作品情報/キャスト
「瓔珞」や「尚食」のウー・ジンイエン主演、始皇帝の母・趙姫の波瀾の人生
趙の都・邯鄲で名家で育った李皓鑭は実母を殺され家を追われると大胆な野望を持つ呂不韋に救われる。互いに惹かれていく二人は王室への足がかりを得て趙で人質として暮らす秦の国王の孫・嬴異人と出会い祖国に帰して王座に就けようと動く。嬴異人の一途な思いに心揺さぶられ嫁ぐが秦が趙を攻めると嬴異人と呂不韋は秦に脱出し李皓鑭は息子・嬴政と隠れ家生活を強いられる。やがて秦に迎えられると三角関係が再燃し・・・
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全62話で紹介
ネタバレ感想/コウラン伝
43話・良縁?
華陽夫人は羋絲蘿にも子・成蹻がいるのに李皓鑭と正妻の座をかけてたたかう意思がないようなのでがっかりします。
李皓鑭が邪魔な存在だがそれより前に嬴子傒を排除せねばと思います。
嬴子楚は女子が犯した案件や女子からの訴状を李皓鑭に見せるよう命じるがいつまで待っても呼ばれないので出向くと呂不韋と仲良さげに語り合っていたので修繕を理由に居を移させます。
そして側室は使い道があり後宮に残したが用がなくなれば暇をやり目障りな者はいなくなると抱きしめます。
雅は子を堕胎しようとしていたが嬴子傒は勝手に薬を変えており産むよう告げます。
捕虜になった女性を逃がそうとして白仲に捕らわれてしまった殷小春は拘束されます。謝罪を要求されるが断ると毒矢で負傷して戻ってきた白仲の治療を頼まれます。
紀元前250年、昭襄王の次男・嬴柱(安国君)が即位し正式に秦の王位を継承すると華陽夫人を王妃とします。
呂不韋は丞相を魏の間者に仕立て排除することに成功するが宴に白霊児が乗り込んできて呂不韋に嫁ぎたいと秦王に願い出ました。不釣り合いだと訴えるが嬴子楚が良縁を取り持つべきと訴えた事で命じられてしまいます。
44話・秦王の急死
白霊児を娶るよう秦王に命じられてしまった呂不韋は、帰りをひたすら待っていたんだと李皓鑭を背後から抱きしめます。
嬴子楚はお前の事を忘れ他の女を抱いていたと訴えるが権力と地位が何よりも大事だから一緒に逃げることも出来ないだろうと言われます。
太子夫人で嬴政の母であっても盟友だ、いずれ必ず取り戻すと言いその場を去ります。そして李皓鑭への思いを断ち切れないために新妻の白霊児に冷たく当たります。
呂不韋は天下の至宝・和氏の璧を秦王に献上し華陽王妃に贈って機嫌を取ってみてはいかがかと進言します。大喜びした秦王はすぐに華陽王妃のもとを訪ねるが湯浴みをする華陽王妃のそばには楽師・檀奴がいたので激怒します。
華陽王妃は首を絞められたので壺で叩いて体を引き離すが秦王が亡くなっている事に気付きます。動揺する華陽王妃は呂不韋が押し掛けてきたので湯浴みをしている時に檀奴に襲われたんだと罪を着せます。
駆け付ける嬴子傒は即位したい嬴子楚が華陽王妃と結託して秦王を殺めたんだと喚き出します。華陽王妃は親不孝者だと言い放つが楽師を都合よく呼んで父親殺しの犯人に仕立てたんだろうと言い檀奴を連行してきました。
呂不韋は母親と弟を疑い楽師を信じるのかと呆れると嬴子傒は武力行使にでるが「太子様は王様が定めた世継ぎ、お守りするのは当然だ」と白仲将軍が現れます。
45話・秦の王妃に
隙をついた檀奴に剣を突き付けられる華陽王妃、嬴子傒は構わず捕らえよと命じるが白仲は太子の命に背けば謀反とみなすと訴え下がらせます。
隙をついた華陽王妃に短剣で刺された檀奴は王だけではなく王妃も殺すべきだったと言い絶命します。
呂不韋は王様を殺したと自ら認めたと訴え嬴子傒を黙らせると、嬴子楚はまだ騒ぎたてるなら兄上でも容赦はしないと言い放ちます。
嬴子楚は父上が辱めを受けることになるので皆の前で追及しなかったが華陽王妃に何で手をかけたんだと責めます。
華陽王妃は背中にある傷を見せ、普段は妻を大切にするよき夫だが酒を飲めば太子としての重圧を解消するかのように自分にぶつけ発散していたんだと怒ります。
その場に向かう李皓鑭は検視の結果、持病が死因だと告げて呂不韋たちを下がらせ「王様の死因は王妃様の不義によるもの、傷を見せたところで同情と哀れみを買うだけ」と話を付けます。
呂不韋の後押しで秦王の座に就いた嬴子楚は実母の夏姫を太后とし呂不韋を相邦に任じます。後宮の側室全員が宮殿を追い出されると知る羋絲蘿は夏姫に謁見し成蹻と離れたくないと助けを求めます。
ちょうど夏姫を訪ねていた嬴子楚は華陽太后のいとこの娘なので息子がいようがなかろうが羋絲蘿は追い出すことはできないと言います。
46話・盗まれた黄金
李皓鑭は誕生日の夜に天灯でお祝いされ嬴子楚に寄り添うが何者かが天灯を射落として火事を起こし宝庫から黄金を盗み出していました。
東周討伐の軍資金として保管していた黄金が盗まれた事で陽泉君たちに責任を追及された呂不韋は必ず取り戻し盗人も捕まえると断言します。
羋絲蘿から華陽太后が火事は李皓鑭のせいだと激怒し捕らえに行ったと報告を受ける嬴子楚はすぐに向かおうとしたがそんな事は太后に任せておけばいいと告げ下がらせます。
李皓鑭は後宮にいて戦場を知らないようだが明らかに弓で射落とされた痕跡があると告げ調べもせず問い詰めるとはと呆れます。趙での苦しい生活を乗り越えてきた自分が後宮の女の争いにひるむとでも思っているのかと告げ、太后は勝手が許されても他の者は違うと王妃の寝所に侵入した罰を下します。
しかし夏太后から華陽太后の腹黒さを知りつつ言動を慎まず嬴子楚を唆し過ちを犯させたとして跪くよう命じられます。
息子の嬴政が無礼を働いてしまうが天灯の件も側室の件も自分が勝手にやった事だと嬴子楚が助けに来てくれます。