作品情報/キャスト
親友にすべてを奪われたヒロインの愛憎復讐劇
結婚を控えるウンジョは親友の財閥令嬢の女優ハラとデザイナーを目指すセリンに裏切られお腹の子を殺され橋から転落、奇跡的に助けられたウンジョは一時記憶喪失だったが自分の婚約者とハラが結婚することを知りすべてを思い出す。亡くなっていた父親も二人に見殺しにされたと知り、別人の仮面をかぶる復讐クイーンへと生まれ変わる。
完全版100話で紹介(テレビ放送では70話~75話ぐらいかな?)
ネタバレ感想/ミス・モンテクリスト
35話・母親と対面
ガフン(ウンジョ)は母親を泣かせたハラに腹を立て彼女のオーディション会場に向かい「殺したい人が今すぐ注射を打たないと死んでしまう」題材を与えます。
サンマンを死に追いやった光景が蘇り震えるハラはリアルな演技を終えるとトイレに駆け込み、ガフンは精神を病むくらい役に入れ込んでやると怒りに震えます。
ウナは娘が主役に決まったとジナから連絡を受け喜んでハラに伝えます。会長から共同出資なんかしたら娘の主役を金で買ったと思われるから駄目だと言われ裏金を使うしかないと思います。
ボミはハラを訪ねて「クビにしろなんて本当にウンジョの親友なのか、謝れ」と言い放ちます。評判が悪く誰もヘアメイクを担当してくれないので「私に付いてくれたら、ウンジョの母親の事は目をつぶる」と言われ仕方なく従ってやります。
ソニョクはスンジョンに妻のことで謝罪し「僕がもっと気遣ってあげなくちゃいけないのに・・・ウンジョが恋しくて」と涙をこぼします。ドア越しに見ていたガフンだったがこんなとこで何してるんだとハジュンに推されたことで母親と対面することになってしまいます。
なんでこんなに似ているのかと涙を流す母親に髪を撫でられ、ガフンは娘さんのことは聞いていると必死に誤魔化します。
セリンは「東大門の女神」がガフンとも知らずに倍の金を払うから手を組みたいと連絡すると1億ウォンだと言われます。次の勝負で負けるわけにはいかないと追い詰められるセリンは父テシクの部下ウクドに金を準備させます。
10億ウォンの損害を埋めたのかとウナに追及されるテシクはマダムサロンに入会するための通過儀礼に参加します。
36話・餌をまく
ジュピターモールでテシクは投資サロンの会員になるための儀式に耐え抜きます。マダムブラックから富豪にしてやるからテナントを虐めるなと言われ、20億の損害を埋めるためウナの裏金を使って投資しようと思います。
ジナはハラを抜擢すると告げウナに契約書を渡します。おおむね慣例どおりだが状況により台本が変わっても従うという特約事項があり主役だと喜ぶハラは何も問題ないとサインします。
しかし、「衣装のことなどガフン(ウンジョ)と相談しなければいけないが映画を成功させるには個人的な感情は顔に出したらダメだ」と母親に言われ、またあの女かとうんざりします。
契約書を受け取るガフンは自分が脚本を書くとも知らずに浮かれてるなと笑みを浮かべます。
ウンジョが作った結婚式用の衣装をソニョクがまだ持っている事に驚いた母親が捨てようとしたのでボミは自分が捨てると告げ兄に持っていきます。
弟ウンギョルがソニョクにお姉さんが戻ってきたから結婚しなよと言っていたので「本当の姉だと勘違いするな」と言い放ちます。ソニョクと別れたあと泣いてどこかへ行ってしまった弟を探し出し抱きしめて謝罪します。
顔合わせの日がフンのキャンプ日だったのでガフンは仕事だと断りハラも無理だと思うと告げます。監督から連絡を受けたハラはガフンが仕事で来ないと分かり主役の自分は行くべきと受け入れるが、また約束を破るのかとソニョクに責められます。
37話・揺れ動く心
ガフンはハジュンと市場調査に行く予定だったがフンに頼まれてキャンプに行くため大事な用ができたと断ります。デートするつもりでスーツを着て鏡の前に立っていたハジュンはがっかりしてベッドに倒れると名誉会長から二人のためにレストランを予約しといたと言われ困惑します。
セリンは1億払い「東大門の女神」からデザインを受け取ると「このまま提出しなさい、手を加えれば契約破棄する」とメールを受けるが手直し自画自賛します。
そしてハジュンの電話を盗み聞きしドタキャンされたのだと察知して自分が相手だとレストランに行きます。
ジナから「あなたのことが好きなハジュンを利用すれば確実に復讐は早まる」と言われるガフンはキャンプの事は告げられず市場調査だと言い出かけます。
ガフンはフンに会いに行くと息子の嬉しそうな表情を見てソニョクは微笑みます。フンが寝てしまい落とした枕を探しに行くガフンは足を捻挫してしまうと捜しに来たソニョクに負んぶされます。
ジナはレストランに行くと貸し切りだと言われ帰ろうとしたがハジュンとセリンが一緒にいるのを目にしガフンの居場所を突き止めるようワン秘書に命じます。
