中国宮廷時代劇「寧安如夢」
「長歌行」などヒット作を連発するチュー・ユイパン監督がバイ・ルー&ジャン・リンホー共演で愛憎劇を描く!
非業の死を遂げる皇后が転生、策略や恋愛のなか身に起きる悲劇を回避すべく知恵を絞る!
こちらの作品はWOWOWで全話鑑賞し、見所キャスト、あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
仲間や恋人を犠牲にして皇后の座に就いた姜雪寧だったが少師・謝危たちの反乱が起き官吏・張遮を助ける条件で自害!!
記憶を持ったまま4年前に転生すると、前世での行いを反省し権力から距離を置き犠牲にした人々を救うことを考える。
しかし、なぜか行動は裏目に出てしまい前世と同じ道を進み、謝危を避けていたのに琴の先生と生徒として行動をともにすることになる。
なんで反乱を起こしたのか!運命は否応なく彼女を宮廷へと引き戻し反乱の原因となる平南王事件の真実に迫っていく。
ネタバレ感想/寧安如夢
11話・命も惜しまず救ったのは?
皇太后の尋問を受けることになった姜雪寧は前世で苦痛を与えた張遮が検分にやってきたので驚きます。
白鹿紙を盗んだ宮女が捕らえられるが皇太后は薛姝と一緒にいた者だと思い出します。陛下は正義の鉄槌を下すと調査を命じてくれたが、あれだけ自分を責めていた皇太后があっさり「もうよい」と流した事で姜雪寧は薛姝の仕業だと察します。
張遮を見かけたので追いかけてお礼の言葉を伝えるが破談にすると聞かされ姚惜のことを好きじゃないのかと思います。彼の背中を見送り思わず笑みがこぼれてしまうが、殺されるところだったのに何で笑顔なんだと謝危に叱責されます。
犯人は分かったが証拠はないと告げると謝危は皇太后の様子で薛姝かと気付きます。やられたままでは我慢ならないので寝食もままならないよう仕返しをするつもりだと告げると状況を判断しよく考えてから動けと言われます。
皇太后は薛姝を跪かせ私まで騙そうとしていたのか叱責します。姜雪寧は後ろ盾がないから陥れられたんだ、自分を頼ればいいと沈芷衣に言われます。
複雑な事件だから首を突っ込まない方がいいと告げるが皇太后が臨孜王・沈玠に薛姝を娶らせようとしていると教えられ、それが理由かと気付きます。
謝危は燕牧から感謝の言葉を受けるが命も惜しまず救ってくれたのは燕臨の師だからかと聞かれ言葉に詰まります。そして国の柱が悪党に陥れられたのだから力を尽くすのは当然の事だと告げ幼い頃を思い出します。
燕牧が助かった事で激怒する薛遠は陛下に報告がいっていない事で安堵するが命懸けで助けた謝危の目的は何なのかと頭を悩ませます。
やはり予想通り薛姝が犯人でしたね、やられてばっかりは見ていてモヤモヤするので懲らしめてやってくれ。姜雪寧は鄭保とか忠実に仲間をうまく増やしていってるよね。
12話・恩義を忘れず!
