中国時代劇/皇太子妃はシンデレラ
皇太子と女盗賊の結ばれてはいけない身分を超えた中国ラブコメ時代劇
女盗賊の常楽は貢ぎ物である望遠鏡を盗んだことが原因で仲間とともに劉宰相に捕まってしまう。
皇太子との結婚を嫌がって自殺した劉玉揺にそっくりだった事で劉宰相は孫の代わりに嫁がせようと企てる。
皇太子の李徹は皇后一家が自分を排除し皇后が産んだ皇子の李衡を皇帝の座につけようとしていることを知り結婚を阻止しようするが正義感が強く奔放な常楽に惹かれていく。また常楽も民を心から愛し民を守ろうとする李徹に惹かれ始める
李徹(チャオ・イーチン)常楽(エレノア・リー)李衡(ジン・ゾー)公孫黙(チェン・スーユー)など
全27話で紹介します。
ネタバレ感想/皇太子妃はシンデレラ
1話・身代わり皇太子妃
沛国の皇宮で皇太子・李徹と皇太子妃・劉玉瑶の婚礼が行われるが婚儀の最中に「この女子は皇太子妃にふさわしくない」と陳大臣がいきなり進言します。
実は数日前・・・
劉は対立する皇太子を監視するため娘の劉玉瑶を嫁がせようとしていたが勅命を受けたのに想人がいる娘が逃げてしまいます。
追いかけて想人は既に死んだんだと訴えるが、祖父の決断で殺されたのだと知った娘はショックを受け崖から身を投げてしまいます。
勅命に逆らったら一族死罪であるため策を考えるから誰にも知られるなと父である相国・劉升から叱責を受けます。
夜明国の使節が沛国にやってくるが望遠鏡が入っているはずの空の箱を献上してしまい皇帝から侮辱しているのかと叱咤されるが、使節団を迎えに行った李徹は山賊に囲まれた時に盗まれたのだと気付きます。
望遠鏡を盗んでいた山賊の娘・常楽はカモが来ると察知し皇太子が商隊に扮しているとも知らずに立ち塞がります。
かかれと言われ戦闘態勢に入るが山賊を怖がり誰も向かってこないので臆病者かと李徹を挑発し剣を交えます。しかし、山賊の砦が劉升に襲撃されていると知り煙球を投げつけ急いで向かいます。
村人が殺されていたため常楽は望遠鏡を返すと告げるがそのまま捕らわれてしまいます。
劉升は覆面を取ると常楽が孫娘・劉玉瑶とそっくりだったために驚き顔を知っている王将軍をその場で口封じします。
「村人を生かしたければ劉玉瑶になれ、うまくいけば1万両をやる」と言われた常楽は受け入れます。
皇太子妃にさせる魂胆だと知り「じじぃ、孫のフリをさせて私を売る気か」と言い放つが村人が捕らわれているため仕方なく受け入れます。
そのころ、劉玉瑶には想人がいることを知った李徹は陳大臣に婚儀中に暴露するよう告げ劉玉瑶を迎えに行きます。
2話・入れ替わった花嫁
劉玉瑶に成りすまして皇太子・李徹に嫁ごうとした常楽だが陳大臣にふさわしくないと婚儀中に訴えられます。
想人がいて純潔ではないと陳大臣は訴えると李徹は皇太子妃は潔白だとわざと煽ります。
常楽は破談に持ち込む策略だと見抜き最低だなと内心思うが純潔であることを証明します。安堵した劉相国は何の恨みもないのに侮辱を受けたと訴えると陳大臣が斬首を命じられたので李徹は動揺するが公孫黙の訴えで庶民に落とされるだけで済みます。
初夜を迎える常楽は身まで捧げないとダメなのかと考えていると第五皇子・李衡が訪ねてきます。
輿入れを阻みたい皇太子一派は偽物の李衡を行かせ拉致しようとしていたが常楽が李徹を眠らせようと仕掛けを設置していたために失敗に終わります。
常楽は村人を解放させるために偽物とは知らずに李衡を捕らえて劉升との交渉をもくろむが本物が登場したので誰だあいつはと思い引きさがります。
皇太子一派はいつまで経っても戻ってこないのでとりあえず劉玉瑶を浚ってこいと命じます。
状況を把握した常楽は本物の李衡を手刀で眠らせると女子がやってきたので彼女も手刀で眠らせ二人まとめて拘束します。劉相国に再び交渉を試みようとするが侍女・弄影に見つかり連れ戻されてしまうが花嫁衣裳を着させた李衡の偽物がいなかったので困惑します。
李徹は朱雅各から劉玉瑶を浚ったと聞かされていたので堂々と部屋に入り花嫁がいないことを皆に見せつけようとしたが衣を脱いだ常楽が寝そべっていたので何でいるんだと動揺します。
3話・大理寺の裁き
常楽は自分の仕掛けた罠に足を引っかけ李徹の体の上に乗り上げてしまいます。ばつが悪そうな顔で離れると李徹は枕を抱き締めながらそそくさと出て行きます。
失策を犯した朱雅各から謝罪される李徹は致し方ないと許すが劉玉瑶が純潔だったために劉相国の奇策だったのかと困惑し引き続き調査を公孫黙に頼みます。
常楽は監禁していた李衡はどうなったか気になり厨房に向かうと誰もいなかったので自力で解いたようだと思います。
刑部から難事件を回されたと報告を受けた李徹は劉玉瑶を連れて大理寺に向かうと皇后のお気に入りの横暴で悪名高き王東傑が汪家に仕える葉桃花を襲い訴えられたと聞かされます。
公孫黙は劉玉瑶が王東傑を助けようとして何かしでかすはずだからこれを機に追い出せるはずと言います。
李徹はこれで追い出せると笑みを浮かべるが事件を知った劉玉瑶が何て恥知らずな奴だと怒っていたので驚きます。
侍女・弄影から王東傑は姻戚だと知らされる常楽だが王東傑が葉桃花の家族を人質に取って口を塞ごうとしていたのを知り、審問する最後の機会を頂戴したいと願います。
李徹と公孫黙はついに動いたなと思い許可を出すと、これで助かると確信する王東傑はニヤつきます。
常楽は王東傑のもとに行き衣に香りが付いているはずだから処分しなければと訴えると衣は隠してあるから大丈夫だと言われます。外で話を聞いていた李徹を連れて王家を捜索し証拠を入手すると、李徹は棒打ち80回に10年間の投獄を命じます。
また皇太子に対して不遜な物言いをしたので家財没収に棒打ち40回に刑期2年を追加します。
李徹は劉玉瑶が味方に付いたので困惑すると取り入るための芝居で王東傑を捨てたのだと朱雅各に進言されます。
全27話あらすじ一覧
1話~3話
4話~11話
12話~19話
20話~最終話