作品情報・キャスト
妻を亡くした会計士ワトソンは娘リンを連れてロサンゼルスのユニオン駅に到着するが警察官と名乗るスミスに拉致されてしまいます。
カリフォルニア州知事を殺さないと娘の命はないと脅されたワトソンはどこで見張られているのか分からず誰にも助けを求められない中、娘と州知事を救う方法はないかと試みるが・・・
ネタバレあらすじ/ニック・オブ・タイム
会計士のワトソンは娘リンを連れてロサンゼルスの駅に到着するとスケートに乗る若者がちょっかいを出してきたのでゴミ箱を倒し転ばせます。
「転ぶと危ないからヘルメットを着用しろ」と忠告した時に、
警察手帳を持つMr.スミスとMs.ジョーンズから職質をかけられ何故か車に乗せられます。
リンを人質に取られボナベンチャー・ホテルにいる女性を殺せと脅迫されます。
銃と一緒に手渡された封筒の中には大口支援者IDとスケジュール表、そしてエレノア州知事の写真が入っていました。
ワトソンの傍には常にスミスが付き纏い殺らなければ車で待機するジョーンズにリンが殺されてしまいます。
暗殺計画
ワトソンはホテルに到着してから、はじめて演説会をするエレノア州知事がターゲットだと分かります。
演説会は終わった後でありスケジュール表を見て移動するとエレノアが乗るエレベーターに大口の支援者として同乗できました。
ワトソンは助けを求めようとするが途中からスミスが乗ってきたため何も言えません。
殺せなかったワトソンは絶好のチャンスを逃した事で殴られ次の記者会見の時に必ず仕留めろと言われます。
靴磨きのヒューイに小声でなんとか説明して助けを求めた時、外にリンを乗せた車を発見し駆け付けます。
しかし、リンは寝ており銃撃戦となったらリンだけでなく関係ない周囲の者まで巻き添えを食らうと思い仕方なくホテルに戻ります。
記者会見に行くと銃を持っているワトソンは何故か警備を簡単にスルー出来ました。
脅迫され苛立ったワトソンはスミスがジョーンズと連絡を取り合っている無線機を取り上げ警備員にスミスが銃を持っていると密告します。
「銃を持っているのはワトソン、君もだろ」
エレノア州知事が会見している時に、
ワトソンは女性秘書に銃を突き付け知事暗殺に強制的に参加させられていると訴えます。
女性秘書に助けられ安堵するワトソンだったがエレノア州知事の夫ブレンダンなども暗殺計画に加担しており秘書はスミスに殺されてしまいました。
救世主
ワトソンは少しでも時間稼ぎをするためヒューイに靴磨きをお願いします。
その時にスミスも客としてやってくるがヒューイは元軍人で耳を負傷していると聞いていたワトソンは、わざとその事を口にしスミスにリンの声を聞かせて欲しいとお願いします。
ヒューイはワトソンが前に話していた事は本当なのだと気付きまったく聞こえないフリをしました。
「ワトソンがボール・ルームにいるエレノア州知事を殺さないとリンが殺される」
暗殺計画に加担している者が多数存在し味方はエレノア州知事だけだと知ったヒューイはホテルで働く仲間を使いワトソンを誘導させます。
結末
ヒューイに呼び出されたワトソンはホテルマンの衣装に着替えさせられ掃除係に案内されて仮眠をとるエレノア州知事に会う事ができました。
すべてを話し最後の演説を中止するよう願い出るが大声を出され逃げ出します。
リンを助けるためにはもう従うしかないと思うワトソン。
しかし、
エレノア州知事は気分が悪いから中止するよう伝えると夫から必死に反対され秘書がいない事に気付きワトソンの話は本当だと知るのです。
ワトソンは会場でスミスに向けて発砲した後、天上に向けて更に発砲して混乱させます。
急いでリンがいる車に向かうとヒューイによってジョーンズは殺られていたが一足早く到着したスミスがリンに銃を向けていました。
ワトソンは背後からスミスを撃ち殺しリンを助け暗殺計画を防ぐことに成功しました。