作品情報/キャスト
ポン・シャオラン&ジン・ハン共演、メディカル・ロマンス時代劇
天侑の公主・楚九齢は勅命で武徳司の統領・陸雲旗と婚礼を挙げると楚譲が皇位簒奪をしたと知り仇を取ろうとしたが失敗し投獄される。師匠に助けられると自分の身代わりとなって死んだ君蓁蓁に成り代わり、暗殺された理由を調べるため沢州の方家に身を寄せる。復讐を胸に公主から医者へと変わるが偶然にも両想いだった幼馴染の朱瓚と出会う。亡き師匠の医館を引き継ぎ人々を助け医術を使って陰謀に立ち向かい真の名前を取り戻す。異なる4人のイケメンたちとの恋模様からも目が離せない。
全40話で紹介します
ネタバレ感想/九齢公主
29話・世子夫人の名声
九齢は痘瘡を抑え成国公の煩いをなくすために北方へ来たのだと郁夫人に告げます。彼女は大名府へ行き清河伯に兵馬や兵糧を借り急場をしのぐつもりだったと知り感服します。
開徳府が守り抜いたと戦報を受けた楚譲は「成国公なしでも守り抜けた」と黄誠に言われるが成国公が配下を派兵し守り抜いたと記されていました。伝令兵は朱瓚に違いないと察する黄誠はこのままでは民が苦しむからこの機会に北祁と和議を進めるべきと進言し、さっさと見つけ出して朱瓚を始末するよう命じます。
寧雲釗と寧炎は和議の条件が保州・雄州・覇州を割譲する事と知り、そんな条件を飲むのかと困惑します。
北方の民のために炊き出しを行う九齢と郁夫人は和議のために3州を譲り渡すらしいと報告を受け後方にいるのは腑抜けばかりだと怒ります。九齢は割譲するのは土地だけなので3州の民を河間に移してほしいと郁夫人に願います。
将兵はみな賛同するはずと郁夫人は立ち上がり、曹氏は九齢がやたら銭を使うので騙されてなければいいと心配していたが民を移すために使っていると文が届き感心します。
郁夫人は役人に怪しまれないよう九齢を世子夫人だと紹介します。北上する朱瓚は世子夫人が難民を救って北方の民を領内に移すと誓ったと称賛の声を耳にし誰なのかと困惑します。
九齢と郁夫人は兵を率いて二手に分かれ捕虜となった民を救出すると世子夫人の名声が広まっていきます。
和議が正式に成立し楚譲は撤兵しない者は謀反を見なすと命じます。
30話・涙の再会
撤兵命令が下されるが成国公・朱山は最後まで民を移すために残り敵に包囲されてしまいます。
撤兵しないと謀反とみなすと楚譲の命が下されたため陥れるつもりだと気付く九齢は予定を変更し救出する策を考えます。
覇州の民を連れて戻った郁夫人は九齢が戻らないので易州に向かい成国公と合流するつもりだと察し心配します。
完全に包囲されているため突破しかないと思われたが九齢は敵軍に疫病が発生したら錯乱させることができると思います。
似たような表情を出させて侵入し混乱させるとそれに気付いた成国公は突破して危機を脱します。朱瓚は父親のもとに駆け付けると世子夫人が看病していると言われ感謝し敬服しているが結婚は出来ないと告げます。
しかし、振り向くと行方が分からなかった九齢だったので驚き二人は涙の再会を果たします。
父親と酒を酌み交わし泥酔した朱瓚が戻ってくると九齢は支えることができず倒れてしまいます。ちょうどそこにお菓子を持ってやってきた郁夫人は何も見ていないと出て行きます。
誤解だと訴えるが寝ている朱瓚を見てそっと口づけします。
朱山と郁夫人が陛下の報告するために都に行くと知り朱瓚は黄誠が何がしでかすはずと反対します。九齢は陛下が称賛を口にしたのでしばらくは大丈夫だろうと言い対策を練るために先に自分と朱瓚が都に行き後から来られてはどうかと提案します。
そして北方の民だけが苦しむのはおかしいのでまだ彷徨っている3州の民を連れて都に行くべきと告げます。
31話・正体を明かす
九齢と朱瓚は先に都に向けて出立し星空の下で休憩します。
九齢は正体を打ち明けると朱瓚は青山の別荘でワクチンの実験台になった時に苦しみながらも九齢の呼びかけを覚えており、その時に確信していたのでやっと話してくれたなと涙をこぼします。
九齢もはじめて打ち明けたことで胸が軽くなって涙をこぼし、もう後悔したくないと二人は抱き合います。そのまま朝を迎えるが朱瓚は刺客がいるのを察知し剣で矢を叩き落とし九齢を連れて馬で走り去ります。
黄誠は成国公は天侑の民を救ったが賞罰はけじめが肝心なので過失も咎めなければと進言します。勅命に背いたのだから城門を開けるべきではないと訴えだしたので寧雲釗は敵を心服させ国土を取り戻したうえ難民を受け入れることで陛下の仁愛の心に誰もが敬服するとお祝い申し上げます。
朱瓚と別れて別行動をとる九齢は寧雲釗を訪ね学者を味方に転じさせるのは難しいので斉先生の力をお借りしたいのだとお願いします。
朱山と郁夫人たちは避難民を連れて都に上ると黄誠に雇われた100人の民から罵声を浴びせられます。朱山は民に武器を向けるなと部下に命じると劉番頭と錦繍が駆け付け、徳盛昌と九齢堂が成国公を祝い施しを行うと呼びかけると銀子欲しさに民は感謝しだします。
今度は学者たちが立ち塞がり妨害を受けるが九齢が先に動いていた事で斉先生が現れ成国公の行いのどこに過ちがあるのかと説き伏せます。そして騙されて付いてきた学者は許せるが音頭を取って騒動を起こした者は士官する資格もない叱咤します。
城門では三皇子に阻まれるが行方知れずの斉先生が城外にいると知った楚譲は丁重に迎えなければと城門を開けるよう命を出します。
32話・水面下の戦い
楚譲から命が届き3皇子は城門を開くよう指示すると朱瓚は陛下に斉先生がいる事を伝えてくれた賢王に感謝します。
陸雲旗は数万の北方の民を率いて成国公・朱山がやってこれたのは九齢の策のはずと確信すると予想通り堂々と姿を見せたので捕らえるよう命じます。
しかし、父が陛下と謁見している時に私の妻に手出しすれば陛下が恥をかくぞと朱瓚が現れます。九齢は朱瓚を「あなた」と呼び、戦う価値もない相手だから早く家に帰りましょうと告げその場を去ります。
陛下に謁見する朱山は勅命に逆らったこと、そして朱瓚が難民を救うためとはいえ脱走したことを謝罪し兵権を返上します。
黄誠の密会相手が北祁の皇太子・郁遅海だったと知る朱瓚たちは朱山たちが都から出るまで用心せねばと思い陸雲旗が手を貸すはずと警戒します。
九齢は亡き父の侍女・素絹を紹介されると顔が違うと拒絶されるが本当の名前は氷児でしょうと告げ思い出話をします。先帝は印に文様について君応文神医に話をし黄誠も目にしていると知らされます。
黄誠は成国公を倒すから見ないふりをしてくれれば九齢を与えると陸雲旗に持ち掛けます。楚譲に取り入って出世したと陰口を叩かれる寧雲釗は九齢堂を訪ねるが拒絶されてしまいます。