作品概要/キャスト
チャン・ジャーハン&ジュー・ジンイー共演による宮廷ラブロマンス時代劇
大虞国、恒京令の次女・傅容は街で人気の仮面の文人・掬水農夫が開く文芸評論会での不吉な夢を見て屋敷を見張ると護衛に追われるが軍部の横領事件の真相を探る粛王・徐晋に救われる。傅容は掬水農夫の屋敷に書生として置いてもらうことになるが彼の正体は安王・徐平だった。会うたびに厄災が降りかかる粛王との悪縁を断ち切りたい傅容は占い師の助言を受け粛王の軍営に潜り込むが・・・
「如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~」全話あらすじ一覧はこちら
全40話で紹介します
ネタバレ感想/如意芳霏
5話・裏の顔
事件の黒幕を暴くため、粛王(徐晋)たちは酔春閣の部屋に簪を刺し向かいの酒楼に人が集まったところ差し押さえます。
信都侯府で跪く斉策と秦卿は拠点を悟られた理由が分からないのかと叱責を受けます。
五日以内に突き止めろと命じられた斉策は秦卿に勧められ母親と妹・斉竺を遊山見物と偽り都から逃がします。
「酔春閣に来られよ」と文が届いたので斉策は向かうが何しに来たのかと秦卿に聞かれ罠だと気付きます。
傅容は斉策が頻繁に妓楼へ通っている証拠を掴み結婚を阻止するために傅宣を連れて向かいます。傅容は斉策がいる部屋を叩くと剣が突き出てくるがそこに現れた徐晋に救われます。
徐晋は自分が浮気しているのかと疑って来たのかと傅容に訴え誤魔化すが、傅容は斉策の頬を引っ叩き両親はあなたを信用して縁談を承諾したのに裏で妓楼に入り浸っているとは傅府を面目を潰す気かと言い放ちます。
傅宣は周りにいる者が武器を隠し持っていることを察知し絶縁を宣言しその場を去ります。
徐晋や呉白起、許嘉たちから恐れを知らない姉妹だなと話しかけられると傅宣は他に何を隠しているのかと聞きます。
傅容は斉策が皇子の暗殺を企てているのだと教えると呉白起は自分が女好きで妓楼にいたのではない事が分かったかと傅宣に訴えます。
徐晋は斉策と逃げ出すところが狙い目だと察知し秦卿と共に夜中に逃亡しようとしたところ一気に包囲して捕らえます。
徐晋は皇帝に謁見し都に戻ってから三度命を狙われたことを告げると初耳だと驚かれるが提刑司按察使が関与していた事を知ると納得されます。徹底的に調べろと許可を得るが母・淑妃に会いに行ってやれと言われます。
淑妃は大きくなったと再会を喜ぶが、徐晋は公務があると告げてすぐに帰ったため5皇子からは非難されます。皇后が亡くなり天煞孤星だと言われた徐晋は幼い身で宮廷を追われ辺境に送られたのだから無理もないと告げます。
6話・灯籠流し
成王の母・端妃は母君の墓前に伏す斉竺に感銘を受けると話を聞いた大虞皇帝は清平県主に冊封しました。
牢獄されている斉策は妹が破談になって路頭に迷うより端妃の養子になったほうがいいだろうと組織の者に脅され、妹を守るために偽りの供述をして自害しました。それにより徐晋は黒幕を暴くための手がかりを失ってしまいます。
端妃の養女となり宮中へ入った斉竺は母と兄の後を追おうと入水するが徐晋に助けられます。すると斉竺を探しに傅容がやってきたので見を隠します。傅容は倒れている斉竺を発見し端妃に利用されるだけだと心配すると「脅かす存在になることを恐れているのか。兄か言ってた通りあなたは邪悪だ」と言われショックを受けます。
鳳来儀と如意楼の間では盗作疑惑が持ち上がり呉白起から疑われた傅宣は絵巻を取り違えた時の絵と一致している事に気付きます。
