作品情報キャストの紹介
中国ドラマ「宮廷の茗薇 時をかける恋」はベストセラー「夢回大清」をドラマ化したラブファンタジー時代劇。
北京で見習い設計士として勤務する歴女の徐薔薇(愛称・小薇)は皇帝が暮らしていた時代に憧れていました。ある日、故宮で老婦人に古い灯籠を持たされて家路につくと会話は出来るが触れる事が出来ない弁髪姿の青年が現れるようになる。一方、康熙45年に生きる十三皇子(胤祥いんしょう)は寝ると見慣れない世界にいる夢を見るようになりそこで出会う薔薇と会えるのが楽しみになっていました。二人は両想いとなるが・・・、ある日、薔薇は目覚めるとなぜか300年前の清の時代にいて茗薇という名で13皇子と再会するが・・・。
ネタバレあらすじ
第23話/尼寺での暗示
4皇子(胤禛)に見逃され都に戻った茗薇だったが8皇子派が4皇子の妙な行動を不審に思い通行人を検問するよう命じていました。
察知した茗薇は逃げ出すが危ないところを4福晋に救われます。
茗薇のためではなく陛下を欺く行動は一族が罰せられるので4皇子を守るための行動でした。屋敷で匿うのは危険だと思い茗薇は尼寺に預けられます。
皇族が参拝に来ることになり人手が足りないとゆう事で茗薇は厨房を手伝います。
8皇子と14皇子(胤禵)は討伐に向かい4皇子は体調が悪い理由で見送ります。
13皇子(胤祥)は茶菓子を見て茗薇を思いだし厨房に向かって「私を残してしっかり生きろとは残酷すぎるぞ。茗薇いるんだろ」と呼びかけます。
茗薇は気付いてくれた事に喜び涙を流すが会ってはいけないと思い我慢して隠れます。
13皇子は茗薇に授けた指輪を発見して近付くと「杏の花咲く粗末な家で日の光のもと暮らしたい」と書かれている絵馬を見付け生きている事を確信します。
「尼寺にいる茗薇を助けたいから協力してくれ」とお願いすると都に戻ったことを知らない七香はいるはずないと口にします。
言い切った七香の様子を見て何か知っていると気付いた13皇子は問い詰めると4皇子と協力して救っていた事を知ります。
「危険な状態で万が一の事があったらぬか喜びになるから完治するまで黙るよう4皇子に口止めされました」
14皇子の活躍で勝利した8皇子は喜び軍師として活躍した茗蕙にも「男なら前途洋々であっただろう」と褒めます。
茗蕙は「小娘に大望などありません。望みはよき殿方と添い遂げること」と14皇子を目にし8皇子は「協力しよう」と笑います。
翌日、待ち伏せに遭い敗戦して戻ってきた兵士から14皇子が危険だと知らされ、8皇子が夜は危険だと救出にも行かないことで茗蕙は1人で馬を走らせ向かいます。
茗蕙は捕まり危険な状況に追い込まれるが生きていた14皇子に救われ子供の時に虎を殺したように協力して敵を倒します。
密かに茗薇を屋敷に連れ戻そうと考えた13皇子は13福晋の法要として屋敷に呼びます。茗薇は喜んで馬車に乗ると七香がいたので再会を喜びます。
帥府園に到着した茗薇は嬉しくて笑みを浮かべるが陛下を欺く罪なので侍女として仕える事にしなければと思います。
書斎に向かうと思い出の灯籠がたくさんあり、13皇子がいる書斎までズラッと並んでいました。
感動の再会を果たした茗薇はあまりに恋しくて助けてくれた4皇子のもとから逃げてしまったと告げます。13皇子は持ち主に返さねばと指輪を渡し「これからは危ないから独断で行動しないで相談してくれ」と抱き締めます。
第24話/似た者同士
茗蕙は負傷した14皇子(胤禵)を安全な場所まで引きずって連れて行くと捜しに来ていた8皇子に発見されます。
茗薇が13皇子を熊から救って結婚した事もあり14皇子を命懸けで救った茗蕙にも嫁がせるべきだと納欄貴妃と徳妃は話し合います。
茗蕙は14皇子への想いを見舞いに来てくれた徳妃に告げており傷口を自ら悪化させて寝込み見舞いに来させようとします。14皇子はすべて茗蕙の策だと把握するが2回も命を救われたことで形式だけの夫婦として協力関係を結ぶことを決意し康熙帝に願い出ました。
