作品情報キャスト
櫻井翔・広瀬すず・江口洋介など豪華キャストで送る事件と謎が絡み合う極上ミステリー
探偵歴30年のベテラン栗田は事務所をネメシスと改名し失踪した知人の娘アンナが天才的な推理主だと気付き風間と組ませて事件解決を任せる。新人ポンコツ探偵・風間と天才助手アンナの凸凹コンビが事件を解決していくが目的は失踪したアンナの父親を捜すことだった。難事件を1つ1つ解決していくと父親に繋がるヒントは闇に葬られた20年前の事件だと知るが・・・
ネタバレあらすじ/ネメシス
第3話・美女と爆弾と遊園地
ネメシス探偵事務所の屋上でCEO栗田はアンナからカラリパヤットを習います。
自称名探偵・風間が仮病をつかって早退すると気付き2人は尾行すると彼の元に上原黄衣子が車で現われました。
元依頼人と一線を越えるとは何事だと急遽車を用意し尾行すると八景島シーパラダイスに到着するが「そんな尾行でよく30年も探偵やってましたね」と言われてしまいます。
デートをしていたわけではなく風間は恩がある社長に依頼されやってきていたのです。部屋に案内されるとそこには特捜部が設置されておりユージとタカを含む刑事達があたふたしていました。
八景島シーパラダイスは港で騒がれている連続爆弾魔ボーマの標的にされ2億を用意しないと爆破すると脅されていたのです。
依頼を引き受ける栗田は危険なのでアンナには帰るよう命じするが周囲を見渡すと明らかに変装している連中が多くいたので刑事だとバレバレじゃないかと教えてやります。
アンナは偶然であった理系大学生・四葉朋美と意気投合し、黄衣子と爆弾を探す風間はスピードに弱くジェットコースターを乗ってバテていました。
すると刑事がいる事に気付いたボーマから連絡があると爆発音が響き渡りました。
閉鎖中の店で爆破が起こり犠牲者はいませんでした。
「社長が2億円を持って園内の周遊バスに乗れ」と要求され、栗田は刑事達と一緒に乗り込むが爆弾が仕掛けられていることに気付きます。
「スピードを15キロ以内にすると爆破するぞ、昔そうゆう映画あったろ。更にプラスマイナス30キロの重力変化があっても爆破する」
携帯で繋いでいた風間は黄衣子と一緒に軽トラックでバスを追い、風間にGPSを貼り付けたアンナは朋美と一緒に身代金の受け渡しがチャンスだと追いかけます。
「窓から金入のバックを放り出しバスの後ろを走っている奴に拾わせろ」
横浜方面に向かう橋に迎えと要求され風間は従うと「Uターンして時速60キロで3つめ街灯で鞄を放り投げろ」と言われます。
ノートを開いて急いで計算する朋美は鞄が落ちる場所を知らせると船が現われたので海上保安庁にすぐ連絡するがドローンが鞄を掴んで飛んで行きました。
その後、鞄は水面に落とされるが今度は水中の中からラジコンが現われ鞄を掴み沈んでいきました。
朋美は1つは脅すため、2つめは刑事を誘導するため、・・・今までのボーマはビルを吹っ飛ばしている事で消えた設計図はないかと調べてもらうとビンゴ。
アンナは道具屋・星憲章に電話すると「相当手の込んだ強者だが俺なら可能だな。そのためには障害物がなく電波が届く範囲が必要」と言われ、ボーマは八景島シーパラダイスの中にいるのだと気付きます。
また朋美は犯人が刑事の変装やバスを尾行する探偵に気付いていたこと、そして消えた設計図の位置からボーマがいた場所と3つめの爆弾の位置をヘルムホルツ方程式で特定していました。
役に立てそうもないと落ち込む風間だがアンナと朋美から「完結編行きましょう」と言われ元気を取り戻します。
犯人ボーマは海から金を拾うと刑事たちに包囲され驚きます。風間はいつものようにアンナの説明をイヤホンで聴きながら勝ち誇って説明していきます。
プラスマイナス30キロの変動で爆破するので20キロの2億円入りのバックを下ろすと上限に50キロの余裕が生じます。これを計算しながら荷物と人を入れ替えバスから出た刑事は朋美が割り出した4つの場所から靴後を採取しました。