焚火をしてピョル(ぬいぐるみ)を抱くガフンは「自分の子供の代わりですか」とソニョクに聞かれます。
「ピョルは胎児の名前、相手の男はその事を知らないし、その男は別の人と結婚した」
ウンジョを忘れられないのだと知るガフンは心が揺らぎ「今日だけ彼女の代わりを」と口にしてしまいます。立ち去ろうとするとウンジョと呼び止められ「一日三回は私のことを考えてねって言ってたけど三回じゃ足りない、一瞬も忘れられない、会いたい」と泣かれます。
目に涙を浮かべるガフンは一度だけ抱きしめていいかと言われ振り向くと、ソニョクはゆっくり近づき優しく抱きしめます。
38話・改めて誓う復讐
ソニョクは目を覚ますとガフン(ウンジョ)がいなかったので探しに行きます。ハラは嫌な予感がしてキャンプ場に向かうとフンが気持ちよさそうに寝ていたので頭を撫でます。写真に手を延ばそうとしたとき、戻ってきたソニョクに声をかけられ「フンの顔を一目見ようと思っただけ」と告げ映画の顔合わせに向かいます。
ガフンは帰宅すると嘘をついてまでキャンプに行ったのかとジナに責められます。
「復讐に情けは無用、何のために4年間我慢しながら計画を立ててきたんだ。よく考えろ」
復讐をやり遂げると改めて誓うガフンは仕事に集中するためにデザインをハジュンに渡すと彼は1人で現場調査を終えていたので驚きます。
ソニョクに「キャンプ場での出来事はなかったことにしましょう、フンの絵の先生も辞める」と告げます。
テシクから10億の支払いがあったとドッキュから報告を受けたガフンは次の段階に進むとジナに告げるとソニョクに揺れないことを証明してみろと言われます。
ウンジョが作った礼服を目にしたハラに激怒されたソニョクは「ウンジョの想い出を何で捨てなければいけないんだ、前から気になっていたが君こそ親友だと言っておきながら何で思い出の写真もすべて捨てたんだ」と言い放ちます。
39話・恋人のフリ
ガフン(ウンジョ)は目に涙を浮かべ改めて復讐を誓うと「ウンジョとの思い出の場所に何であなたがいるんだ」とソニョクに話しかけられます。
「あなたの中に彼女がいるようだから放っとけない。天国で彼女が恨んでいると思ったら耐えられない。これ以上自分に嘘はつけない」
ガフンは復讐を己に誓ったばかりだったので目に涙を溜めながらも笑みを見せ何も言わずに去っていきます。
ハジュンが貸し切りにしてまでセリンとデートしたのなら二股をかけていると噂になる前に結婚するべきだとウナは言います。名誉会長はガフンとハジュンのために貸し切りにしたんだと訴えると帰宅したハジュンもセリンが勝手に来たんだと言います。
「市場調査に来なかったせいでこのままではセリンと結婚させられてしまう」とハジュンに訴えられたガフンは彼女のふりをすると約束します。
ガフンは真剣に交際していると会長に告げるとウナは名誉会長に先手を打たれたと思います。ガフンが親戚になるなんて冗談じゃないとハラは苛立ち、ハジュンと結婚したいセリンは何としてでも阻止してやると言います。
セリンは映画衣装も担当しろとハラに命じられ「東大門の女神」にデザインを頼むと、ハラはセリンに頼みやがったかと呆れるガフンは中学の同窓会でもやるかとおもい衣装会議をすると連絡します。
40話・子分になった理由
ガフン(ウンジョ)は衣装会議の名目で母校である中学校にハラ、セリン、ボミを集めるとボミだけは同窓会みたいだと喜びます。
ガフンはブライダルシャワーの時を思い出させる衣装を準備し見せつけるとセリンとハラは過去を思い出して恐れます。
衣装と役柄に何の関係があるんだとハラに聞かれたガフンは「主人公は誕生日会で衝動的な状況に直面する、どんな中学時代だった?もしかして友達を裏切った?」と聞きます。
中学時代、ハラはウンジョの作品を台無しにしたセリンを目撃し黙っている代わりに子分になれと要求しました。ハラは素性調査でもしたのかと怒りだし出て行くと追ってきたセリンはガフンはすべて知っているんじゃないかと恐れます。
自分へのあてつけのために交際するのかとソニョクに訴えられたガフンはハジュンの靴紐がほどけていたので見せつけるように結んであげます。
ハジュンは「セリンと結婚させたがっているのは後継者から降ろすためだろう、後継者になるにはガフンが必要、、ハラに帝王を継がせる夢を打ち砕くのが目標だ」とウナに言い放ちます。
ガフンは20億をドッキュに渡すようワン秘書に頼むとジナはウナに二回目の投資の催促をするよう指示します。
「テシクは投資に味を占めウナは映画に投資している、20億ウォンはウナから戻ってくるし、ウナの裏金がテシクに使い果たされるだろう。経営権のための株の確保にも支障謂で出るでしょう」
ウンジョを思い出してしまう衣装を着たくないハラは燃やせと指示すると今回の勝負で負けたら完全に見捨てられると追い詰められるセリンは放火して逃げ出します。
中に閉じ込められたガフンは・・・