丹戦争
忠臣とともに強国に立ち向かい国に平和をもたらした高麗8代王・顕宗の一代記を描いた韓国時代劇。
こちらは「WOWOW」さんで全話視聴し、
全32話あらすじ一覧、見所キャスト、最終回結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
若くして高麗の王位に就いた穆宗は摂政を行なう母・千秋太后に権力を握られていた。覇者となった契丹に狙われる中、野心を抱く千秋太后が愛人との間にできた息子を後継者にすると宣言したために穆宗は千秋太后によって追い出された王家の末裔ワン・スンを呼び戻す。
暗殺の危機を乗り越えたワン・スンは反乱を起こした行営都統使・カン・ジョによって即位し顕宗となるが政治のことは何も分からず忠臣カン・ガムチャンに教育を受ける。
やがて契丹が高麗に宣戦布告し・・・
ネタバレ感想|高麗契丹戦争
25話|決起の時
上将軍チェ・ジルは文官よりも武官が疎かにされていると不満を持ち配下を集めて決起を呼びかけます。これは謀反だと上将軍キム・フンから指摘されるが顕宗を害するつもりはないから謀反ではないと説得します。
財源が枯渇し官吏に禄を出せない恐れが出てきたため打開策を考えるよう指名されるチャン・ヨヌは気が乗らず、ファンボ・ユイに妙案を考えるよう仕事を丸投げしてしまいます。
忠州の戸長パク・ジンは元貞王后に謁見できたので豪族たちの命を受け手助けするために都へ来た、刑部侍郎キム・ウンブの娘を追い出すことも可能だと告げます。
うまく唆すことができたパク・ジンは上将軍を訪ね、チャン・ヨヌとファンボ・ユイが武官の永業田を禄の財源とすればいいと顕宗に報告するようだと告げ火に油を注ぎます。
東北面と西北面の精鋭が都へきたら防げないと上将軍が不安を抱いていたので、その件は解決するから問題ないと告げます。
国王を敵視していたパク・ジンが私財を投げうって再建のために都に滞在していることを不審に思うチェ氏は交流関係を調べると待遇に不満をもつ武将と意気投合していると知り一挙手一投足を見張るよう御史台の重臣たちに命じます。
元和王后からパク・ジンは遠ざけた方がいいと進言を受ける元貞王后だがキム氏を追い誰るのなら誰とでも手を組むと告げます。
顕宗はチャン・ヨヌから中央軍の永業田を取り上げ管理の禄に充てるよう上奏を受けます。すると武官はどうやって暮らすんだと上将軍たちが声を荒げ勝手に退席してしまったので困惑します。
心情は理解できるので今は罰するよりも議論が先だと告げるとチャン・ヨヌは職を退いたら国に返す決まりだが子に世襲させるものが後を絶たないので法に背いて世襲した永業田を取り上げ禄の財源とすればいいと言います。
遺族を守る財はどうするのかと問うと、凶作が続き国の財政が傾いたが今年は豊作で税収は増える、そこから充てればいいとガムチャンは言います。
顕宗は国に命をささげた武将に遺族は守らねばならないとして足りなければ王室の支出を減らすよう告げます。
武官の土地をすべて奪うと誤報が広まり、チェ・ジルは国王が呼んでいるとやってきた使者を斬ります。顕宗は上将軍を待っていると御史台の重臣たちがやってきて中央分を兵を集結させ反乱を起こしたと報告を受けます。
王宮を守るために準備に入ろうと出て行くチェムンはいきなり襲われて袋叩きにされます。チェムンが戻ってこないので鷹揚軍と龍虎軍も反乱に加担したようだと進言を受ける顕宗は激しく動揺するとガムチャンは東北面と西北面から援軍を連れて参ると言われ虎符を渡します。
王宮を制圧された顕宗は困惑し、元貞王后はパク・ジンにこれは謀反だと叱咤するとキム氏を捕らえた、それに受け入れてくれなければ顕宗は死ぬことになると脅されます。