4ヶ月前に盗まれた水族館の設計図から地下で爆弾を発見して処理し、その時に関わっていたエンジニアから犯人に行き着いていました。
八景島シーパラダイスの3ヶ所の出口をずっと張っていたが現われなかったのでまだ中にいると判断したのです。
第4話・AIという名のもとに、
アンナは八景島シーパラダイスの爆弾事件で出会い意気投合した天才大学生・朋美と屋上でチェスを楽しむが全然勝てません。
事務所に戻るといきなりCEO栗田から「今日から女子校生だ」と言われキョトンとします。
名門女子校のスクールカウンセラー・雪村陽子から「美術教師・黒田が転落死した事件の真相を突き止めて欲しい」と依頼があったのです。
ポンコツ探偵の風間は栗田が首を振るので仕方なく断ろうとしたが名門女子校が20年前の事件に関わっているであろう「菅容子」の出身校だったので「困っている女性をほっとけない」と栗田は急展開して引き受けたのです。
名門女子校の看板に傷を付けられないと警察上層部や、校長が海外視察のため責任がある教頭・南禅寺も自殺で処理したがっていました。
上層部から圧力が掛かっている刑事タカ&ユージたちも今回ばかりは素直に探偵に協力してくれます。
生徒に扮するアンナは被害者と生徒レナが交際している噂を耳にします。どんな生徒だったのか依頼主・雪村を訪ねるとコミュニケーションがとれず学校にも来れなかったが大好きな美術室にいてもいいと励ますと学校に来れるようになったと知ります。
アンナは迷ったフリして美術室に行くと気が合い誕生日だった事から絵を描いてもらう約束をします。彼女の作品をスマホで見せてもらうと「手の甲にほくろがある人と手を繋いでいる写真」と美術室の中からデッサンモチーフが消えている事に気付きます。
刑事たちに合流する風間は塾の講師をしていた時の教え子でAI開発の天才である姫川を呼び付けます。
彼のおかげで全員のスマホにアクセスにして一変に事情聴取を取る事が可能になりAIによって嘘を告げていた者が4人に絞られました。
「依頼主の雪村、被害者と交際している噂があったレナ、そして生徒でいつも二人でいる西野と南」
刑事たちは用務員の目撃時間と彼女たちの証言が違うため問い詰めると西野と南がいきなり自白したので驚きます。しかし、姫川は犯行は不可能なはずとつぶやきます。
そこに教頭の南禅寺が現われ「学校の尊厳のため話していなかったが雪村と被害者は交際していた」と言いました。交際が禁じられているため雪村は言えなかったと謝罪するが事件時にどこにいたのか聞かれると俯いてしまいます。
西野と南は嘘など付いていませんでした。用務員は掃除しながら鏡を通して時計を見ていたため嘘を付いている自覚はなく二人のアリバイは正しかったのです。
ではなぜ自白したのか?レズビアンの二人は認めてくれた雪村が刑事に疑われていると知り守るために嘘を付いていたのです。
雪村が口を閉ざしていたのは交際しているレナと教師の平が資料室で密会しているのを目撃したからです。・・・となると教師の平と資料室で一緒にいたと証言した教頭の南禅寺が嘘をついていた事になります。
南禅寺は平教師とレナが交際しているのに気付き「このままでは学校にいられなくなるからアリバイを作ってあげる」と告げ自分のアリバイを作っていたのです。
南禅寺は被害者・黒田に恋心を抱いており「雪村と別れないと名門学校にいられなくなる。別れないとすべて教育委員会に報告してやる」と言い放ったがスマホで録音されていたのです。
盗んで水没させたスマホの場所に黒田を呼び出し美術室からデッサンモチーフを投げて殺害したのです。生徒が落下したのを見たと証言したのは黒田ではなく工事現場と同じブロックだったのです。
遅れてやってきたCEO栗田は菅容子の記録を調べようとしたが何者かに先回りされていました。根こそぎ盗んでいくと彼女の声がテープに記録されており遺伝子工学の道に進んだのは自身の病気を解明するためだと知ります。
彼女は高校生の時に遺伝性大脳変性症(通称HSCM)を発症していました。