作品情報とキャスト
再生回数20億を突破した中国宮廷ロマンス
景和20年、汐月国の自由を愛するおてんば姫・李明月こと愛麦拉は国交を回復した北宣国の第九皇子・李謙に嫁ぐ事になる。両国の友好関係のための政略結婚だったが李謙があまりに冷たいため帰ろうとすると兄・凱爾比から汐月国の秘宝器(祝心鈴)を渡される。
催眠術で超傲慢な李謙を意のままに操ろうと企む。
心に火を点け二人は徐々に惹かれて急接近するが催眠術で得た愛は真実なのか、愛のバトルをお楽しみに。
ネタバレあらすじ/明月記
第17話・
凌王の罠にはまり賊軍討伐に出た李謙は返り討ちに遭い負傷して戻ります。
李明月から文を受け取った事を思い出し目にするが受け入れられない内容だったので何処にいるのか聞くと僕固雲伺と一緒だと言われショックを受けます。
そこに李明月がやってきて「昨夜は姿も見せず忙しくしてたのね、文を見てないの」と聞かれます。
2人が親しくする姿を見たくなかったと心で思うものの李謙は口にせず子の刻に戻ったと知り「遅くまで引き止めるとは奴も本気だな」と口にします。
冷たい態度を取られた李明月は彼のことは大事だし説得されたから汐月に帰ると言ってしまいます。
李謙は「それでいい」と背を向け涙をこぼしながら「尊重すると言ったはずだ」と伝えると彼女は涙を流しながら出て行きました。
僕固雲伺にいろいろ言われ、李明月は「きっと忙しくて来れなかっただけ」と庇うが必死な説得により二日で荷物をまとめると告げます。
汐月に帰ると決めてから落ち込んでいると「陛下に怒られるし康楽とも会えなくなります。北宣とも縁遠くなるので二度と会えなくなる」と坦麗に言われるが決心するためにも「いずれ忘れられるときが来るから荷物をまとめて」と言います。
「だったら残ればいい」と口にし坦麗は嫌々荷造りを始めます。
康楽公主と宋金玉に見送られ李明月は馬車に乗り込みます。
李謙は1人で酒を飲んでいると見送りに行かないのかと司空真に聞かれ彼女が望むことは尊重すると告げ文「我が心は石のごとく帰る時を知らず、明月は現われない気遣い無用」を見せます。
司空真から「あなたを慕う、会えるまで、あの場所で待つ、忘れるなかれ」と自分なら解くと言われ李謙は間違って解釈したのだと知ります。
李明月は急いで馬を走らせます。
第18話・
李明月は休憩を取って休んでいると李謙がやってきたので驚きます。
「良かった、間に合った」と抱き締められるが嬉しい気持ちを押しころし「あなたを選んだのにずっと待ちぼうけにされ笑い者にされた、何しに来たの」と怒ります。
「別れを告げる文と勘違いしてしまった、愛とは何か分かった。もう離したくない、行くな」
李謙に想いをストレートにぶつけられ喜ぶ李明月はキスを交わすと見守る坦麗は笑みを浮かべます。
そんな様子を目にした僕固雲伺は「喜ぶのは早い、諦めない」と心で思いながら退きます。
李明月と僕固雲伺が密会している噂を耳にした喬慧心は李謙を慰めるために王府に向かうが李謙がお姫様抱っこをしてキスしているのを目にしショックを受けます。
噂を耳にした陛下ががっかりしていたので「異国出身の王妃では王府を切り盛りできず資王は政に専念できないのでしょう」と進言します。
「忘れていた、謙と婚約していたな、そちが王府にいれば良いお手本になるだろう」
喬慧心は喜ぶと送れて李謙がやってきました。
都の流言は何だと叱咤された李謙は賊軍討伐に急行することになり待ち合わせをしていたので汐月の使者に護衛を任せたが刺客に襲われただけのことだと釈明しました。
資王府に内助の功を果たす者がいれば安心だから喬慧心を娶ったらどうかと言われ喬慧心は笑みを浮かべるが「お受けできません」と李謙は頭を下げます。
第19話・
結ばれない縁で苦しむなと父親から言われた喬慧心は気持ちは分かるが無理強いはしないよう頼みます。
李明月は李謙(資王)に連れ出されると一緒に見るはずだった天灯が多く揚がり、しばらく書斎に籠もって相手にされなかったのは準備のためだったのかと喜びます。
「一万個の星も私の心を照らしてくれる明るい月(李明月)には及ばぬ」
キスを交わし幸せ絶頂の李明月は琴府を訪ねると酒に溺れる蘭師が古い琴を壊そうとしていたので逃げずに手を尽くせば必ず想人に会えるはずと励まします。
喬は凌王の度重なる失敗で李謙が疑念を抱いているので自分の身分を知る者を全員始末するよう命じていました。
しかし、李謙の調査は早く進んでおり喬家の家職を捕らえると陛下に重要視される立場でありながら謀反を企てていたと知り1人で屋敷に乗り込みます。
喬は周王朝の唯一の末裔で李家を滅ぼすために身分を隠していたのです。
剣を突き付けられる李謙は「娘が累が及んでもいいのか」と告げると「娘だけは見逃してくれ」と自害しました。
喬慧心は李謙が殺したのだと勘違いし「これからは復讐心を持って生きる」と涙を流しながら言い放ちます。
第20話・
李謙は自害した喬玄を庇い賊軍の首領は喬家の家職だったと陛下に報告します。
李明月は坦麗と話していると急に刺客に囲まれ夫婦の契りも結んでいないのにと嘆くが李謙が現われ一掃してくれました。
「驚いたろ、ゆっくり休め」と言われた李明月は李謙の衣を掴み「夫婦なんだからこれからは共に寝ましょう」と告げます。
しかし2人はどっちからアクションを起こすのか分からず悩みます。自分から行くべきだと勇気を持つが互いに思ったためオデコ同士がぶつかってしまいます。そのあと何とか契りを結び本物の夫婦になれたと李明月は喜びます。
婚姻の証を贈っていなかった事を思い出すが何にしたらいいのか李謙は悩みます。
楽しみに待つ李明月は彼の亡き母親の形見である紅玉の簪を授り喜ぶが自分は泥人形をあげようとしていたので「まだ用意していない」と告げます。
しかし李謙は彼女の様子から準備されていたはずだと察知し2つの泥人形を目にし「これからは一体ずつ持とう」と言います。
李謙は昼寝しようと誘うが腕がしびれてしまい脱出しようにも彼女の寝相が悪いため苦労します。