中国宮廷時代劇「寧安如夢」
「長歌行」などヒット作を連発するチュー・ユイパン監督がバイ・ルー&ジャン・リンホー共演で愛憎劇を描く!
非業の死を遂げる皇后が転生、策略や恋愛のなか身に起きる悲劇を回避すべく知恵を絞る!
こちらの作品はWOWOWで全話鑑賞し、見所キャスト、あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
仲間や恋人を犠牲にして皇后の座に就いた姜雪寧だったが少師・謝危たちの反乱が起き官吏・張遮を助ける条件で自害!!
記憶を持ったまま4年前に転生すると、前世での行いを反省し権力から距離を置き犠牲にした人々を救うことを考える。
しかし、なぜか行動は裏目に出てしまい前世と同じ道を進み、謝危を避けていたのに琴の先生と生徒として行動をともにすることになる。
なんで反乱を起こしたのか!運命は否応なく彼女を宮廷へと引き戻し反乱の原因となる平南王事件の真実に迫っていく。
ネタバレ感想/寧安如夢
15話|将軍の剣に鞘は要らない
反逆者を捜査する張遮は詳しく調べるために通州行きを願うと刑部尚書・顧春芳が戻って来てから行けと皇帝の許可を得ます。顧春芳を訪ねると都に来てから成長したなと褒められ、おそらく薛家による濡れ衣であり燕家が無罪なら反乱軍も嵌められたはずと意見します。
燕家と薛家の恩讐は刑部に無関係だが平南王とつながる者を暴かねばと大変な事態になると言われ突き止めねばと決意します。
謝危は勇毅候・燕牧に呼ばれ向かうと燕臨の冠礼の儀の賛冠役を務めてほしいと頼まれます。慣習では一族の年長者が若者に期待を込め務めているが戦地に赴いており適任者がいないので残るのは君だけだと言われ驚きます。
重役を引き受けることにすると姜雪寧に招待状を渡してほしいと燕臨に頼まれます。
姜雪寧は冠礼の贈り物として注文していた隕鉄の剣を受け取るために沈芷衣に付き添ってもらい鍛冶屋に向かいます。
すると贈り物なら宝石で飾り金銀で鋳造するのに殺気あふれる隕鉄の剣で縁起悪くないかと言われ、派手な鞘が要るのは侠客だけで将軍の剣が鞘に入っている時間は少ないから問題ないと告げます。
姜雪蕙は燕臨の冠礼の儀に向かうと沈玠と顔を合わせます。謝危は燕家の先祖様たちの位牌に挨拶すると姉は死ぬ間際まで息子が生きていると望みを持っていたと燕牧から知らされ涙をこぼします。
姜雪寧は燕臨に剣を贈ると何で鞘がないのだと沈玠に聞かれるが「将軍の剣に鞘はいらない」と告げると覚えていたのかと燕臨は喜びます。
祝福ムードの中、薛燁が武器の所持を陛下は命じているのだから剣を取り上げろと命じます。すると勅命に背いたかを決めるのは陛下だと告げた姜雪寧が引っ叩かれたので怒った燕臨は薛燁を蹴っ飛ばし両家は衝突します。
ものすごく小者感がひしひしと伝わってきますね。姜雪寧もあまりでしゃばらずに黙っていれば良かったのにね。ところで燕牧は謝危が定非だと気付いているのよね?
16話|冠礼の儀
燕家と薛家の喧嘩が勃発し謝危が叱咤する中、燕牧は燕臨の冠礼の儀の準備を指示します。姜雪寧は前世では燕臨の冠礼の儀はなかったのでいい方向に変わっていればいいのだがと願います。
謝危は賛冠役を務めると沈芷衣はなんだか今日の謝危は燕臨の兄みたいだと姜雪寧に話します。
そこに聖旨を手にする薛遠が駆け付け勇毅候が逆賊と結託したと言い出します。謝危は立ち上がろうとする燕臨に動くなと命じ冠礼の儀を勧めると謝危の言葉を聞いた姜雪寧は薛遠の脅迫は見掛け倒しなのかと思います。
そして冠礼も陛下が許可したものなので共に聖旨ならば順序に基づくべきだと訴えると薛遠は儀式が終わるまで待つと言います。そして 謝危は燕臨に字は回だと発表します。
謝危は挙兵した通州の大軍は城外に着く頃ではないのかと薛遠にたずねます。動乱が起きたなら報せが入るはずだと訴えると張遮は聖旨を伝える際は読み上げるはずと告げます。
燕氏父子の爵位を剥奪し取り調べを行えと読まれるが張遮は通州から伝書鳩で知らされたようだが飛べば二時間はかかるのに詔には即刻と書かれていると指摘します。薛遠が陛下に状況を伝え陛下が玉璽を押したのちにここへ来たはずだし大罪を裁く場合は翰林院の印を押さねばならないと告げます。
翰林院の印を得るために薛遠が戻るなか、張遮は権力争いに加わらず陛下に信頼される謝危が幾度も燕家を助けるのは何故なのかと疑問に思います。
謝危は平南王の手下が通州軍営の挙兵を唆している予想していたので呂顕を向かわせており刀琴がくいとめます。
