風起西州~烈風に舞う花衣~
グーリー・ナーザー×ティミー・シューの再共演でおくる「風起花抄~宮廷に咲く琉璃色の恋~」の続編!
夫婦となった琉璃と裴行倹が西州を舞台に次々と巻き起こる戦と政争に立ち向かう。
全話視聴し見所キャスト、全37話あらすじ一覧、最終回結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
前作「風 起 花 抄」で母親を死に追いやった仇敵への復讐を果たした琉璃は裴行倹と夫婦となったが皇帝の叔母である裴氏一族の頂点に立つ臨海大長公主が強敵となって現れる。
協力して乗り越えていくが裴行倹が武昭儀の怒りを買い辺境の地・西州に左遷されてしまい、絶え間なく攻め寄せる突厥との戦いと、野望にまみれた政争など、数々の試練に果敢に挑んでいく
ネタバレ感想|風起西州
31話|大氏族たち
亀茲の反乱軍は数千足らずだが怛篤城で邪魔をした裴行倹と麴家を陥れるため、大総管となった蘇海政は全軍の兵糧として20万石を徴収するよう西州に軍令を発します。
麴智湛と麴崇裕は3千足らずの敵に兵糧20万石に冬着と布を要求するなんて軍費を必要以上集めて私腹を肥やすためかと苛立ちます。
裴行倹から軍令を聞かされた庫狄琉璃は夫と麴家に恨みを晴らすためだと瞬時に見抜きます。
西州には12万石の備蓄があるので都督は大氏族たちから買い取るしかないと思います。麴崇裕は引き渡しの日には三割増しの価で誠意を示すから力を貸してくれと告げるが火事泥棒をする奴は覚悟をしとけと念を押します。
裴行倹は蘇南瑾が500の精鋭と亀茲を発ったと知り、民に戸税を納めさせないためか、買い付けを邪魔するために来るのか、目的ははっきりしないが警戒します。
西州にやってきた蘇南瑾は20万石を準備する目途が立っていたので裴行倹は先を読める能力でもあるのかと苛立ちます。
都督の先が短いと知り後を継ぐのは麴崇裕か裴行倹しかいないので大氏族に目を付けます。
母親の誕生祝いの招待状が張懐寂から届き、当然忙しい裴行倹と麴崇裕は参加できないがタイミングよく蘇南瑾がやってきたので繋がっている可能性はあると疑います。
麴家を裏切る度胸があるとは思えないが蘇南瑾は今や大総管の息子であるため警戒せねばと思うと2人が茶楼で密会していたと庫狄琉璃から伝言を受けます。
宴に参加しないのを見込んで大氏族を懐柔する気だと確信し、大氏族の備蓄を書いとる件はうまくいきそうにないと思います。
そもそも徴収を命じられてバタバタしている時に宴とかアホなんかな・・・大氏族たちさ、裴行倹と麴家がいなかったら西州は栄えてもいませんよ。
それにしても蘇氏親子しつこいね・・・、これって武皇后と繋がっているのだから報告すればいいのに、ただでさえ略奪の件を陛下は知っているのだからさ。
張懐寂は張敏娘を蘇南瑾に嫁がせようとしているのか、しょうもない
32話|婚礼の日
王君孟は西州の大氏族たちが蘇氏父子と手を組んで麴家を潰す気なんだと悟り、面子をつぶすな、恩を仇で返すなと父親に訴えます。
麴崇裕は張家の娘を平妻に迎え男たちに大総管府の属官の地位を与えて大氏族たちをうまく味方に付けたようだと察します。
蘇南瑾に惑わされ良心を失っていると王君孟に言われるが苦楽を共にしていたのに僅かな利益のために裏切るのだから良心などもともと持っていないだろうと告げます。
予想通り十分な量の穀物が集まらないので裴行倹は備えはしなければと思い大総管府を見張ってくれと頼むが、民の虐殺や略奪を行うことに迷いをもたない奴だと怒りに満ちていたので麴崇裕から酒を取り上げます。
麴崇裕は裏切れば倍の報復を受けることになると分からせるためにこれからは大氏族に財政や税務に口出しさせる気はないと言います。
