作品情報/キャスト
「瓔珞」や「尚食」のウー・ジンイエン主演、始皇帝の母・趙姫の波瀾の人生
趙の都・邯鄲で名家で育った李皓鑭は実母を殺され家を追われると大胆な野望を持つ呂不韋に救われる。互いに惹かれていく二人は王室への足がかりを得て趙で人質として暮らす秦の国王の孫・嬴異人と出会い祖国に帰して王座に就けようと動く。嬴異人の一途な思いに心揺さぶられ嫁ぐが秦が趙を攻めると嬴異人と呂不韋は秦に脱出し李皓鑭は息子・嬴政と隠れ家生活を強いられる。やがて秦に迎えられると三角関係が再燃し・・・
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全62話で紹介
ネタバレ感想/コウラン伝
35話・民が一つに
呂不韋と嬴異人は逃亡をはかるが羽王子に捕らえられてしまいます。
秦軍が嬴異人を盾としているので矢を放つことが出来ないと報告を受けた安国君は戦に犠牲はつきものだと告げ白起の息子・白仲に託します。
王妃が士気を高めた事で邯鄲の人々は心を一つにするが秦の策略で亡霊兵を目にすると一気に崩れます。
負傷する民たちの手当てをする李皓鑭と殷小春は亡霊兵のからくりを見破ります。李皓鑭はこのままでは陥落してしまうと慌てる羽王子に策を授ける代わりに嬴異人を放免するよう持ちかけます。
そこに王妃がやってくると戦で勝利できるのなら呂不韋と嬴異人の命を請け負うと言います。また逸王子は士気を高めて再び民を一つにまとめ共に戦います。
亡霊兵は秦の兵士が操っているだけで矢が刺されないように細工されているだけだので火車を放ってから総攻撃を仕掛けると、楚と魏の援軍も駆け付けた事で秦は撤退していきます。
そんな中、李皓鑭は陣痛が始まってしまうが戦火のなか殷小春の協力もあり後の始皇帝となる嬴政を出産します。
李皓鑭は里帰りをするが王妃の策略で秦に嫁いだ娘を出せと人が押し寄せます。李皓鑭は父親によって井戸の中に隠され駆け付けた呂不韋に助けられるが暴動に寄り父親が命を落としてしまいます。
趙王は儀式の時に代わって天を祭れと逸王子に告げると丞相から掟に反すると言われるが後継者は逸と決まっているのだと言います。
36話・丞相の娘
逸王子が太子に指名されたことで羽王子の内心を察する呂不韋は城門を守り抜き敵を撃退した能力に趙王は恐れたのだと話しかけます。まだ力強い味方がいるではないかと王妃のもとに行かせもっともっと内乱を起せと内心思います。
殷小春は宮中を去ることを決め馬車に乗り込むと逸王子が追いかけてきます。刺客が現れ逃げ出すと駆け付けた高昊陽に助けられるが仮面を剥がすと羽王子だったので驚きます。
趙王に命じられて高昊陽が駆け付けた事を知り逸王子は王宮に戻り感謝するが母親の死因は難産ではなく殷小春の父親によって葬られたのだと言われます。
殷小春は難産で男の医師を呼んだとすれば秘すべきこととなり侍女は急死したのに何で証言をした産婆を生かすのかと訴え、殺したのは自分だと言います。
高昊陽や逸王子は当時5歳の女子に殺せるはずないと訴えるが殷小春は連行され拷問を受けます。
趙を出て彷徨う王女は秦の丞相・范雎の娘と出会い共に咸陽へと向かうが丞相は娘の顔を知らないと知り范雎を殺して娘の証となる物を奪います。
37話・趙王の策
高昊陽は殷小春を逃がそうとしたが逸王子に捕まり趙王から棒叩きに処され追放されます。
王妃は逸王子の太子就任祝いで毒を使って趙王や朝臣たちの動きを封じて趙の国そのものを手に入れる計画を立てていました。また李皓鑭は偽物の嬴異人を連れて宴に出席し、その間に呂不韋と嬴異人を秦へ逃がします。
王妃は策を実行して動きを封じると今までしてきた行いを話し逸王子は母親を殺したのは王妃だったのかと困惑します。李皓鑭は家族を人質に取られ黒幕を伝えられなかったのだと訴えます。
女帝になった気分でいた王妃だが兵を率いる廉頗と高昊陽が駆けつけ王妃の一味を鎮圧します。
趙王は蛟王子の謀反の時にわざと窮地に陥り王妃が兵を動かせるか試してました。逸王子を太子に立て羽王子が事を起こすよう仕向けていたのです。
趙王はうまくいったと笑いながら起き上がると王妃はすべて趙王の策だったかと気付きその場で自害します。
趙王は王妃に加担した者を皆殺しにするよう命じ、李皓鑭は嬴異人が偽物だと逸王子に気付かれるがもう逃がしたから遅いと告げます。そして嬴異人はやがて秦王となり、その妻と子を殺したらどうなるか分かるでしょうと訴えると大人しく過ごしてろと言われます。
趙王は殷小春の毒殺を命じると王宮を追放される李皓鑭は仮死状態にさせる薬を高昊陽に渡します。
38話・身分乗っ取り
王宮を追放される李皓鑭は仮死状態にさせた殷小春と共に出るが護送する高昊陽の前に逸王子が立ち塞がります。
殷小春は姿を見せ、苦しめ合うだけだからこれまでの情に免じて自由にさせてと訴えます。生きていた事に驚く逸王妃は李皓鑭たちが自分と離れるよう唆したのだろうと疑うが時間が必要だと説得され退きます。
こうして王宮を無事に脱出するが毒矢を受けていた高昊陽は命を落としてしまいます。
呂不韋と嬴異人は秦の都・咸陽に無事に到着すると嬴子傒に偽物だと疑われ殺されそうになるが実母・夏姫が華陽夫人の令牌を手に駆け付けます。
夏姫が息子だと認めると兵は剣をしまって跪いたので嬴子傒は本当に弟なのかと手のひら返して迎え入れ呂不韋は呆れます。母との再会を喜ぶなか衣を着替えて華陽夫人に謁見すると子楚の名を賜ります。
秦の丞相・范雎の娘になりすます雅王女は嬴子傒に嫁ぐと秦の最も高貴な女子になりたいのだと告げます。流民の襲撃に乗じて本物と入れ替わったことがバレるが嬴子傒は丞相の娘を娶ったのは都合がいいので真実を知るものを口封じします。