作品情報/キャスト
伝説の霊獣・九尾狐と人間の女性プロデューサーの愛を描いた韓国ファンタジーロマンス
幼い頃に孤峠で奇妙な交通事故に遭い両親を失ったナム・ジアは怪奇ミステリーを探索する番組「都市伝説を探して」のプロデューサーとして活躍していました。
結婚式場で花嫁が消えたという不可解な事件に遭遇したジアは、現場で新婦が抵抗した跡と血痕、そして狐の毛を発見する。事件の真相を突き止めるために取材を進めた先で出会ったのは幼い頃に遭った事故の時に助けてくれた九尾狐のイ・ヨンだった。
ネタバレ感想/九尾狐伝
第11話・ホオズキ
ヨンは蛟竜を発見して剣をぶっ刺すが今回は人間の体を借りてるわけではないので死にませんでした。
名前すらないのだからありもしない未来を見るなと告げると相変わらず偉そうだなと言われます。
「お前の弟と女、そして女の両親の命まですべて握っている。お前の体を寄越せば全員助けてやる」と提案されるが約束を破るだろうと信用せず「俺はこの手で全員を守って見せる」と告げます。
蛟竜が周囲にいる人間が自ら命を絶つよう操り出したのでヨンは人間たちを救うのに追われるが132人もの犠牲者が出てしまいます。
クォン社長のもとに押し掛けるジアは両親をどこへ連れ去ったんだと言い放つと山の神を連れてくれば教えてやると言われます。
眠り薬を渡されたジアは両親に会いたいが愛する人も大事なので話を持ち掛けられたとヨンに薬を渡します。
ヨンは生きた人間が来る場所じゃないと叱咤されるのを承知でジアを連れて三途の川の門番・奪衣婆に会いに行きます。
懸衣翁は来るのは聞いていたと慌てて庇うとジアは蛟竜の一部が宿っているが運命には逆らうつもりだと言います。
ヨンと二人で蛟竜を捕まえるから両親を捜すための千里眼を借りたいとお願いすると一旦部屋を出るよう言われます。
ヨンはいつも石にするのに何で蛟竜だけ野放しなんだと奪衣婆に訴えるとジアの体にも蛟竜が入っているからだと言われます。
ジアの中にいる蛟竜を出すのは死ぬか蛟竜が自ら出て行くしかありません。やたら彼女と会うなと言っていたのは同じ目に遭って自分が傷付くことが分かっていたからかと確認を取るヨンは奪衣婆に感謝します。
「でも彼女と生きるために、それだけのために生きてきたんだ」と告げるとジアの両親はホオズキの中にいると教えられます。
ヨンから話を聞いたジアはクォン社長の家にあったことを思い出すとホオズキの中に魂と体を封じ込め逆徒はそれで寿命を延ばしていたんだと教えられます。
クォン社長から眠り薬を渡されたランはヨンを眠らせます。歓迎会をしてもらっていた蛟竜はヨンを捕まえたと連絡を受けすぐに向かおうとしたが主役がどこへ行くんだとジアに呼び止められ席に戻ります。
ランは約束通り眠らせたから契約はここで終わりだと告げるとヨンの心臓をえぐろうとしたので「お前みたいに家族を生贄にはできない」と殴り飛ばします。
実は・・・ヨンはランに化けておりクォンを短剣でぶっ刺すと「ランを殺して俺に殺されるか契約を変えるか選べ」と言い放ちます。
クォンは「恩を返せ、俺を助けてホオズキのもとへ」と契約を変えた事でランは生き延びます。
ホオズキの写メを目にするジアは「あなたは私を女と見てるの?私にとってあなたは親の仇でしかない」と蛟竜に言い放ちます。
第12話・ムカデ鬼
急いで帰宅するジアは20年ぶりに両親と再会し駆け寄って抱きしめます。
両親は娘が大きくなっていたので最初は戸惑うが間違いなく娘だと分かり「大きくなったのにまだ泣き虫なのね、長い間待たせてごめんね」と涙を流します。
両親は長い眠りから覚めたような気分であり、一度だけ途中で目が覚めたときに奇麗な青年と会っていました。
ジアは「長い間自分を待ってくれて命を懸けて守ってくれる、私だけに優しいヨンが助けようとしてくれたんだ」と言います。
母親は彼氏なのねと喜び、父親は娘の恋人に説教するのが夢だったと言います。
シンジュ獣医は傷付けられた子猫を抱えた青年がやってきたので治療するがネックレスを通して会話すると青年に傷付けられた事を知ります。
すると「ムカデ鬼の最中なんだ、お前を人質にとるか」と首根っこを掴まれます。ヨンを裏切る事はしないから殺せと言い放つと耳元で何やら暗示をかけられます。
