作品情報・キャスト
ベストセラーを映像化しアクセス数13億を突破した中国宮廷ドラマ。
時は清康熙8年。康煕帝は朝廷を支配していた奸臣オーバイを捕縛し一味と見なすチャハル親王の一族も討伐する。一族皆殺しの惨劇を逃れた親王の娘・良児は葉三と名乗る少年に救われるが叔父・納蘭明珠に家にたどりつくと命を狙われ記憶を失う。納蘭容若が懇願してくれたおかげで良児は名を琳琅と変え使用人として匿ってもらうが数年後、容若と恋仲となった事で追い出され下級宮女となる。琳琅の姿を見た康煕帝は彼女こそ探し続けていた良児だと確信する。また彼女の記憶を取り戻そうとする康煕帝の側には侍衛として仕える容若の姿が。皇帝と宮女、幼馴染みの三角関係の行方は?!
ネタバレあらすじ/皇帝の恋
第15話・叩きつける首飾り
長慶が仕掛けた爆破により洞窟に康煕帝と琳琅が閉じ込められます。納蘭容若は必死に塞いでいる石をどかして助けるが「あの時の葉山が陛下だったのですか」と琳琅が口にしたので驚きます。
自分の名前が良児だったことや一族が滅ぼされた事などは思い出していないようなので安堵するが覆面姿の長慶が襲ってきたので容若は剣を抜いて守ると刺客は逃げていきました。
恵妃は琳琅が良児である事が明るみになり納蘭府で匿っていた事が知られれば納蘭一族は罪に問われてしまうと恐れ何としても皇外に出せと容若に伝えます。
何もかも捨てて一緒に行こうと誘われる琳琅だが自分の名前は間違いなく良児だということ、そして隠されているのが嫌になり真実を話してくれないから行かないと断ります。
納蘭逸に拉致されるが琳琅は自力を拘束を解くと容若と納蘭逸が入ってきたため剣を突き付けます。納蘭逸に手首を掴まれた瞬間、過去に殺されそうになった事を思い出し何も話さないなら自害すると自分の首に剣を当てます。
容若は「良児の両親は納蘭府の使用人だったが罪を認めなかったので争いが起こりその時に亡くなってしまった。自分が両親や兄の仇となるので言えなかった」と偽りを伝えました。
容若の言葉がどうも信じられない琳琅は承乾宮を訪ね8年前に自分を殺そうとした理由を納蘭逸に聞きます。
恵妃に叱責を受けていた容若は琳琅が納蘭逸に会いに来たと知り駆け付けると「記憶が戻ったら納蘭一族は終わりだ」と首を絞められていたので助けに入ります。
納蘭家の者は皆が自分を殺そうとするのだと解釈した琳琅は罪滅ぼしのために優しくされていたのだと分かり縁を切ると言い放ちネックレスをたたきつけます。
第16話・恋の悩み
琳琅はもう生かしてはおけないと恵妃と納蘭逸が話しているのを耳にした納蘭容若は「殺すなら先に私を」と跪きます。
動揺する恵妃は立たないなら殺すと告げ困惑します。容若は琳琅が地面に叩きつけた首飾りを直しながら一生守ると誓ったんだとつぶやきます。
また康煕帝はいつも大事にしている首飾りを落としたと告げる琳琅のために変りとなる物を贈るが8年間思い続けている人がいると告白されショックを受けます。
琳琅の想人は誰なのだろうと陛下に言われ酒の相手をする容若は困惑します。
辛者庫に戻った琳琅は陛下に見捨てられたと思われ再びイジメに遭います。洗濯した端嬪様の衣を汚され濡れ衣を着せられて3日間正座するよう命じられます。
雪がかすかに降り積もるなか康煕帝は散歩に出掛けた序でに辛者庫に寄るが中には入りませんでした。恵妃は琳琅を皇外に運び出すよう命じ容若を外で待たせていたが、またもやタイミング悪く通りかかった陛下に発見され介抱されてしまいます。
容若はこうなったら陛下に直接願い出るしかないと思い出て行こうとするが父親の納蘭明珠が現われ引っぱたかれます。