徳妃は茗蕙は知恵が回りすぎて扱いし命懸けで守るほどの愛情は凶器にもなるので心配します。
権力争いから身を引いた13皇子(胤祥)は皇子ではなく夫として生活していたが屋敷に閉じ込められている茗薇を不憫に思いお面を被って縁日へ連れ出します。
久々の外出を心から楽しむ2人だが、そこには参拝の帰りに灯籠を見に来ていた14皇子と茗蕙もいました。
第25話/皇帝の逆鱗
茗薇は13皇子(胤祥)と縁日に出掛け仮面を付けて心から楽しんでいたが、そこには結婚したばかりの14皇子(胤禵)と茗蕙も来ていました。
茗薇は乳母に連れられ来ている4皇子(胤禛)の息子・弘暦が13皇子に挨拶しているのを見ていたが物が倒れかかったのを見て咄嗟に間に入り頭を撃って負傷してしまいます。
13皇子は気を失ってしまった茗薇を抱き抱え帥府園まで運ぶが14皇子と茗蕙に見られてしまいます。
茗蕙は「今のは妹だ、生きていたんだ」と口にするが気が付いた14皇子は「火葬を見たんだろう?」と否定します。また4皇子は報告を受け息子を助けてくれた13皇子の侍女に医官を行かせるが「自分で面倒を見る」と拒んだと知り茗薇だろうと察知します。
乾清宮で8皇子は「皇家の先祖を祭る太廟がかなり破損しているので修繕したい」と康熙帝に願い出ます。
国の発展の基盤でありもっと早く修繕するべきだったと康熙帝は反省を口にすると13皇子は「皇太子が担当するべき、世継ぎが直すのは当然のこと」と進言します。
皇太子に一任される事になり奪われてしまった8皇子はがっかりするが13皇子が急に生き生きとし4皇子ではなく皇太子を推した事に不審に思います。
「立ち直ったのではなく妻が生きかえったからでは」と茗蕙が口にすると9.10皇子たちは驚いて立ち上がるが14皇子は「確かに見ましたが似ている別人です」と否定します。
14皇子が否定したので見間違いではないと確信する茗蕙は取り乱す演技をしながら納欄貴妃を訪ね「火葬するのを確かに目にしたのに何で妹は生きているのでしょう。陛下を欺く大罪ですので明るみに出れば家族は終わりです」と泣きつきます。
こうして茗薇が生きている事は納欄貴妃から陛下に伝えられ、茗蕙は徳妃から納欄貴妃に取り入る事に成功しました。
帥府園に13皇子に渡せと羽織り物が届けられました。13皇子は意味が分からなかったが前に14皇子が自分にかけてくれた物だと分かる茗薇は危険を知らせてくれたのだと把握します。
生きている事がバレているのだと知った13皇子は七香に荷造りを手伝わせ城外に茗薇を逃がします。
予想通り8皇子派がやってきて強引に中に入ろうとしたので13皇子は9皇子と10皇子を力尽くで押し返します。10皇子が「女子を隠しているだろう、いなかったら首を差し出す」と言ったので13皇子は納得いくまで捜させてやります。
8皇子は兄弟同士で殴り合うなと止め代表して謝罪して帰っていきました。
8皇子は13皇子が逃がすとすれば4皇子の別宅だろうと疑うが茗薇は到着すると「陛下がお呼びです」と李太監に見付かってしまいます。
「胤祥は感情を重んじるが皇帝は私情を法より優先させてはならない。毒を賜ったそちが何故戻ってくるのだ。また皇子争いが起きるではないか」
茗薇はちょっぴり呆れたように「私が紫禁城からいなくなれば争いがなくなるのですか、私は胤祥のために戻ったのです」と告げます。
茗薇が牢に入れられたと知る13皇子は4皇子と相談し陛下に現状を知ってもらうが先決だと思います。
「罠に嵌めて小薇を追い詰めた者には代償を払わせる、やられたらやり返す。反撃するときがきた」
13皇子は天秤を持って陛下を訪ね「私利のために皇権を利用する卑怯者がいる。このままでは天秤が壊れ大清の皇権が脅かされます。なぜ茗薇ばかり何度もやり玉に挙げられるかお考えください」と伝えます。
茗薇の件で咎めを受けるのは自分と4皇子なので得をするのは敵対する8皇子派のはず、己の利のために騒ぎを起こしている者が誰なのか調べたいと願い出ると許可が得られました。