蘇南瑾は張敏娘と婚礼を挙げることにしたと報告するが、今や裴行倹の義妹だから裴行倹の義弟となるなと麴崇裕に言われ席を離れます。
張懐寂は敦煌張氏の血を引くものが重罰を受けていたので兵糧の一件が原因だと屋敷を買った蘇南瑾を訪ね、都督が公務に復帰し大氏族の子弟の過ちを見つけては厳しく罰していると告げます。
指示に従って米を買い集めているが有り余っているので大氏族たちも身代を潰してしまうと訴えるが期日締め切りまで忍耐力勝負だと言われます。
麴崇裕は張敏娘と蘇南瑾の婚礼の場に招かれていないが顔を出し穀物を買い集めた隊商が戻ったと告げます。二重に喜ばしいと酒を飲み失礼すると麴家を裏切っていた大氏族たちは激しく動揺し張懐寂を責めます。
大氏族たちから500の部曲を徴収して何やらしでかすつもりのようだが、麴家も裏切り者の大氏族を許さないでほしい・・・たぶん許すのでしょうね
33話|危険な輸送任務
都督は輸送の件について皆を集め相談すると王君孟は蘇南瑾の屋敷の500人の兵は一騎当千の精鋭らしく更に500人を練兵しているそうだから各輸送部隊に分散し総指揮を任せるべきと進言します。
蘇南瑾は冬の出征に最も重要な冬着と布の輸送に間違いがあってはならないと軍令が下されたので私の兵は冬着と布の部隊に付けると言います。
王参軍が商人らと面識もなく地理も疎いので総指揮は別の人がいいでしょうと進言し、それを聞いた麴崇裕は冬着と布以外は任せると言うことか、だったら婚礼の祝宴で飲ませるべきだったなと笑います。
麴崇裕は無地に運べば大手柄となる貴重な機会だと告げ蘇南瑾の義従兄である張懐寂に役目を押し付けます。
都督は最初から経験のある者はいないと言い放ち自分はうまみのある任務だけを選んで苦役は他人に任せようと思っているのかと言い放ちます。
裴行倹はさすがに経験ない者には無理があると思い同行すると名乗り出て麴崇裕にも同行を願います。
麴崇裕は何を考えているんだと内心思い、蘇南瑾は好機だと笑みを浮かべます。
20万石の兵糧が届くと報告を受けた蘇海政はどうなっているんだと困惑すると蘇南瑾が500人の部曲を奪われ自らも随行すると知らされます。
なんとしても裴行倹を潰したい蘇海政は輸送部隊を攻撃して生きて西州に帰すなと軍令を下します。
蘇南瑾は途中で隊列を離れ裴行倹と麴崇裕は前進すると馬賊の大軍に襲撃されるが前もって援軍を要請していた方烈が1000騎の兵で駆け付け馬賊に扮した兵を殲滅します。
兵糧を無事に運び終えるが蘇南瑾が事の露見を恐れて西州に戻ったと庭州長史から知らされます。
馬賊に扮した兵の首を蘇海政に送り様子を伺っていると600人全員を葬ったのかと聞かれ忠実で見目の言い者は都督に送り後は始末したらしいと告げます。
裴行倹と麴崇裕の手柄が知れ渡ると庫狄琉璃たちのもとには貴婦人からの招待が絶えません。鏡唐は日和見な連中と付き合えば時を無駄にすると言い阿史那雲伊は笑います。
そこにお目にかかりたいと張敏娘がやってくると何度も門前払いしていた阿史那雲伊はうんざりした表情を見せます。
庫狄琉璃は張敏娘が絵を掛ける場所で悩む人にはどうしても思えず執拗に阿史那雲伊の絵を見たいと催促していたので何のためかと口にすると茶を口にする鏡唐は帰り際に私を誘ったのは断らせるためだと気付き様子をみにいきます。
鏡唐は何か探れたのかと張敏娘に言い放つとタイミングよく麴崇裕が帰還したので出迎えに行きます。阿史那雲伊が大いに喜ぶ中、麴崇裕は張敏娘がいるのを目にしこの屋敷にあの手の輩を通すなと指示します。
阿史那雲伊は純粋で天然だから謝罪されたらすっかり許してしまうのよね。方烈の存在を忘れてたけどそういれば裴行倹が文を出すようなことを庫狄琉璃に話してましたね。
34話~のネタバレは更新中