作品情報/キャスト
ポン・シャオラン&ジン・ハン共演、メディカル・ロマンス時代劇
天侑の公主・楚九齢は勅命で武徳司の統領・陸雲旗と婚礼を挙げると楚譲が皇位簒奪をしたと知り仇を取ろうとしたが失敗し投獄される。師匠に助けられると自分の身代わりとなって死んだ君蓁蓁に成り代わり、暗殺された理由を調べるため沢州の方家に身を寄せる。復讐を胸に公主から医者へと変わるが偶然にも両想いだった幼馴染の朱瓚と出会う。亡き師匠の医館を引き継ぎ人々を助け医術を使って陰謀に立ち向かい真の名前を取り戻す。異なる4人のイケメンたちとの恋模様からも目が離せない。
全40話で紹介します
ネタバレ感想/九齢公主
37話・敵が都に迫る
九齢を監禁している陸雲旗は徳盛昌が分家したゆえ九齢は沢州へ行ったので部下に追わせていると楚譲に告げます。
楚譲は成国公たちを反逆罪として国中に布告し斬り捨てを許可するが北祁の軍が侵攻中だと報告を受けます。
成国公・朱山は軍を動かして北祁の兵糧を奪う事に成功するが包囲されている清河伯は裏切られて窮地に追い込まれたと勘違いします。
朱瓚は敵の裏をかくため北祁に侵入して皇帝を暗殺すると志願すると必ず無事に戻ってくるのが条件だと言われ約束します。
成国公は清河伯の陣営に援軍として向かうと官兵を動かし窮地に追い込み双方が消耗するのを待って現れたと責められます。兵糧を奪わせたのだと配下は訴えると奇襲を受けることも察していたのだろうと訴えられるが成国公は敵は都に侵攻中だから争っている場合ではないと言います。
官兵が北祁に買収されて百芒城の門が開けられ敵軍が都にまで迫ります。監禁されている九齢は陸雲旗から逃げるぞと拘束を解かれるが北の軍がくれば間に合うはずと訴えます。
楚譲が民を捨てて避難したと知らされる九齢は父上はかつて国と民を守ると誓ったから逃げるわけにはいかないと正体を明かします。
安穏と生きるより父上の理想や志を受け継いで民を守りたいのだと訴えると過ちを反省する陸雲旗から武徳司の令牌を渡されます。
九齢は民たちが楽しそうに平然と暮らしていたので朝廷は敵の侵攻を教えていないのだと気付きます。陸雲旗は寧雲釗が玉璽を袖に隠し入れ盗んだのに気付くが見逃し、九齢は都を仕切ることが出来るのは賢王しかいないと思い九齢堂の皆に指示してから向かいます。
かつての言葉「北祁を退け、民を守る」を実現してくれると信じていると訴えると何で知っているのかと聞かれ、「叔父上、私は楚九齢です」と明かします。
北祁皇帝の暗殺に失敗した朱瓚は重傷を負い張宝塘たちは匿っていた方承宇のもとに運びます。
38話・民を守るため
賢王は守りを固めて兵の配置を指示し戦闘の合図は太鼓で鳴り続けている間は手を緩めるなと命じます。
九齢は徳盛昌で武器を受け取るよう陳七に告げ、柳児と錦繍には物資の配給を民たちと行うようお願います。
駆け付ける寧炎は楚譲が逃げ出す現状では民の頼りは先手であるため懐王が先頭に立てば民を安心させることができると訴えます。
九齢は弟である懐王が皇族の務めだとやる気を見せたので陸雲旗が残してくれた武徳司に命がけで守るよう命じます。
懐王は民と一緒に戦う覚悟を示し九齢は共に守ろうと城門に押し寄せる民たちに呼びかけます。成国公たちは北祁が撤兵したので朱瓚が北祁の皇帝暗殺に成功したようだと察して都に向かい、朱瓚たちも都に急ぎます。
北祁の皇太子・郁遅海が率いる敵軍が迫るなか、まだ城が落ちていないと知った楚譲はこのままだと命惜しさに民を捨てた暗君だと罵られるから援軍が来ているなら朕の護衛を命じよと告げます。
太鼓を鳴らす者が射抜かれてしまったため九齢と懐王は駆け上り必死で叩きます。北祁の容赦ない攻撃が襲い・・・