第17話・裏切り
納蘭容若は康煕帝に会いに行こうとすると父親の明珠がやってきて「阿布鼐の娘を匿ったと告げて私の命で納蘭家を守るしかない」と言われます。
軟禁されてしまった容若はそれでも諦めきれず「納蘭家は関係なく自分1人の罪」と文を残すが、その頃、琳琅は魘されながら「一生一世の縁を信じて待つ」と口にしたことで彼女の想人は容若なのかと康煕帝に気付かれていました。
康煕帝は目を覚ます琳琅に想人は誰か訪ねるともう別れたと言われるが詩の作者かと聞き確信します。
しかし「富貴と引き換えに琳琅をいただきたい」と容若に言われ、別れたのではないのかと激怒します。愛する女と信頼する弟分に騙された康煕帝は剣を抜くが2人が共に死ぬ覚悟だったため琳琅を側仕えの女官にし容若を正三品に昇進させそばに置くよう勅命を出しました。
勝手に容若がいなくなった事で親不孝者がと激怒する明珠だが昇進と聞いていったいどうなっているのかと困惑します。
康煕帝は容若と腕比べをするがオーバイを倒したときに「清国を繁栄を見届けよ、死んではならん」と命じた事を思い出します。
康煕帝は恵妃の誕生日に容若や琳琅を連れていくがゲームの中で恵妃の生まれた年や入内した日など答えられなかったので雰囲気が悪くなります。
また「いつ出会った」と問われた容若も答えられず、正解できない者は飲まなければいけない罰があるため皆が深酔いしてしまいます。陛下は自分に何の興味もないのだと思い知らされた恵妃は嘆きます。
第18話・大失恋
康煕帝は妃嬪は多いがすべて政略結婚であり、人を愛する喜びを初めて感じ幸せを与えてくれた琳琅に感謝します。
「皇帝の仮面ではなく1人の男に戻れるから嬉しい、片想いだ・・・」
康煕帝は納蘭容若を呼び酒を差し出すと2人は自分が飲むと取り合いになり容若は自分が錘を償うと飲み干します。
毒など入っていない事を告げ琳琅が容若に嫁ぐことを許すが琳琅が納蘭家には嫁がないと言いだしたので驚きます。最後の機会だと告げもう一度訪ねるが琳琅の意見が変わる事はなく容若は嘆きます。
端嬪の簪が紛失するなどちょっとした事件が続いていると小徳子から知った琳琅は辛者庫に顔を出すと芸初が長慶から簪を贈られるのを目にします。
長慶は陰険で疑わしいとずっと思っていたので出所が分からない物を贈るなと言い放ち芸初を連れていきます。
恵妃は自分で手を下すと弟を裏切ることになってしまうため陛下の心は御前女官の琳琅にあるようだと端嬪などに話します。端嬪は熱い器を琳琅に持たせ嫌がらせをしたが陛下に見抜かれ「これより半年の間毎日、太皇太后と皇太后に汁物を届けよ、自ら煮てその手で運べ」と命じられてしまいます。
第19話・救うために
「納蘭容若が女官と私通を」と小徳子から報告を受けた康煕帝は琳琅と目を合わせ驚き駆け付けます。
陛下に付いていった琳琅は相手が翠雋だったので驚き、康煕帝は容若を呼び出し失望したと叱責します。陛下に報告するよう騒いだ端嬪は女官が琳琅ではないと知り失敗した長慶に罵声を浴びせ辛者庫に帰らせます。
また恵妃は捨てられた哀れな女を演じ陛下から寵愛を受けるための策だと疑い琳琅を引っぱたきます。
恵妃に説得された翠雋が容若を助けるために薬を盛って誘惑したのだと白状し、康煕帝は容若を三等侍衛に降格し命は助けました。
琳琅は翠雋が死罪になってしまうと恐れ赦免を願い出て跪くが許されるのは面会だけでした。翠雋が手首を切ろうとしていたので慌てて止めに入り必ず助けると約束します。
雨の中、翠雋の赦免を願い座り込む琳琅を見て容若は助ける方法は翠雋を娶る敷かないと思い自分も惚れていたので賜りたいと陛下に願い出ました。