貴店の絵師と公開で着想を討論させてと訴え嫌疑を見事に晴らすと呉白起は当店にある書画を撤去し売上金の半分を払い謝罪します。
傅容は掬水農夫(安王・徐平)が母親に会いたいというので願いを書いた灯籠を川に流します。石に引っかかるのは縁起が悪いので川に入って行きどけると既に母親を亡くしている掬水農夫だが気持ちが嬉しく感謝します。
7話・秘められた過去
傅容は掬水農夫の仮面を取ると幼馴染だったので驚きます。
柳如意が捕らえられたと顧沅から知らされた傅容は首飾りの下絵を見に行くと普通のものだったので何で淑妃の嫌う牡丹の首飾りを届けたのか困惑します。宮中の尚服局が髪飾りを外部に作らせる場合は端妃の姻戚である呉家の店に委託するのに何で如意楼に依頼が来たのか不思議に思います。
傅宣は鳳来儀と端妃が手を組んだのかと疑い呉白起を訪ねるが彼の様子を見て初めて知ったようだと思います。
傅容は董方礼が乗る馬車を遮り罪滅ぼしに作り直したいと訴えるが聞き入れてもらえません。董府の前で夜通し跪くと見かねた徐晋が密かに取りなし機会をもらいます。
ちょうど如意楼の者たちは皆律儀であり大それた真似などできぬはずと呉白起が訴えに来たので淑妃が喜ぶ品を作り直すよう伝言を託します。
掬水農夫は1人で頭を悩ませる傅容に花束を届け、それを見て考えたらどうかと告げるが話の流れから粛王が弘福寺で燭台を倒し火事を起こしたと聞かされます。
その火事で母親が命を落としたので驚く掬水農夫だが10年前の話なので死因を確かめたいと文刑に告げると如意楼は見合う額の報酬さえ渡せば密事を調べあげると教えられます。
8話・晴天の美景
花畑を探しに玉山に向かう傅容は掬水農夫(徐平)が来てくれたことですんなり発見し感謝します。
しかし自分を守ろうとして徐平が蛇にかまれ意識を失ってしまい慌てて介抱します。徐平は10年前に別れた母・温太妃の夢を見ます。
如意楼に戻った傅容は師匠・柳如意を釈放するため皆と力を合わせ淑妃に気に入られる髪飾りを作りはじめます。
徐晋は淑妃を訪ねると、ちょうど皇庫御史の董方礼が傅容を連れてやってきたので様子を伺います。傅容は髪飾り「晴天の美景」を献上すると気に入ってもらえたので禁忌を知らずに罪を犯した柳如意を許してほしいとひれ伏して願います。
何も知らなかった淑妃は侍女たちが罰したことを知り今度勝手な真似をしたら追放すると叱責します。柳如意を評価していた淑妃は伝達がおろそかになったのだろう言い傅容が首飾りを持ってきた意図を把握します。
傅容たちは柳如意を迎えに行き董方礼に力添えを感謝すると徐晋のおかげだと知らされます。傅宣は真相を確かめる前に疑ってしまったので呉白起に謝罪します
徐平は如意楼に依頼した件が届き確認すると母親が弘福寺にいたときに粛王と兄の側近・汪太監が訪ねており火事のあと徐晋が辺境に送られているので間違いないようだと思います。
清平県主に冊封の宴への招待状が届き傅容はまた斉竺と親友だったころに戻れるかもしれないと喜びます。
覆面姿の柳如意は董方礼の屋敷に侵入し25年前の謀反事件は覚えているかと訴えます。
数人の書生が生活のために記した書物が改竄されて謀反の証拠とされ関係者は斬首されました。全部合わせると蜀の絶景が現れる12枚のうち10枚の扇は悪徳商人・呉佑が手にしていたが牢獄されているので接触を願うと端妃の側近が罠を仕掛けてきたので柳如意は乗っかってわざと捕らえられたのです。
協力を拒み過去の事実が露見すれば築き上げた名声は一瞬で崩れると告げ姿を消します。董方礼は牢を確認しに行くと呉佑は殺されていました。