39話・真の再会の涙
北祁軍と都の城門で衝突する天侑軍。九齢は必死に太鼓鳴らし続けると懐王に敵が迫るが朱瓚が投げつけた槍によって救われます。
皇帝暗殺の報せを受けた北祁軍は撤退し始め、その事に気付かない九齢は太鼓を鳴らし続けていると手を掴むものが朱瓚だったので驚きます。
「北祁の皇帝を暗殺した。援軍もすでに到着している、投降せよ!!!」
朱瓚の叫びによって戦いは終わり、体力を使い果たした九齢は立ちながら記憶を失い朱瓚に抱きしめられます。
楚譲は守り抜いたと知らせを受け喜ぶが朱瓚が皇帝を暗殺し成国公と清河伯が北祁軍を蹴散らしたと陸雲旗から知らされ動揺します。
九齢と賢王がすべては楚譲の策だと伝え民を落ち着かせたと知り都に戻る準備をするよう命じるが九齢のことが恐ろしくなり始末するよう命じます。
それを察知した寧雲釗は手を組まないかと陸雲旗に声をかけるとだから玉璽を盗んだのかと言われます。
目を覚ます九齢は朱瓚に抱きしめられると何で陛下に手柄を与えたのかと九黎に聞かれ都に戻すためと告げます。そして姉と弟に自分は楚九齢であることを明かし涙の再会を果たすともう一人で抱え込まないよう抱きしめられます。
平和を取り戻した朱瓚や九齢たちは楚譲に謁見します。山陽公主に封じると褒賞を与えられた九齢は返事をせずにいると大臣たちはざわつきます。楚譲は丞相に罪をなすりつけ成国公は逆賊ではないことを告げると遅れて九黎と懐王も姿を見せます。
丞相を捕らえる賢王がやってくると成国公・朱山は朝堂で事実を明らかにすると訴えると大臣たちも賛同します。
ひっこみつかなくなった楚譲は国を裏切るとは許せんと処刑を命じると「太炎3年のことをお忘れか」と訴えられます。
朱山は太炎3年といえば北祁が身代金を受け取りながら太上皇と皇子たちを殺めた年だと訴えるとそこに方承宇がやってきます。
「生きていて驚かれましたか?陛下の思惑通り焼死するところだった」と言い放ち太炎3年に方家に下さった銀子を証拠に差し出すと朱山は身代金は北祁に渡っていなかったのだと気付きます。
40話(最終話)・お帰りなさいませ公主
太炎3年の身代金に使われた銀子を方承宇が持ってくると楚譲は偽物だと訴えるが成国公・朱山は間違いなく沢州に運ぶため朝廷が鋳造した銀子だと言います。
方承宇はこの銀子のために方家を断絶しようとしたと訴えると楚譲は結託して濡れ衣を着せようとするのは謀反だと言い放ち捕らえるよう命じます。
身構える九齢たちだがそこに「同じ間違いはもうしない」と武徳司を率いる陸雲旗が現れます。
王座を手に入れるために何をしたんだと前に出る九齢は不正がバレるのを恐れ兄に手をかけ皇位を簒奪しただろうと言い放ちます。父を犠牲にし兄を殺し即位後は奸臣を重用して3郡を割譲し税を増やし民を苦しめた者なんか皇帝の資格はないと言い放ち先帝の侍女だった氷児を呼びます。
先帝は病死ではなく楚譲が首を絞めたんだと氷児は告げると当時宿直だった陸雲旗は助けを求める声が聞こえ駆け付けると楚譲が先帝の首を絞めていたと証言します。
九齢は自分はお前に殺されかけた楚九齢、九齢公主だと明かし婚儀の日に父を殺したことを認めただろうと追及します。死にきれなかったのは父に代わり罰を下すためだと迫ると楚譲は尻もちをついて脅えます。
九齢は楚譲の所業の全てを民に知らせ裁きに任せると朱瓚に告げます。寧雲釗から玉璽を渡された九齢は民心を掴んだ賢王がふさわしいと告げると今話さなければ機会はないだろうと陸雲旗がやってきます。
陸雲旗から命を持って償うと短剣を差し出される九齢は手にするがこれですべて終わりだと告げます。
大人気小説原作をドラマ化したタイムスリップ・ラブ史劇