作品情報・キャスト
ベストセラーを映像化しアクセス数13億を突破した中国宮廷ドラマ。
時は清康熙8年。康煕帝は朝廷を支配していた奸臣オーバイを捕縛し一味と見なすチャハル親王の一族も討伐する。一族皆殺しの惨劇を逃れた親王の娘・良児は葉三と名乗る少年に救われるが叔父・納蘭明珠に家にたどりつくと命を狙われ記憶を失う。納蘭容若が懇願してくれたおかげで良児は名を琳琅と変え使用人として匿ってもらうが数年後、容若と恋仲となった事で追い出され下級宮女となる。琳琅の姿を見た康煕帝は彼女こそ探し続けていた良児だと確信する。また彼女の記憶を取り戻そうとする康煕帝の側には侍衛として仕える容若の姿が。皇帝と宮女、幼馴染みの三角関係の行方は?!
ネタバレあらすじ/皇帝の恋
第11話・刺客
真相を突き止めるよう命じられた納蘭容若は無実と知りながら琳琅のことも調べます。
琳琅の服が一着なくなっており芸初が疑われ連行されるが琳琅は何者かに陥れられたはずと陛下に訴えます。芸初を妹の良児と重ねてかわいがっていた長慶は名乗り出ないと容赦はしないと玉箸に言い放つが暗殺計画は共犯なんだと逆に脅されます。
納蘭容若は罪人である長安と長勝の靴に玉箸の靴と同じ刺繍がある事に目を付け調べると雲南の出だと分かり連行します。
玉箸は同郷の誼で作っただけだと告げるがそこに証言者として長慶がやってきます。「最後のチャンスだ、自首するなら呉応熊の仇は討ってやる、二人共倒れになったら終わりだ」と言われた事を思い出し玉箸は罪を認め自首します。
しかし長慶がやってきたのは自首ではなく芸初が濡れ衣を着せられた事を証明するためだと知った玉箸は騙されたと気付きます。私通も罪ではあるが長慶は靴を縫ってくれていた時間だから陛下を襲うことなど出来ないと訴え杖刑だけで切り抜けました。
玉箸が刺客だったと知らされ驚く琳琅は陛下の許しを得て面会しに行きます。何で陛下を狙ったのか訪ねると暴君だからだと言われます。愛する者の命を奪われたのに陛下は良い人と口にしてしまった事で怒った玉箸から首を絞められます。
侍衛が駆け付けた事で助かるが康煕帝を暴君という人がいる事に琳琅は困惑します。逆賊である呉応熊の野心は潰さねばならなかったのだと康煕帝から説明されるが理解出来ても同じ立場だったら自分もおなじような事をしていたかもしれないと恐れます。
康煕帝はそんな目には絶対に遭わせないと告げると護衛として付き添っていた容若は複雑な気持ちになります
第12話・帰京
帰京した康煕帝は太皇太后と皇太后に挨拶に向かうと6人の妃嬪たちに出迎えられます。
納蘭容若が呼ばれ「こたびの狩り場行きは平安であったか」と聞かれていたので琳琅の事を話されたくないと思い、元気に戻ってきたのに何を心配しているのですかと苦笑し容若を下がらせます。
ここぞとばかり妃嬪たちは寵愛を受けるために贈物でアピールします。恵妃(納蘭容若の姉)は陛下の大好物である杏仁酪を作っていたので遅れてやってくるが大義を重んじて分別があり太皇太后からも気に入られていたので許されます。
康煕帝も敬意を払っており恵妃は後宮で確固たる地位を築いていました。
琳琅を宮中に送ったのは恵妃の策であったが容若は再会した以上かならず取り戻すと伝えます。
琳琅に想いを寄せるのは反逆となってしまうが容若は御前に出したくないので出たいなら逃がすと伝えると琳琅も御前を下がる方法を考えます。
琳琅は辛者庫の方が性に合っているので戻りたいと願い出ると乾清宮でも辛者庫と同様に過ごして良いと言われてしまいます。
康煕帝は夜伽の札を持ってきた小徳子を下がらせると寵愛を受けるために必死な端嬪と安嬪が押し入ってきたので静かに暮らすために恵妃がいる承乾宮に向かいます。
第13話・恵妃の策
康煕帝の想人が琳琅だと知った納蘭容若は宮外に出したいと姉である恵妃に願い出ます。
親王の娘・良児である事を知っている恵妃は記憶が戻れば命を狙われるかもしれないので今のうちに外に出す策を考えると言います。
康煕帝は琳琅の希望通り辛者庫に戻してあげたが最も辛い仕事だと知り心配して見に行くと芸初たちと遊ぶ無邪気な笑顔を見て初めて見る顔だと思います。
恵妃に呼ばれた琳琅は挨拶に向い3年振りに対面します。容若のために二度と会わないと約束していたので謝罪すると外に出たら生涯を共にすると誓えるかと聞かれます。
約束すると伝えると「皇宮の規則では重病の女官は暇を出される」と薬を渡されます。
芸初たちが女官頭からイジメを受けているのを目にした長慶は陛下のお付きである小徳子に琳琅が危険だと告げ口します。報告を受けた康煕帝は急いで向かうと琳琅は恵妃から渡されていた薬を飲んでいたこともあり倒れていました。
恵妃のお付きある納蘭逸は琳琅を迎えに行くと陛下が連れて行ったと報告を受け驚きます。一緒に皇外にでるために待っていた容若は陛下が琳琅を抱き抱えて行くのを目にして動揺し、報告を受けた恵妃は何で陛下が辛者庫の女官を介抱するのかと驚きます。
第14話・過去か未来か
叩かれた琳琅を康煕帝が抱いていったと知った恵妃は納蘭容若が何で焦って助けを求めてきたのか把握します。
辛者庫の女官頭は職権乱用の罪で杖責30発と厠の掃除一月を命じられ通報した長慶には50両の褒美が贈られます。
琳琅は長慶を目にし感謝を伝えに行くが御前太監になれるよう陛下に売り込んで欲しいと頼まれ、自分にそんな力はないと断ります。
琳琅は夢で良児だった頃の夢を見るようになり陛下の協力もあって母親と兄がいたことを思い出すと容若が何か隠していると気付きます。
「過去を思い出すと辛い目に遭うだけ、過去の自分とこれからの未来どっちが大事なんだ?もう君の心に自分はいないのか」
容若に訴えられた琳琅は陛下が手に入れてくれた身上書(偽り)を目にし確かに思い出さない方がいいのかもしれないと思うようになります。しかし夢で見た新王府の庭の絵を容若が隠れて捨てようとしていたので真実を教えてと訴えます。
康煕帝は琳琅と容若を連れて彼女と初めてあった場所に向かいます。あの時と同じ状況にするためわざと刺客に襲わせて逃げるよう訴えると琳琅は走り出し容若は芝居だったのかと動揺します。
琳琅は葉山と名乗る康煕帝と洞窟に逃げ込んだことをうっすらとだけ思い出します。すると陛下暗殺を狙っていた長慶が洞窟の入り口で爆破を起こしたため琳琅と陛下は閉じ込められてしまいます。
外に出ていろと命じられた容若は2人にしておけないと必死に1つ1つ石をどかし中に入ります。