いったりきたり大変ですね、もうこの時点でほとんどの人が薛遠を信用しないと思うのだが・・・通州での軍営はうまくおさえたけど聖旨に逆らった罪で薛遠は再びやって来るのね
17話|貴妃の懐妊
薛遠が聖旨を手に再び現れた事で燕牧と燕臨は集まってくれた人に感謝し謝危の琴の音色に見送られ投獄されに向かいます。
公武衛が勇毅候府で燕家の公印や逆賊とのつながりの証拠を徹底的に探し始める中、燕牧から公印を託されていた謝危は燕家に加勢した姜雪寧に太后の不興を買うだろうから面倒は避けるよう忠告します。
薛遠が私権濫用し燕家を陥れたと訴える弾劾書が多く寄せられた皇帝・沈琅は通州は穏やかで燕家からも証は見つかっていないではないかと薛遠を責めます。
皇帝に呼ばれる謝危は囲碁を打ちながら薛遠が兵権を狙っていることを遠回しな会話で気付かせます。沈玠から志が違えば心を通わせられない、距離を置くと言われてしまった薛姝は皇太后に会いに行くが、ちょうどその時に病弱な沈琅の妃・秦貴妃が懐妊したという知らせが届きます。
薛姝はいっそのこと邪魔者は一変に消しましょうと言い計画を伝えます。
謝危は投獄されている燕牧に会いに行き、2人の命を引き換えに軍営を陛下に返上すれば薛家は焦って大きな過ちを犯すはずだと告げます。
皇太后から花見に誘われた姜雪寧は怪しいと察し言動には用心するよう姜雪蕙に告げます。皇太后は秦貴妃に花の枝を探して来るよう告げると、姜雪寧は付き添うよう命じられたので長公主・沈芷衣も庭園が見たいと仰せだったと告げます。
見慣れているから残りなさいと太后に阻止されたので姜雪寧は薛姝を誘います。そしてついてきた姜雪蕙にどうやら貴妃も巻き添えにする気らしいと告げます。
薛姝が貴妃から離れたので姜雪寧は体調が悪いふりをして一旦離れます。すると鼠に襲われた貴妃の叫び声を耳にし急いで駆け付けると薛姝が鼠に驚いて貴妃様を押し倒したなと姚惜を責めていたのでまずは貴妃様を案じるのが先でしょうと告げます。
自分が離れれば事は起きないと思っていたが姜雪寧は貴妃は妊娠している事に気付くと姜雪蕙が機転を利かせてお腹の子を守ります。
太后は姜雪寧と貴妃をまとめて葬る計画がすべてが台無しだと薛姝を叱責すると鼠を引き寄せるお香は回収したからただの事故だと思われるはずと言います。
姜雪寧だけでなく姜雪蕙もかなり賢い。前世のことを考えれば姜雪蕙の方が圧倒的に賢いことになりますね。
18話|雪の影響
謝危は陛下に燕家の公印を献上すると燕牧を説得したとは思えないと張遮は疑います。刑部の顧春芳は燕家の忠誠心も証明され獄中にとどめるのは妥当ではないが聖旨に背いた罪があるのでどうしたらいいかと相談します。
陛下から意見を求められた謝危は燕臨が聖旨に逆らった罪は免れないとはっきり告げます。
しかし貴妃の懐妊は国の慶事なので陛下が天下に大赦の意を発し燕氏の罪を減じ、一族は追及せず燕牧と燕臨のみ璜州へ送るのはいかがかと意見します。
貴妃が倒れた件で陛下が調査を命じたために姚惜が学院から出て行くことになります。あなたと敵対する人はみんな出て行くわねと薛姝に言われた姜雪寧は「あなたは運がいい、悪事はいつも他人の罪となる」と言い放ちます。
姚惜を見送るがグチグチと罵ってくるので落ちぶれることになった理由を考えろと訴え薛姝に陥れられた事を気付かせます。
姜雪寧は実家に戻ると張遮が訪ねてきて謝危と親しいのかと聞かれます。燕臨たちが流刑になったと聞かされ驚くが上奏したのが謝危だと知り動揺します。
前世では燕臨は璜州で行方不明となり謝危が皇宮に押し入った時に逆徒となった燕臨も現れたのですべては張遮が疑っているように謝危の奇策なのだろうかと悩みます。
雪の影響で離魂病の症状が再発する謝危は計画を邪魔する公儀丞を殺し目撃していた女を殺そうとするが何とか正気を取り戻すと姜雪寧だと分かり去るよう訴えます。
翌日、姜雪寧に会いに行くと「あなたの秘密には興味はない、燕臨を救うと言っておきながら何で流刑にしたんだ」と責められます。
謝危は殺したのは平南王の策士で宮中の玉如意事件や官吏の暗殺、通州軍営の反乱などすべて関与していたから生かせば燕家の憂いとなるから手を下したのだと告げます。
そして燕家が都にいながら敵と戦えば徹底的な改変はできない、これを乗り越えれば偉大なる将軍となるはずと告げます。
それにしても誰か薛姝を一回痛い目に遭わせてやってくれないかなww張遮はちょっと真面目過ぎというか頭カチカチというか・・・
19話からのネタバレは更新中