チェ・ジル、これは国を正すためではなく謀反です!!!キム・フンもここまでして致しかなくはないでしょww政を武官と共にしたいなら朝議で上奏すればよかっただけよ。
元貞王后もキム氏を追い出す事で頭がいっぱいで脅される羽目に、自業自得。
26話|堕ちた王后
顕宗は反乱を起こしたチェ・ジルやキム・フンの要求を断固拒否します。ガムチャンが虎符を持って駆け付けた事で反乱が起きたことを知った西北面と東北面の兵団は顕宗を救出するために開京へ向かいます。
そこにパク・ジンに脅された元貞王后から「反乱は起きたが王様が武官の望みを聞き入れ収まったから来るには及ばない」との命令書が届きます。
西北面は顕宗からの命ではないので釈然としないが王后も命令書も偽物だと判断できないのでカン・ジョと同じ轍を踏まないためにも従う事にします。
東北面のガムチャンは王命を受けていたので王后の命令書を破り捨て王宮へ向かいます。それを知ったパク・ジンは兵が来る前に顕宗を説き伏せねばならない、チェ・ジル達を正殿に踏み込ませる命令書を書くよう元貞王后に訴えます。
東北面の兵団がくれば反乱軍は顕宗に剣を向けることになるし反乱にもう加担しているんだと脅します。
顕宗は仲間同士が討ち合えば多くの犠牲者が出ると予想され新たな兵の育成に幾年もかかるから東北面を返すべきとキム・ウンブに進言されます。
反乱軍にしばし屈し時が来たら首謀者を討てばいいとの意見と反乱軍に屈してはならないとの意見が飛び交います。
顕宗は反乱軍に屈するわけにはいかないと決断するころ、反乱軍のもとに正殿に踏み込んで王様を救出しろとの元貞王后の命令書が届きます。
キム・フンは仲間を斬りたくないので正殿の前にいる中郎将たちに道を開けてくれと頼むが王様を守る立場であるため拒否されます。
反乱軍は正殿に踏み込んで制圧すると東北面の兵に戻るよう命じてくださいと要求します。
顕宗は決して屈しないと言い放つとチェ・ジルは重臣を一人斬りつけ臣下たちを亡き者にしたいのかと声を荒げます。
顕宗は仕方なくガムチャンを迎えに行き反乱は鎮まったから引き返して国境を守れと命じます。どんな脅しを受けたか分からないが我々が守ると剣を抜かれたので、これは王命、従わなければ謀反とみなすと告げます。
しかしガムチャンは兵を返すが逆賊の手に王様を委ねられないので自分は留まります。
顕宗はチャン・ヨヌたちを流刑にし政は武官たちと論じ合うと告げます。武官の誇りを守るためにしたことだと謝罪するキム・フンはこれからは誰も傷つけず忠誠を誓うと跪きます。
すると我々に逆らうガムチャンを殺すべきだとチェ・ジルに言われたので王様に誓ったばかり、害してはいけないと告げます。
しかしチェ・ジルが我々が高麗の主だと言い出し武将たちも歓声をあげて酒を飲み始めたので道が違うようだと察します。
顕宗はチェムンの姿が見えないので彼やキム氏たちが無事か調べるよう命じます。キム氏が行方不明で刑部侍郎も王宮から追放されたと知り上将軍んを呼べと命じるが今は危険だと止められます。
ガムチャンから元貞王后も加担していると知らされた顕宗は元貞王后のもとに押し掛けキム氏はどこだと詰めよります。余を裏切り逆賊と手を組んだのは確かだと言い放つと協力せねばと王様を害すると脅されたんだと言われます。
その頃、投獄されていたチェムンは脱出しガムチャンの助けを求めると都から出てキム一家を捜すよう頼まれます。
こんなんでは国が成り立ちません。こんな狂ってる朝廷を見た事ないよ。
顕宗が屈しているのが一番悪いと思うよ。
チェ・ジルは狂ってますな。朝議の場で文官を蹴っ飛ばすとかありえない。キム・フンは消されたっぽいな・・・
ガムチャンがパク・ジンが黒幕だと疑ったので長くは続かないでしょうけど。
27話からのネタバレは更新中