薛遠が謝危と陛下の離間策を練る頃、陛下に謁見する姜雪寧は裁きのあとすぐに謝危に会ったらしいなと聞かれます。
今や運命を共にする謝危の正体を疑い深い陛下に知られたら燕家も自分も悲惨だと思い愚かなフリをして誤魔化します。
久しぶりに姜府に戻ると自分が宮中で陥れられたことが両親に耳に入っており姜伯游は心配して駆け寄ってくるが、孟氏からは責められるので何で自分のせいなんだと言い放ち喧嘩となります。
姜伯游の部屋を訪ねると「慎」と書いていたので燕家と薛家の関係が心配なんだと察します。皇太后は自分を使って燕家に罪を被せようとしたが張遮が疑いを晴らしてくれたのだと告げます。
両家の争いは20年前から及ぶが伝わっている話はごくわずかな生存者が広めたことなのですべてが正しいかは分からないと念を押されます。姜家を巻き込まないから燕家に手を貸したいとお願いすると恩義を忘れずに育ったことが嬉しいと許可を得ます。
謝危は陛下に呼ばれ拝謁すると薛遠がいたので警戒します。勇毅侯と平南王が交わした文の半分を見せられ謀反の罪をどう裁けばいいかと問われます。
文は半分で届けた者も不明、内容は早死にした薛家の世子について問うだけであり燕家の印も謀反も言葉もないので証拠にならないと告げます。
しかし証拠が必要だと言う陛下は燕家を封鎖し興武衛の捜査に協力させよと命じます。聖旨が届けられる燕臨だが捜査に協力せよと命じられただけで燕家に罪などないと言い放ちます。
周寅之から文の事を知らされる姜雪寧は燕家での調査の件はいちはやく報告してくれと告げます。謝危は張遮に会いに行くが何も言っていないのに頼みには応じられないと言われます。
陰謀が成功したら20年前の平南王の難が繰り返されると訴えると周囲を巻き込まず調査すると言われます。
張遮はとても実直な人なのね。尤芳吟はせっかく姜雪寧に手を差し伸べられているのだから尤家でうまくやってよ、尤月が目をつけだしたからね。
13話・姉のやさしさ
姜雪寧は塩商人に投資を始めるよう尤家の庶女・芳吟に告げます。嫡女・尤月は芳吟が不審な行動をとっていたので部屋をあさると大量の銀子を発見したので盗みを働いているのだと疑います。
姜雪寧は芳吟が尤月に引っ叩かれて連れ戻されたと報告を受け彼女を救う方法を考えねばと思います。芳吟が殴られっぱなしなので尤月を陥れる罠だけでなく芳吟を奮い立たせて騒動を起こさせ興武衛に二人を取り押さえてもらいます。
芳吟は牢に入れられ困惑するが姜雪寧から身分を捨てしばらく牢獄にいる覚悟はあるかと聞かれ清遠伯府から出るための策だったのかと気付きます。
清遠伯が尤月のために大量の銀子を持ってきたので姜雪寧は協力者の周寅之に配り、釈放された尤月は父親から引っ叩かれ叱責されます。
姜雪寧は謝危から過ちを認めるかと聞かれ、燕臨を助けるために金儲けしたことを申すべきだったと告げます。皇帝の手で燕家を滅ぼしたいなら書の半分だけを薛家に渡しても不可能だし毒矢まで仕込んだ逆賊は現れるのが早すぎるので軍営に手先がいるのではと二人は疑います。
姜雪寧は姜府に寄り沈玠が大事持っていた姜家の者しか持たない手巾を姜雪蕙に見せるが沈玠の身分を知っていたので、男を奪われたと知りながら黙って皇后の座を譲ってくれていたのかと知ります。
罪滅ぼしのためなら断る、手巾を大事に持っていた者を白果寺に誘いだすから向かうかどうかはご自由にと告げ二人を引き合わせます。
14話・姉の入宮
姜雪寧は張遮が店に入っていくのを目撃し玉器の修復の邪魔にならないよう見学します。すると張遮に婚約解消された姚惜がやってきて品性下劣のくせに猫をかぶるなんてと責められるが婚約解消は姚太傅が娘を思ってされたことだと張遮は言い部外者の事を悪く言うのは止めるよう庇ってくれます。
今回は皇后になるつもりはないので釣り合えるだろうかと姜雪寧は自問自答します。
姜雪寧は沈芷衣に頼んで姜雪蕙を学友として加えるようお願いします。沈玠は姜雪蕙がいたので喜ぶが彼女が持つ手巾を目にした薛姝は想人はこっちだったかと察します。姜雪寧は同じ手巾を持っていたから自分が目の敵にされたが、ここから己の力で皇后になれと姜雪蕙に告げます。
燕臨は危難の時に人の心が見えるので冠礼の案内状を配ります。
謝危は興武衛に監視され禁足中の勇毅侯府だが燕臨が冠礼を行う予定なので禁足令を解くべきと上奏させます。薛遠が反対してくるのは予想通りなので共同調査のはずが興武衛が屋敷を包囲して刑部は蚊帳の外だと刑部尚書に指摘させ冠礼を遅らせてしまった場合は刑部は責任が取れないと訴えます。
姜雪蕙の琴の腕前がプロ級であり本当にあなたの姉なのかと沈芷衣に聞かれる姜雪寧は「聡明な姉にバカな妹ですがまれに混合する愚か者がいます」と薛姝に聞こえるよう告げます。
姜雪寧は燕臨の冠礼を陛下お許しになり逆賊との関係も張遮が調べることになったと知り安堵します。