作品情報/キャスト
「瓔珞」や「尚食」のウー・ジンイエン主演、始皇帝の母・趙姫の波瀾の人生
趙の都・邯鄲で名家で育った李皓鑭は実母を殺され家を追われると大胆な野望を持つ呂不韋に救われる。互いに惹かれていく二人は王室への足がかりを得て趙で人質として暮らす秦の国王の孫・嬴異人と出会い祖国に帰して王座に就けようと動く。嬴異人の一途な思いに心揺さぶられ嫁ぐが秦が趙を攻めると嬴異人と呂不韋は秦に脱出し李皓鑭は息子・嬴政と隠れ家生活を強いられる。やがて秦に迎えられると三角関係が再燃し・・・
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」全話あらすじ一覧はこちら
全62話で紹介
ネタバレ感想/コウラン伝
47話・ただの噂?
まったく教育が行き届いていない嬴政に気分悪くした夏太后は彼の父親は嬴子楚ではなく呂不韋だと噂を耳にし激怒します。
怪しい子を王の継承者などにするものかと嬴子楚に美女の姿絵を持って訪ねるが太后様がどんな美女を選ぼうと私が望まねば誰も王宮には入れないと李皓鑭に言われます。
嬴政のお菓子に薬を混入して苦しめた事もあり孫を毒殺しようとしたと広まれば太后の立場はどうなるかと脅しをかけられます。
白霊児は「本当に嬴政の父親なのか、王妃と手を組んで王座を奪うつもりなのか」と呂不韋に言い放ってしまい嫉妬から夫を疑うなんてどうかしていると涙を流します。
ひそかに想いを寄せていた司徒缺は彼女の寝室にこっそり忍び込んでしまったところを侍女に見られてしまいます。呂不韋の前に引き出された司徒缺は今まで彼のために危険な道を歩んできたのに死罪に同意しそうだったので「あなたも主の妻を求めたではないか、あなたを真似ただけだ」と言い放ちます。
面目丸つぶれの呂不韋は司徒缺を剣でぶっ刺し外に捨てさすが介抱する者が・・・。
48話・血筋の問題?
嬴子傒と陽泉君に助けられた司徒缺は助けてくれたお礼として黄金が盗まれた件は土地などを売り払ってるから解決するだろうと教えます。
去ろうとするが説得され呂不韋へ復讐するために嬴子傒に加担する決意を固めます。
雅に挑発され苛立つ夏太后だが趙の舞姫だった子に国を託すのは間違っているという指摘は正しいと思いうわさが収まるまで嬴政を連れて王宮を離れて欲しいと跪いてお願いします。
息子を侮辱されてまで残るつもりはないとあっさりと李皓鑭が承諾したので本心なのか偽りなのか困惑します。
噂の事を知らなかった李皓鑭は嬴子楚に何も告げずに王宮を出て行くがすぐに追いつかれ連れ戻されます。すぐに仲直りするどころか愛を深める嬴子楚は夏太后に会いに行き成蹻(羋絲蘿の息子)を気に入っているようだが学問や体力に問題があると告げ、嬴政はやんちゃだがかなり賢い事を伝えます。
自分の子供のころにそっくり、いま手離したら絶対に後悔すると告げ納得させます。
黄金の調査の期限の日が訪れると呂不韋のもとに黄金を盗み屋敷に隠したと訴えがあったと嬴子傒たちが乗り込んできます。
49話・謀反を企てた代償
呂不韋は屋敷から溶かした金の入った甕が見つかったために嬴子傒に捕らえられます。白霊児は実家に戻ると呂不韋の悪事を訴えれば連座は免れるし財産も守れると兄・白仲に言われ愕然とします。
東周への出陣を控える嬴子傒は大臣たちから太子と王妃の座を奪うよう勧められ母親の形見を雅に預け華陽王后に協力を求めます。
陽泉君は朝議で太子の血筋について訴えるがそこに李皓鑭に頼まれた殷小春がやってきます。女が出て来るなと楊泉君に言われ太后様も女だろうと言い返すが嬴政は間違いなく嬴家の血を引く私の子だと言い放ちます。
呂不韋は屈辱的ではあるが証明するには仕方ないのではと進言するが、趙にいた時に李皓鑭から受け取ったとされる恋文を入手した使用人を証言者として呼ぶ陽泉君は、そんな事を隠し皆を欺くのは秦王に相応しくないと言い放ちます。
嬴子楚は「つまり王座を兄に譲れという事か?これこそ陽泉君が王妃と太子を陥れた目的だ」と笑みを浮かべます。恋文が記してある手拭いは蜀錦であるために趙にあるはずがなく、刺繍の技法は三カ月前に伝わったばかりだと教えてやります。
呂不韋は王妃様を侮辱し王様に退位を迫るのは謀反だと陽泉君に言い放ち、秦の正統な後継ぎを侮辱したのだと華陽太后に訴えます。
陽泉君は助けを求めるが連座を恐れた宣侯夫人が弟をその場で殺し口封じします。しかし呂不韋は秦王になれない陽泉君が尽力したのは出陣した嬴子傒のためだと訴えます。
白仲は咸陽に迫ってくる嬴子傒の前に立ちふさがり矢を放つと司徒缺が庇うフリをして短刀で嬴子傒の横っ腹を刺します。
呂不韋と白仲が裏で手を組んでいたのだと察した嬴子傒は諦め司徒缺が手にする剣を掴んで自死します。
50話・口は災いの元
呂不韋は白仲と手を組んでおり、嬴子楚は嬴子傒が出陣するなら指揮に従い咸陽に戻るようなら処刑せよと将兵に命じていました。
嬴子楚は今後太子を侮辱した者は容赦なく殺すと大臣たちに告げ謀反に加担した宣侯夫人を牢に入れるよう命じます。
秦の王妃になれると思っていた雅は嬴子傒が暗殺されたと報告を受け苛立つが投げつけた袋から先王の免死令が発見されます。
夏太后を訪ねると逆賊の妻が何用だと訴えられるが死罪にはならないと免死令を見せます。羋一族の命運がかかっているから牢にいる宣侯夫人が口を割る前に対処した方がいいと訴え、同情を誘うために階段から転がり落ち流産します。
李皓鑭は虐げられている者を助けると韓瓊華の弟(嫪毐)だと知り連れて帰ります。
宣侯夫人は料理に毒が盛られていると呂不韋に助けられるが華陽のことは認めず己の罪を認め自害します。
自分は殺そうとしたのに姉は口を割らなかったのだと華陽太后が嘆くなか、夏太后は逆賊の始末に気を取られ忘れていたと雅を訪ね始末を命じます。
雅が夫を告発したことで死罪には出来ないし免死令を持っていると止められるが、だったら苦しみながら生きればいいと墨刑を命じます。
額に大きな傷を負った雅は王宮から追い出されたくなかったら秦王に頼むしかないと華陽太后に言われます。傷を生かした刺青を入れて美しくなる雅は罪人として秦王に謁見し同情を誘うが「華陽太后の入れ知恵では?己の弱さを武器に先王を支配し、こたびはそなたを操り同情を得ようとしている」と笑われます。