作品情報/キャスト
「瓔珞」や「尚食」のウー・ジンイエン主演、始皇帝の母・趙姫の波瀾の人生
趙の都・邯鄲で名家で育った李皓鑭は実母を殺され家を追われると大胆な野望を持つ呂不韋に救われる。互いに惹かれていく二人は王室への足がかりを得て趙で人質として暮らす秦の国王の孫・嬴異人と出会い祖国に帰して王座に就けようと動く。嬴異人の一途な思いに心揺さぶられ嫁ぐが秦が趙を攻めると嬴異人と呂不韋は秦に脱出し李皓鑭は息子・嬴政と隠れ家生活を強いられる。やがて秦に迎えられると三角関係が再燃し・・・
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全62話で紹介
ネタバレ感想/コウラン伝
5話・親子の縁を切る
李皓鑭が来るまで一番実力があった舞姫・瑶姫は李家に密告していたのに再び彼女が戻ってきたので呂不韋がしばらく不在だったのは李皓鑭のせいで投獄されていたからだと大旦那にチクります。
呂不韋は父の宝物を盗んだ罪で李皓鑭が罰せられそうになっていたので犬を連れてきて犯人が瑶姫であると明らかにします。大旦那が何かの間違いだろうと言い出したので李皓鑭は盗人は罰せられるべきだと追い詰めると呂不韋が追放を命じました。
卑しい身分の舞姫に操られて何をやっているんだと呂不韋が責められていたので李皓鑭は自分を陥れようとして楽しかったかと大旦那に言い放ちます。呂不韋から謝罪しろと言われるが瑶姫と共謀した人に何で謝らなければならないのかと拒否します。
道端で踊っていた李皓鑭は李赫に発見されてしまい、自分にはもう帰る家はないと告げます。「舞姫になろうと生きていく、高敏は人を殺め父上は娘を売った、それに比べたら恥じる事はない」と言い放つと親子の縁を切られます。
呂不韋は李皓鑭を自由にさせるために敢えて道端で躍らせ、屈辱のあまり皆の前で親子の縁を切るはずと読んでいたのです。
呂不韋は何でまだ李皓鑭が屋敷にいるのだと責められたので牢で出会った嬴異人は手中に収めるべき奇貨であり李皓鑭は出世に役立つのだと訴えます。
偶然にも李皓鑭が市場で買った優れた琴が嬴異人が持っていた物だと呂不韋は気付きます。呂不韋は李皓鑭を利用し嬴異人に近付くが、ちょうど訪ねようとしていた雅王女は琴の音色を耳にして女だと気付き丞相の宴にすばらしい舞姫がいたと趙王にチクります。
6話・災いの元
李皓鑭は嬴異人の信頼を得られるが彼は言いなりになるような人ではないと呂不韋に告げます。
李岫玉は李皓鑭が趙王に舞を披露すると雅王女から知らされ、もし寵愛でも受けたら報復されると怖くなり高敏に助けを求めます。
趙王は李皓鑭の舞いに目を奪われるがそこに太卜が現れると「5月5日生まれの李皓鑭は災いの元であり生贄にするべき」と訴えられます。
趙王は国と民の安寧のために太卜に従い祭祀を執り行うと決めると、嬴異人は急いで呂家を訪ねるが不在だったので逃げたのかと呆れます。
そんな中、蛟王子は彼女を陥れるために太卜を買収したのだと察し李岫玉を引っ叩きます。
呂不韋は不吉な舞姫を献上してしまった趙王に謝罪しに行きます。償いとして誰も見た事がない吉兆である白い鹿を献上すると宮中の財物を管理する少府監に任じられます。
生贄にされる李皓鑭だがしばらくすると祭壇が爆発します。呂不韋は天の御業だと叫ぶと趙王は李皓鑭が生きている事に驚きます。
「神に会ってきたが汚れた私には神に仕える資格がないらしく敬虔な使いである太卜を必要としているみたいです」
7話・王妃の側近
神のお告げを信用する趙王は神に仕えよと太卜に命じ、李皓鑭は自分を殺そうとした太卜を成敗します。
趙王はみどころのある女子だと気に入りそばに置きたいと思うが厲王妃が女官として側に置きたいと言うので譲ります。
李皓鑭は旭日宮に仕えることになり、呂不韋は職人を買収し炎を避ける仕掛けを作らせていたのだと嬴異人に教えます。身に纏っていた火浣布は火にあたると白く変わるので目の当たりにした趙王たちは神に会ってきたのだと信じたのです。
李皓鑭は厲王妃に挨拶すると王様をおだててから太卜をあの世に送るとは見事だったと見破られるが度胸があって賢いと気に入られます。
岫玉と出くわしたので「蛟王子に相手にされないからと言って八つ当たりしないで、あなたが望んで結婚したんだから何があっても受け止めないとね」と挑発します。
頭に来た岫玉は王妃に謁見し皓鑭は駆け落ちを画策し父に追い出され落ちぶれて商人のもとへ行ったのだと訴えるが分かったから下がれとあっさり言われてしまいます。
王妃は李皓鑭の方がはるかに悪賢いと笑みを浮かべると、皓鑭を刺激するなと蛟王子から叱責を受けた岫玉は高敏に泣きつき旭日宮に仕える蕭女官を利用して葬ってやろうと思います。
李皓鑭は蕭女官が真珠を盗んだ罪を自分に着せる気だと察知し呂不韋に助けを求めに行くと宴までに届けるから安心するよう言われます。
宮中で侍女を増やすことになり呂不韋は司徒月を送り込みます。
8話・王妃の秘密
呂不韋の側近で司徒月の兄・司徒缺は秦の咸陽宮にいる嬴異人の実母で安国君の側室・夏姫を訪ねます。
趙での話を詳しく聞いた夏姫は自分は寵妃ではないがやれるだけの事はしなければと思い嬴異人の名を使って血書を作り安国君に渡します。気持ちが届いたらしく息子を救い出す策を講じることを約束してくれたので感謝します。
李皓鑭は呂不韋と接触すると「国境に秦の大軍が迫り一触即発の状況だから宮中をでなければ、お前も来い」と言われます。何で自分が行くんだと聞くと家産を分ける約束をしたからだと言われます。
李皓鑭は趙王から月見の誘いが届いていると言われ王妃はお休み中だと告げるが王様の命だから伝えねばと侍女に言われます。仕方なく入るが寝所に男がいたので驚いて出て行きます。
すると雲尺素(趙王の側室)が訪ねてきたので必死で阻止する事が出来たが安眠を妨げた罪で死罪を命じられます。
その場で首を絞められると趙王がどうしたんだとやってきたので王様が王妃様に贈られた腕輪を壊してしまったんだと謝罪すると趙王によって許されます。
李皓鑭は殺される寸前のところまでいったので恐怖のあまり呂不韋に抱き着くと、司徒月から知らされた呂不韋が王妃の体調が悪いようだと王様に告げた事を知らされます。
蕭女官が王妃の秘密を利用して自分を殺すよう仕向けたのだと気付きます。
蛟王子が不吉な夢を見たと趙王に訴え嬴異人を追い詰めるが李皓鑭や雅王女が庇うと秦軍の後退を告げる急報が趙王のもとに届きます。