ジアは蛟竜から運命と交感していると言われ自分の顔がうろこで覆われる夢を見ます。ヨンは俺が守るから心配するなと告げると親に彼を紹介したいと食事に招待されます。
両親に気に入られるノウハウをセロムとジェファンから聞き出しスーツを着てお邪魔し車をプレゼントします。学歴もないし仕事もしていないので両親は戸惑うがジアの子供のころのアルバムを見ながら会話が弾みます。
蛟竜に暗示をかけられたユリはランを刃物で傷付けます。正気に戻るユリは倒れているランを目にすると凶器を握りしめていたので激しく動揺しシンジュに助けを求めます。
駆け付けるヨンはランの話を聞いて蛟竜に暗示をかけられたのだと察知します。
ユリはホオズキがあれば助けられるため取りに行こうとするがヨンは人間の命だから奪衣婆に返すから駄目だと告げます。
そしてジアの両親以外ホオズキを人間に戻せないし残りは手元にあるので蛟竜は人間を殺せるか自分を試しているんだとヨンは気付きます。
「ジアを傷付けずに蛟竜を捕まえる。ランも俺なりの方法で助けてやる」
ヨンはクォン社長を呼びつけ蛟竜の倒し方を教えてくれれば全部ホオズキをやると告げます。
殺すことは出来ないが水と生きた人間の体と生贄の血、神に近い存在の力で眠らせることが出来ると巫女から聞いた話を伝えられます。
神話などを調べるセロムとジェファンは蛟竜が馬の血が嫌いなのかもと思いヨンにメッセージを送るが目の前に交流が現れます。
2人が屋上で呆然と立っている映像を送られたジアは驚き要求通り急いで蛟竜に会いに行きます。人間の心が欲しいと言われたジアは夜道の散歩に誘うが自分の心はすべてヨンに捧げたから残っていないと告げます。
時間稼ぎをしている間にシンジュが二人を救出します。駆け付けたヨンは蛟竜を水たまりに誘うとジアが自分の血液を垂らし馬血を手に付着したヨンは神力で眠らせようとします。
しかし、奪衣婆は「そっちじゃないんだ」とつぶやきます。ヨンは何を間違ったんだと戸惑うと本物は僕じゃないと蛟竜に言われ、振り向くと「久しぶりね、ヨン。女は私のものだ」とジア(本物の蛟竜)に言われます。
第13話・もう1匹の蛟竜
ヨンはジアの中にいる蛟竜が目覚めたことを察知し出て行けと叫びます。
「600年の時を得て愛する女と再び敵になって再会するのはどんな気分だ?ジアを島で生贄にしておけば蛟竜が二つに分かれることもなかった。時が来れば一つになるがそれはお前の体に入る時だ」
再び目を覚ました蛟竜に刺されるヨンは「俺はずっと待っている、ジア戻ってこい」と訴えると、戻ってきたジアは自分が傷付けたんだ知り「私を殺して」と涙を流します。
うまく行くから大丈夫だとヨンは優しく彼女を抱きしめます。
ホオズキを手に入れ高笑いしながら運転するクォン社長だが後部座席に回収するために懸衣翁が乗っていたので驚きます。
ホオズキを没収され悔しがっていると「打ち首にされそうなところを助けてやったのにヨンに裏切ったな」と蛟竜が現れます。もう一度チャンスをくれと謝罪するが苦しんで自首しろと暗示をかけられます。
三途の川の奪衣婆は災いが起きぬよう阻止できるのは今だと思いジアの名簿に手を加えようとします。
ジアの中にいる蛟竜は今までとは少し違うと感じるヨンは家に帰って両親を傷付けたらどうしようかと落ち込む彼女のそばにいます。
そして眠る彼女の頭をなで「この戦いの果てにどんなことがあっても生き延びろ、俺はそれだけでいい」と心で思います。
ユリからランを助けてくれと頼まれた蛟竜は「俺の兵士になる」と暗示をかけて助けてやります。付いてこいと蛟竜に運転手をさせられるユリは寄り道してシンジュにお別れのキスをします。
フラれたと落ち込むシンジュを慰めるヨンは「蛟竜の仕業だ」とランがやってきたので意識が戻ったのかと喜びます。
ヨンは仲間を集結しジアの狐玉を奪った占い師(地獄四天王の1人)が魂を切る衣領剣を持っているからそれでジアの中にいる蛟竜を捕まえると告げ作戦を練ります。
計画の途中にジアの中にいる蛟竜が出てきてヨンは攻撃を受け倒れます。衣領剣を手に入れるとはと歩み寄る蛟竜はうろこを剥がすとテリの方の蛟竜は痛がります。
新しい体をくれとウロコを口に入れられるヨンは死んだフリをしており吐き出して立ち上がります。
「簡単に乗り換えられると思うな、ウロコを使っていたのか。確認したかったんだ」